「やってみたい!」と注目の美容施術。自身も多くの施術を試している友利先生に、読者から寄せられた素朴な疑問をうかがいました。
ぶっちゃけ、どうする?
使い試し&体験ルポてんこ盛り
美容ギア&美容医療 リアルと本音レポート
美容医療の選び方&受け方
Q 若いうちにやらない方がいい施術ってある?
A 段階があります。いきなりメスはNG!
例えば小顔やリフト効果を狙うなら、まずはハイフ、次に糸リフト、最後の選択肢としてフェイスリフトを。同じ部分に何度も手術はできないので、人生2回くらいのチャンスと考えて計画を。また、日頃のケアで肌の質感を上げておくと、施術がより効果を発揮します。
Q これまでに受けた施術、ドクターに言う必要ある?
A 注入は種類を把握しておくのがベター。レーザーなどは不要
照射系の施術は必要ありませんが、例えばスレッドリフトは無限にできるわけではないので、他院で受けた場合は伝えてほしいですね。注入は触れれば入っていることがわかりますが、種類まではわかりません。修正する場合には知りたいので、種類もきちんと控えておいて。
Q 美容医療って継続しないとダメなの?
A やめれば次第に戻るのは事実
美容医療は老化を止める根本治療ではないので、継続しなければ徐々に戻ります。それを気にするなら定期的に受ける必要がありますが、ハレの日の前に受けるなど必要な時に行うのもいいですし、ある程度のところで止めるなど、緩やかな気持ちで付き合うのがいいですね。
Q 20代からやっておくと良いおすすめ施術は?
A ピーリング。毛穴やくすみ対策に
今はピーリングの種類が増え、ニキビはもちろん、色ムラや黄ぐすみをとったり、コラーゲンやエラスチンを増やすものも。劇的には変わらないけれど安全だし、数カ月に1回やると肌の質感が上がります。
Q 自分に合うドクターの見極め方は?
A 美意識が合うドクターを探すこと、そして長期計画をもつ!
理想の仕上がり感には個人差があるので、その感覚が合うドクターを見つけて。また、長期的イメージや計画も大切。例えば糸リフトをしていると、メスを入れるフェイスリフトはやりにくくなります。将来、メスを入れる施術をしたいと思っていたら、糸リフトは避けるなど、計画をアドバイスしてくれるドクターであるかも重要です。
Q アラサーで行うべき治療って?
A 脱毛と色ムラ対策
私自身、20代で脱毛してすごくラクになったと思います。また、大きなシミが出ないように光治療やトーニングなど色ムラ対策をしておくのもおすすめ。
Q クリニック選びで注意すべきことって?
A まずカウンセリングに行く。すぐに決めない!
特にダウンタイムが大きいもの、メスを入れるものについてはカウンセリングを受けて考える、セカンドオピニオンを受けるのがおすすめ。即決をするのは考えものです。お金を払うのも、満足するのも自分です。ちゃんとした知識をもち、時にはノーと言える自分でいましょう。
MAQUIA6月号
取材・文/高見沢里子 構成/髙橋美智子(MAQUIA)
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