皮脂過多が原因の「開き毛穴」を引き締める極意。まずは混合肌か脂性肌を見極めて！

いろいろな要因が絡み合って一筋縄ではいかない大人の毛穴。どんなタイプかを見極めたケアが解決への近道に。今回は、皮脂過多が原因の「開き毛穴」の特徴やお手入れ法をレッスン。

開き毛穴

混合肌？ 脂性肌？ 肌質でケア法を変えて
「皮脂分泌が多いと毛穴は常に開いた状態で、目立ちやすくなってしまいます。“もともと皮脂過多詰まり毛穴”とトラブルを引き起こす原因はほぼ一緒なので、糖質過多な食習慣を改善したり、皮脂コントロールのケアをすることでテカリにくい肌に。また詰まりがないのであれば、Tゾーンは皮脂が多く、Uゾーンは乾燥しやすい混合肌の可能性も。後者の場合は、保湿ケアの見直しが急務。季節によって脂性肌⇆混合肌になることもあると思うので、肌状態に合わせたお手入れにシフトするのも大切です」（貴子先生）

「混合肌の皮脂バランスを整えるには“保水”が大切。油分の多い濃厚なクリームではなく、保湿力の高い化粧水、ローションパックなどで肌にしっかり水分を与えましょう。潤いの蓋もジェルなど、水分が含まれているアイテムの方がおすすめです」（貴子先生）

「前述のように、このタイプは重いクリームより保水できるアイテムが適しています。ローションなどで保水後、肌に潤いの蓋をする場合はジェルクリームなど、油分が多すぎず、ベタつきにくいテクスチャーのアイテムをセレクトしましょう」（貴子先生）

「脂性肌が毛穴を引き締めるためには、皮脂腺にアプローチする成分で根本からのケアが必要。ライスパワー®No.6は皮脂分泌抑制を認められた有効成分。この成分入りの化粧品で皮脂量をコントロールし、毛穴の開きを予防して」（水井さん）

「肌の上に皮脂が常にある状態なので、“酸化皮脂”にも気をつけましょう。酸化皮脂はくすみ、ニキビ、毛穴ダメージなど、様々な肌トラブルを引き起こします。昨今は肌のブライトニングにも関係があると言われています」（水井さん）

MAQUIA 4月号
撮影／橋口恵佑　イラスト／齋藤よしこ　取材・文／松井美千代　構成／山下弓子（MAQUIA）

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