河北さんの代名詞とも言えるセンシュアルメイクと、みちょぱが出会ったら……? 普段はクールなイメージが強い彼女の姿に、ちょっぴり“甘さ”をプラスしたら新たなる魅力が開花!
河北メイクで引き出す素の美しさ
新しいみちょぱ「センシュアルな私」へ
いけだ みゆう●1998年10月30日静岡県出身。「みちょぱ」の愛称で知られる。ファッション誌のモデルやバラエティ番組出演など多方面で活躍。アクセサリーブランド「uiazis」のプロデューサーも務める。
テーマ2 甘めセンシュアル
「甘い」だけではない層を重ねて奥行きを
河北 今回のメイクではチークで甘さを少し足してみようか。
みちょぱ 甘めもチークも苦手だから普段はやらないかも。
河北 それはどうして?
みちょぱ 舐められたくないんで。
河北(笑)。言いたいことはわかるよ。だから、プラスする甘さは「ひとさじ」でOK。
みちょぱ それならできるかな?
河北 チークは入れるけど、あくまでも気配にとどめること。ニュアンス程度の血色を、顔の中心気味に入れれば、甘さは十分。
みちょぱ う〜ん、やっぱりチークは私には少し甘すぎるかも?
河北 わかってるって。だからここで黒アイライナーをガツンと。
みちょぱ 凄い! チークの甘さが一気に和らいだ!
河北 これなら舐められない?
みちょぱ 舐められない(笑)。
河北 アイシャドウもピンクだけど実はメタリック質感だし、リップも透け感のある赤みブラウンで、甘くまとめすぎないことが大事。
みちょぱ 全部同じテンションに揃えないんですね。
河北 人間性もそうなんだけど、複雑に色んな面を持っている人の方が魅力的だし、もっと知りたくなるじゃない? それはメイクも同じ。ただの“甘め”で終わらせないことで、奥行きが生まれるの。
みちょぱ メイクって奥深いですね。
「苦手だった甘めメイクも、辛さを足したら意外と受け入れられる新発見!」
――みちょぱ
ベースメイクはツヤ系にシフト。Aを上まぶたのキワに塗り、指でアイホール全体へ。下まぶた全体にはAを直塗り。上まぶたのキワ全体にBでラインを引く。目尻ラインは下まぶたに入れたシャドウの延長に引くイメージ。小鼻横からCを三角に入れ、唇全体にDを。
A【立体感と奥行きを与えるピンクアイボリー】速乾タイプのクリームアイシャドウなので、二重の溝にもたまらず美しい仕上がりが続く。&be スティックアイシャドウ ピンクアイボリー ¥2420/Clue B【鮮やか発色で瞳の存在感をアピール】フェルトタイプのリキッドで狙ったラインを思いのままに。ライナー・ディスタービア 01 ¥4070/パルファム ジバンシイ C【自然に赤らめたようなナチュラル血色】肌にスッと溶け込むハーフマット質感。繊細な色づきでつけすぎる心配も無用。&be プレストチーク シームレスピンク ¥2420/Clue D【みずみずしくツヤめくレッドブラウン】まるでスポットライトを浴びたような輝き。ルージュ ココ フラッシュ 176 ¥5500/シャネル
「センシュアル=色気だけで終わらない深さがあることを河北メイクで学べました」
――みちょぱ
MAQUIA7月号
撮影/吉田 崇(モデル) 橋口恵佑(物) ヘア&メイク/河北裕介 スタイリスト/滝沢真奈 モデル/池田美優 取材・文/谷口絵美 構成/火箱奈央(MAQUIA)
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