今シーズンの注目カラー「赤」を使ったメイクを岡野瑞恵さんが伝授。まつ毛に赤を添えるときのメイクのコツを解説します!
唇に、まぶたに、まつ毛に、眉に。
この秋、「赤」が私を強くする
時にパワフルに、時にセンシュアルに。今取り入れたいのは、私をちょっと大胆にしてくれる赤コスメ。色調もアイテムも豊富に揃って選びやすくなった赤を、この秋の主役に!
ヘア&メイクアップアーティスト
岡野瑞恵さん
鮮度も肌映えも叶える
ポジティブな赤を味方に
マスク生活が当たり前になり、リップやチークの血色に頼りきれない今、積極的に取り入れたいのが赤コスメ。「赤」と聞くと、強くなりすぎたり、個性的になってしまったりと敷居が高いイメージの人も多いかもしれません。でもこの秋は目元にも眉にもデイリー使いしやすい赤コスメが続々登場。効かせても、なじませても今っぽく鮮度が高まり、肌映えまで叶えてくれるので、取り入れなきゃ損!
まつ毛に、赤。
ピンクのまぶた×モーヴまつ毛
優しいニュアンスのモーヴピンク。マスカラだけでなく、アイシャドウも目尻側に仕込むことで、大人の甘さに昇華。
HOW TO MAKEUP
Aのマスカラをまつ毛の目尻側上下に。この色みを際立たせるため、B-aのピンクをまぶたの目尻上下に仕込んでおくのがポイント。さらにB-bのベージュを上まぶたの目頭側に。ラインを引かずとも影色で印象を引き締め。
A くすみがかったニュアンスが大人のまつ毛にマッチ。ザ マスカラ カラーニュアンス WP 007 ¥4180/アディクション ビューティ B モーヴ×グレーブラウンの青み系パレット。凛とした眼差しへ。シグニチャー カラー アイズ 107 ¥7700/SUQQU(限定品)
赤ライン×赤まつ毛
赤まつ毛を主役にしたい日は、アイシャドウもラインも潔く赤で統一。まぶたの色を拾い、赤の魅力を満喫。
HOW TO MAKEUP
上まぶたの目のキワ全体&下まぶたの目尻1/3に、Cの★でシャドウラインを引く。さらに上まぶたのキワ全体にAの一本筆側プラムカラーでラインを。まつ毛上下にはBをたっぷりと塗り、目元の赤印象を強める。
A 色っぽい甘さを演出するプラムカラー。反対側の三股のドットライナーにはナチュラルブラウン。フジコ 仕込みアイライナー 03 ¥1628/かならぼ B 角度やまばたきによって表情が変わるボルドーパールがIN。アートエクスプレッショニストマスカラ X02 ¥4400/THREE(限定品) C 情熱的なレッドベージュ。エターナルクチュール アイズ シマー 09 ¥5500/ジルスチュアート ビューティ
カーキまぶた×赤下まつ毛
トレンドのカーキシャドウには、下まつ毛のみ赤マスカラを。カーキのクールさを中和し、程よい甘辛バランスに。
HOW TO MAKEUP
上まぶた全体にはBのカーキシャドウを。2〜3度重ね塗りをしてしっかり発色させる。上まつ毛は黒マスカラ、下まつ毛にはAのマスカラを根本からしっかり塗る。カーキシャドウとのコントラストで、映える赤まつ毛に。
A たっぷりの繊維配合で、羽根のようなふさふさまつ毛に。マジョリカ マジョルカ ラッシュエキスパウンダー ロングロングロング EX RD505 ¥1210/資生堂 B ひと塗りだとシアーに、重ねれば深みがアップ。アニヴェンアイシャドウ es-02 ¥1430/レザボア
MAQUIA 11月号
撮影/YUJI TAKEUCHI〈BALLPARK〉(モデル) 久々江 満(物) ヘア&メイク/岡野瑞恵 スタイリスト/平田雅子 モデル/泉 里香 取材・文/谷口絵美 構成/山下弓子(MAQUIA)
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