年齢を重ねて肌が変わるのは当然のこと。その年代らしさをポジティブにとらえ、楽しく賢くスキンケアして「肌をデザイン」してみない？
どの年代でも「その時だけの肌」を楽しむことが「イイ感じ見え」を呼ぶ！
ポジティブ発想スキンケアで肌をデザインしよう！
若かった頃の自分をベンチマークにしないで
変わりゆく自分をポジティブに楽しもう
「私たちは日々不安やストレスの材料を拾ってしまいがち。スキンケアするときも、鏡に向かって自分の肌にダメ出ししてしまったり。自分の肌に対してネガティブになるのは、他人や、今より若い自分をベンチマークにして、比較してしまうから。それでは、せっかく“今、輝いている肌”のいいところが評価されず、かわいそうです。肌には、そのときしか楽しめない美しさがあります。この年齢の、今日の肌を好きになって、もっと味わわなければもったいない（笑）。大切なのは、『肌はこうでなければならない』とか『肌はこうお手入れしなければならない』といった、マストの発想を手放すこと。マストの発想だと、どうしても年齢に抗いたくなり、抗うことで自分自身を苦しめてしまいます。『あきらめはしないけれど、ありのままでいい』と割り切ったとたん、気持ちが楽になり、肌を前向きにデザインできるように。そのポジティブさがあなたを、あなたの肌をイイ感じにしてくれますよ」（小林ひろ美さん・以下同）
考え方をちょっと変えれば
自分の今の肌をもっと愛せる♡
Around 30 アラサー（28~33歳頃）
女っぷり満開の肌を満喫すべし。
ストレスぐすみを回避できれば、愛され肌黄金期に
「ぽつんとできたシミなど、小さなことばかりを気にしているのはもったいない。ストレスぐすみに気をつけて、アラサーのパーンとハリのあるきれいな素材を存分に活かして」
Middle 30 ミドサー（34~37歳頃）
まろやかなしっとり肌で周囲を魅了。
エイジングの芽を素早く摘めば、上質肌成熟期に
「肌のテンションが少しゆるみ、イイ感じのまろやかさに。シワや目尻のたるみ、毛穴目立ちなどのノイズを丁寧にケアすれば、しっとりと上質な大人肌をアピールできます」
Around 40 アラフォー（38~44歳頃）
多少のアラで、かえって味のある肌に。
エイジングと上手に付き合えば、こなれ肌育成期に
「シミ、シワ、たるみは出てくるけれど、きちんと手をかければ、むしろそれがこなれた魅力に。投資した分だけ実感がともない、まさに自分の肌を自在にデザインできます」
MAQUIA5月号
撮影／天日恵美子（小林さん、モデル） 橋口恵佑（物） ヘア&メイク／広瀬あつこ（小林さん） 高橋里帆〈Happy Star〉（モデル） スタイリスト／程野祐子 モデル／樋場早紀 安座間美優 高田里穂 構成・文／小田ユイコ 企画／村岡真知子（MAQUIA）
最終更新日：
MAQUIA2024年8月22日発売号
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