どこまで知ってる？ 正しいブラジャーの選び方。着け方から干し方までQ&Aで徹底回答

あなたは自分のバストに合ったブラジャーを着けられていますか？　下着美容研究家・湯浅美和子さんに正しいブラジャーの選び方や、向き合い方などを教えてもらいました。

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バストを正円として、それを覆う面積で「フルカップ」「3/4カップ」「ハーフカップ」などが。フルカップは包み込みながら持ち上げ、3/4カップは脇から寄せる、ハーフカップはストラップレスでも下がらないようにしっかりと支える。目的に応じて使い分けるのが大切。

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背筋を伸ばし、腕はまっすぐに下ろす。ワイヤーはバストのつけ根にしっかりとフィットさせ、乳首は二の腕の中心より下がらないように調整。ブラジャーのサイド下側部分は床と平行に、ストラップは床と垂直にし、指1本分がスムーズに入るくらいがベスト。

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❶ホックを留めてから、手の平をスプーンのように丸めて、ブラの中に入れる。❷上半身を45度に倒し、バストのつけ根と胴体のエリア分けをしながらすくい上げる。次にスプーンの先端で、サイドに流れたバストを寄せながらカップ内に入れ込む。

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ワイヤーから胸がこぼれていないか、ブラジャーの上辺に食い込みや浮きがないか、脇からハミ肉が出ていないかをチェック。さらに、ストラップが内側でも外側でもNG。CAさんが機内で荷物を棚に入れる時のような動きをして、ずれなかったら正しく装着できている証拠。

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見た目がくたびれている、カップが変形している、調整してもストラップがズレやすい……それは替え時のサイン。また洗濯機で洗ってしまうと、見た目が整っていても、内部パーツは機能性を損なっている可能性大。

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ブラジャーを着けると肩が凝ったり、猫背になってしまうのは、ストラップがきつかったり、食い込んでしまっているのが一因。通常よりも太めのストラップや磁気が入っているものなど、ストレスを和らげる機能性のものを選択して。

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ブラトップ・ノンワイヤー＝“垂れる”というのは昔の話。最近はワイヤーの代わりになる機能を備えたり、キャミ一体型でもワイヤー入りで、ボディメイクに優れたものが。サイズがS、M、L表記なら、アウターサイズではなく、バストサイズで選ぶのが肝心。

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バストには筋肉がなく、乳房内脂肪組織と乳腺、そして筋肉の筋膜につながるクーパー靭帯という組織で成り立っています。つまり筋肉のないバストを支えているのはクーパー靭帯と皮膚のみ。このクーパー靭帯は一度、伸びると再生することはないので、下垂したバストも元に戻ることはありません。

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見た目には分かりにくいですが、確実に汗や皮脂汚れは付着しているので、装着したその日のうちに、衣類用中性洗剤で手洗いしましょう。干す時は直射日光を避けて、型崩れしないように、乾燥ネットに平干し、ハンガー干しなら逆さに干すのが長持ちの秘訣。

MAQUIA12月号
撮影／浜村菜月〈LOVABLE〉（モデル）　橋口恵佑（物）　ヘア＆メイク／千吉良恵子〈cheek one〉　スタイリスト／湯浅美和子　モデル／志田音々　イラスト／爽あゆみ　取材・文／佐藤 梓　構成／奈良彩花（MAQUIA）

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