河北さんが長年研究して辿り着いた小顔メソッドを披露。どれもちょっとしたワザだけど、その積み重ねが更なる小顔を叶える。
マッサージ7割、メイク3割。これが“小顔”の正解だ!
ヘア&メイク河北裕介流
小顔ってこういうこと!
メイクでヘアでストレッチで
河北流・仕上げのひとワザでもっと小顔!
ワザ1 線を引けば面積コントロールは簡単だ
「線を引いてそこまで色をのせれば、余白が埋まり顔面積は小さく見える。削りたい部分に影を足すコントゥアに加え、眉やリップメイクでも線を引くことから始めよう。簡単に余白カットできるはず。」(河北さん・以下同)
目
眉下ラインでまぶた面積縮小
眉頭〜眉尻の眉下ラインを真っ直ぐ引き、アイシャドウも広めに。眉〜目の距離を縮め、ぐっと立体的に。
(上)左のワックスで眉のアウトラインを描き、全体は残りのパウダーをブレンド。&be ディープセットパレット ¥2200、(下)まぶた広めにオン。同 クリームアイシャドウ アンバーブラウン ¥1980/Clue
唇
山ラインで人中の距離短縮
上唇の山部分をややオーバーに、リップペンシルで描き足す。ツヤ発色のものなら、唇がふっくら見える。
小顔効果を狙う場合、マット質感よりも唇をボリュームアップして見せるツヤ&ベージュ系カラーがベター。アウトラインをややオーバーに塗り、顔の余白を埋めて人中を短縮。&be クレヨンリップ ナッツブラウン ¥1980/Clue
輪郭
顔横&“介の字”ラインで顔面積縮小
正面から見て、不要な顔の側面&あご下にシェーディングラインを入れて、スポンジでしっかりとぼかす。ナチュラルな陰影が生まれ、フェイスラインがすっきりシャープに見えるはず。
小回りの利くクレヨンタイプのシェーディング。肌なじみがよく、自然な陰影が作れると、SNSでも「−5kgペン」として話題に。&be コントゥアペン ¥2750/Clue
ワザ2 額には必ず三角ゾーンを作る
「髪も立派な“小顔道具”のひとつ。額を出すスタイルの場合はオールバックにせず、サイドの生え際の髪を軽く引き出して“三角ゾーン”を作る。下の仕上がりのように軽く前髪を残しても。」
ワザ3 肩甲骨を動かすと、首もとがスッとする
「ほぼ消滅していた僕の埋もれた首は、水泳で肩甲骨を動かすようになって激変! 肩甲骨を引き寄せ、本来の位置に戻すことで姿勢も良くなり、デコルテまわりもキレイに。肩凝り解消にも一役! 日常的に取り入れてみて。」
ワザ4 脱・鼻デカは呼吸で叶う
「口での浅い呼吸がクセになってしまうと、鼻まわりの筋肉が動きにくくなり代謝が低下。むくみが取れず鼻の肥大化を引き起こすことも。フェイスラインのもたつきの原因にもなるので、日頃からしっかり鼻呼吸を意識!」
ワザ5 側頭筋をなめたらアカン!
「マスクの紐やストレスによる食いしばりは、側頭筋を緊張させガチガチ状態に。この凝りを放置すると、顔のたるみや歪みによるハチ張りを引き起こす! 耳をつまみ、手前から後ろに回すことを習慣にしたい。」
河北テク全部盛りの小顔、完成!
僕にとっての小顔とは、ただ物理的に“小さな顔”ではなく、その人の骨格を美しく見せる状態のこと。だから、人と比べる必要なんかはないんだよね。まずは自分と向き合い、骨格、筋肉の動きやパーツの大きさ、肉の付き方をチェック。毎日の細かい変化を意識しながらマッサージをし、メイクをする。それを続けていけば、着実に自分史上最高の小顔が手に入るはず! by Kawakita
MAQUIA 4月号
撮影/吉田 崇 ヘア&メイク/河北裕介 スタイリスト/滝沢真奈 モデル/新野尾七奈 取材・文/谷口絵美 構成/吉田百合(MAQUIA)
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