テレビで見ない日はない、超売れっ子芸人の3時のヒロイン・ゆめっちさん。最近ではメイク動画がバズったり、ディズニーの最新作『ミラベルと魔法だらけの家』の声優を務めたり、と多方面で活躍中! 三夜連続でお届けする、ゆめっちさんのメイク愛や美容愛に迫る特集の第1回目。この記事では、メイクに目覚めたきっかけから現在の“ゆめっちメイク”完成までのヒストリーをご紹介します。
お笑いトリオ『3時のヒロイン』のボケ担当。『女芸人No.1決定戦THE W』の3代目チャンピオン。すっぴんとメイク後のギャップが多くの反響を呼び、動画再生回数は300万回超え! メイクやファッションが可愛い! と注目を集めている。
【18歳】ギャルメイクに憧れて目もと盛りメイク命に
『高校生まではメイクもしていなかったし、携帯すら持っていませんでした。女子高だったので、とにかくモテたくて、NSCに入学してからメイクをするようになりました。いわゆる芸人デビューです! その頃は、eggモデルのねもやよちゃんに憧れていて、ギャルメイクに一直線。ギャルメイクは目もとが重要で、上まつ毛にはつけま2枚、下まつ毛はつけまをずらしてつけてデカ目にしたりと、どれだけ盛れるのかに命を捧げていました』
【20歳】原宿系パステルメイクにシフト
『pecoさんとryuchellさんが原宿系のカリスマモデルとして脚光を浴びていた頃、私も原宿系のパステルメイクにシフト。虫みたいなカラコンや目の下のチーク、髪もブリーチしまくっていて、男性からの評判は最悪でした。「どこにチーク入れてるの? 泣いているの?」「カビが生えたような髪色だね」と言われる日々……。でもルールにとらわれることなく、自由なメイクができて、楽しかったのを今でも覚えています』
【21歳】当時の恋人に合わせてベーシックなメイクに
『白や黒などモノトーンの服を着ている彼と付き合っていた頃は、「派手な服は恥ずかしいから着ないで!」と注意されて、私もシンプルなファッションに切り替えました。彼氏に影響を受けやすいので、カラコンもおとなしめのデザインに変え、髪もダークカラーにエクステをつけてロングにしていました。アイメイクもナチュラルめで、リップの色でちょっと遊ぶくらい。メイク欲が満たされないので物足りなさを感じていましたが、周囲からは「大人っぽいね」「似合ってるよ」とウケはよかったです』
【24歳】トリオ結成。現在のゆめっちメイクが完成
『3時のヒロインを組んでからは、ただただ海外のセレブリティとギャルみたいになりたくて、今のメイクに。整形願望もあったのですが、メイクと髪型でいくらでも変われるということを、身をもって実感しているので、今ではメイクの探求心が深まるばかりです。ヘアメイクさんと情報を共有したり、SNSやYouTubeをチェックして、トレンドをキャッチアップ。気になるコスメはネットでポチったり、ドラッグストアで見つけて、常にメイクをアップデートしています』
【27歳】今回の撮影では艶のあるくすみピンクのワントーンメイクにトライ
TRON所属。ファッション感度が高く、美容雑誌はもちろん、ファッション誌やカタログ、広告など幅広いジャンルで活躍中。スキンケアブランド『ceiro(セイロ)』をプロデュースし、第一弾目の無添加美容液「セイロ バイオエッセンス」が好評発売中。
アイシャドウ&アイブロウ
(左)プライマーバーム、ベルベットマット、マット、クリスタルグリッター、グリッターバーム、シマーグリッターバームなど、豊富な質感の10色パレット。ニューデップスアイシャドウパレット 04 ¥4290/ヒンス
(中)濡れたようなツヤ感のくすみローズ。クレヨンのようななめらかな描き心地。キャビアスティック アイカラー R4 ¥3300/ローラ メルシエ ジャパン
(右)ソフトなムースタッチの赤みブラウン。ムースブロウマスカラ 08 ¥2420/ジルスチュアート ビューティ
『セルフメイクはマット系で仕上げているゆめっちさんに、上品な艶が際立つくすみピンクの囲み目を提案してみました。ヒンスのパレットの左下のくすみピンクをブラシで、アイホール全体と下まぶた広めにON。ローラ メルシエのスティックシャドウを二重幅と下まぶたのキワに入れて、濃淡ピンクの囲み目に。上まぶたの黒目の上にヒンスのパレットの下段真ん中のグリッターをチップで何度か重ねて、キラめき感を強調。スクリューブラシで眉の毛流れを整えたら、ジルスチュアートの眉マスカラを根もとから毛を立たせるように塗布』(ヘアメイク福岡さん)
チーク&リップ
(左)ブライトカラー、ニュアンスカラー、ハイライトカラーがセットになった5色パレット。ブルーム ミックスブラッシュ コンパクト 20 ¥4620/ジルスチュアート ビューティ
(右)オイルと粉体を配合したシルキー処方のリキッドルージュ。唇にのせると粉体が乾いて、濃密な発色とマットな仕上がりに。エンスロール マット リップス 05 ¥3850/セルヴォーク
『ジルスチュアートのチーク上のブライトピンクのチークを幅広めに横長に入れて、血色と透明感をプラス。ブラシに残ったパウダーで鼻までつないで。セルヴォークのリップは直塗り。チップで唇の丸みを強調させながら輪郭をぼかし、唇の山はややオーバーめにすることで、鼻との距離が縮まり小顔に』(ヘアメイク福岡さん)
『艶があるだけで一気に女っぽくなれるんですね。普段のメイクでは、眉はノータッチなので、眉マスカラも新鮮でした。ヘアメイクさんにメイクをしてもらうと、選ぶコスメもテクニックも違うので、とても勉強になりますし、新しい自分を引き出してもらえて、貴重な体験に感謝です♡』(ゆめっちさん)
すっぴんから完成まで25プロセス全部見せます★
ゆめっちさんの最新セルフメイクは12/18公開の記事でチェック!
ワンピース¥7700、中にきたハイネックロングTシャツ¥2750/ともにプニュズ イヤリング¥1650/サンポークリエイト(アネモネ) イヤーカフ¥7700/サンポーククリエイト(ミミサンジュウサン)
撮影/野田若葉〈TRON〉 ヘア&メイク/福岡玲衣〈TRON〉 スタイリスト/鈴木美智恵 取材・文/佐藤 梓 構成/織田真由(MAQUIAONLINE)