マキアスペシャルユニットHAMが再集結！ 小嶋陽菜、石井美保、友利 新の最強ビューティ集団が、心を捉えたヒットアイテムや、記憶に残るトレンドを振り返る。今回は、アイ＆リップメイク編をお届け。
マキアスペシャルユニットHAMが再集結!
小嶋陽菜×石井美保×友利 新
私たちが今こそ推したいコスメ
HAM的「ベストコスメ2023上半期」とことん語らせて♡
メイクアップ編
目元の「一点盛り主義」から「全体メイク」に気持ちがシフト
大人の白湯メイクは
陰影と血色が必須に
石井マスク解除で目元集中から全体メイクに変わったことで、目元は発色を抑えるように。白湯メイクブームもあって薄づきなものが増えているけれど、私の世代はある程度の陰影が必要。その点、ルナソルの18（A）やエクセルのCX01（B）は大人の白湯メイクに最適だと思う。
友利 私は以前から目元に薄い色を塗ることが多かったけれど、今までのものが濃く感じるくらい今期はシアーな色づきが多かった。エクセルはちゃんと立体感が出る点が優秀だし、スナイデルの09（C）は目元に透明感を出してくれる透けるブルーがすごく使える。ギラギラしない砂金みたいに繊細なラメも最高！
小嶋中華メイクはよくチェックしていて、白湯っぽいベージュ系グラデも普段からやっています。中国でバズったM･A･Cのクリームシャドウ（E）は上下のまぶたに使えて、軽く強弱をつけるだけで顔が華やかになるから好き♡
石井 それ、ずっと売り切れ中なのよ〜。私は下まぶたにはボビイ ブラウン（D）を愛用。適度に血色感があって大人も使いやすいよ。
A ナチュラルに骨格を引き立てる絶品ベージュパレット。ルナソル アイカラーレーション 18 ￥6820／カネボウ化粧品 B どの色を組み合わせても洗練された目元が叶う、ジャストな発色が魅力。エクセル リアルクローズシャドウ CX01 ￥1650／常盤薬品工業（サナ） C 透明感のある可憐な色づきとセンシュアルな質感が旬ムード。アイデザイナー 09 ￥6380／スナイデル ビューティ
D 崩れ知らずの密着力＆程よい血色感で涙袋メイクに最適。ロングウェア クリーム シャドウ スティック 71 ￥4510／ボビイ ブラウン E 柔らかなミルキートーンが目元に甘さを加えるマットなピーチカラー。プロ ロングウェア ペイント ポット アート セラピーチィ ￥3960／M･A･C
リップはグロス回帰。「粘膜みたい」なウォータリー発色が気分
軽やかなグロスで
口元の解放感を満喫
石井 やっと口元が解放されたから、今はマットなものを塗りたくなくて。 粘膜みたいにみずみずしいグロスが好きで、よく使うのはリリミュウの01（A）。ベージュリップの中央に重ねて赤みを足すのだけど、ティントだから滲みにくいよ。
友利今期の肌は軽めだから、唇も自然な血色がいいよね。ジルの05（B）はプランプ効果もあるし、透明感が出るローズカラーも◎。
小嶋 使ってみたい！ 私もずっとグロス派で、ディオールの027（C）は発色もツヤ感もいい感じ。
友利 私も027は大好き。1本でしっかり発色するし、ゴールドラメが入ってるから顔なじみも抜群！
A ツヤをたたえた透けレッド。リリミュウ ミューテッドシアーティント 01 ￥1870／コージー本舗 B 濃密なツヤがふっくら感を後押し。ジルスチュアート クリスタルブルーム リップブーケ セラム 05 ￥3740／ジルスチュアート ビューティ C 3人が愛用する殿堂入りカラー。ディオール アディクト リップ マキシマイザー 027 ￥4620／パルファン･クリスチャン･ディオール
眉も「存在感薄め」くらいがちょうどいいバランス
こなれ感を醸し出す
ミルキートーンがIN
小嶋眉はあまり主張させない方が今っぽいと思うんですが、昔流行った薄眉とは色みがちょっと違うんですよね。RMKの03（A）はこなれたムードになる気がします。
石井 少し前までは赤みやテラコッタが多かったけど、今はミルキーなトーンで抑える方向かも。フジコの05（C）は、ブラウンで描いた後に明るいパウダーを重ねて、要らない部分の存在感を薄めるっていう発想が新鮮。
友利 私はエレガンスの眉マスカラが好きなんだけど、新作のBR20（B）は少しだけ白が入ってミルキーな茶色になったの。それだけでグンとイマドキになるなと思った！
A グレーがかったソフトなニュアンスがおしゃれ。アイブロウ カラー 03 ￥3520／RMK Division B 見たままの色に仕上がる高発色な新作は、眉に立体感を生むフィルムタイプ。エレガンス フロッキー アイブロウ マスカラ BR20 ￥3850／エレガンス コスメティックス C 繊細なカラーのレイヤードで、抜け感たっぷりな眉に。フジコ 足しパレ 05 ￥2090／かならぼ
目元を「黒で締める」のが今また新鮮で楽しい!
ラインを制する者が
目元トレンドを制す
友利 アイラインは黒が戻ってきた感じ。トレンドの白湯メイクって目元の色みを抑えているけれど、私たち世代がそのままやると本当に目元がボヤけちゃうじゃない？ なので、締め色は絶対に必要だと思う。
小嶋中華メイク全般で見ると、アイラインはきっちりなことが多いかも。私は最近ケイトのジェルライナー（A）をよく使ってます。
石井 細くて便利よね。あとは、UZUのブラウンブラック（B）もすごく使える！
友利 黒だけど黒じゃないっていう点がポイント。目元をしっかり引き締めつつ、程よく抜け感を出せる計算された色みだよね。
A なめらかな描き心地＆速乾性が秀逸。ケイト レアフィットジェルペンシルN BK-1 ¥1210（編集部調べ）／カネボウ化粧品 B わずかな血色感が使いやすさの鍵。アイ オープニング ライナー ブラウンブラック ￥1694／UZU BY FLOWFUSHI
MAQUIA8月号
撮影／中村和孝 ヘア＆メイク／中村未幸（小嶋さん分） 榛沢麻衣（友利さん分） ヘア／Ruri（石井さん分） スタイリスト／渡邊 薫（小嶋さん分） 槇 佳菜絵（友利さん分） 青木宏予（石井さん分） 取材・文／真島絵麻里 構成／火箱奈央（MAQUIA）
※本記事掲載商品の価格は、税込み価格で表示しております。
最終更新日：
MAQUIA2024年11月21日発売号
集英社の美容雑誌「MAQUIA(マキア)」を無料で試し読みできます。マキア1月号の大特集は「絶対、失敗しない！ベストコスメ2024下半期」。通常版の表紙は有村架純さんです。
