MAQUIA2月号『Myベスコスの嵐』企画にご登場いただいた、妖艶であざと可愛いカメレオン俳優・松本まりかさん。松本さんがようやく辿り着いた自分を高めるための美容について、心地よい毎日を過ごすためのライフスタイルのこだわりについてなど、本誌で収まりきらなかった“こぼれ話”をマキアオンライン限定のアザーカットとともにご紹介します。
役を生きるためにも、オンとオフの気持ちの切り替えが大切
「役者中心の生活の中で大切にしているのは、気持ちのオンとオフの切り替え。これまでは撮影の期間に入ると、素の松本まりかを置き去りにしてしまって、心がチグハグになってしまったり、忙しくなればなるほど常に肩に力が入っていて、息ができなくなることもありました。そんな前のめりな私を救ってくれたのが美容でした」(松本さん)
お気に入り美容①パーソナライズドされたアイテムでゆらぎにくい肌コンディションに
「東京・下北沢にある『ネロリハーブ』というお店があるのですが、植物療法士に自分の体調や肌状態、目指したい肌コンディションなど、細かいカウンセリングを受けた後に、自分の症状に合ったハーブやアロマなどを調合してもらい内側から整えています。」(松本さん)
お気に入り美容②疲れも負の気持ちも持ち越さない! お風呂でデトックス
「どんなに疲れていても、それがロケ先のホテルであっても、毎日、湯船には浸かるようにしています。本誌で紹介した『エステプロ・ラボ ハイドロシリカスパ グランプロ』をベースに、その時々で他の入浴剤は変わりますが、最近はロケ地で訪れた岐阜県飛騨の名産をいくつか組み合わせて楽しんでいます。安らかな香りがするクロモジの枝の束と、飛騨で採れた薬草の入浴剤、下呂温泉の湯の花を入れるのがマイブーム。『え、そんなに!?』と思うかもしれませんが、1日の生活の中で、バスタイムが一番のデトックスタイムなので、それぞれ効果の異なるアイテムのエネルギーにあやかって、身体も心もスッキリさせるようにしています」(松本さん)
お気に入り美容③良質な睡眠を確保するためにシルクのアイマスクは欠かせません!
「デトックスと同じくらい大切にしているのが、”質のいい眠り”。元々、カーテンで暗くした部屋が苦手なのと、朝、太陽の光を感じながら起きたいので、カーテンは閉めない派なのですが、そうすると、なかなか眠りにつくことができなくって……。そんな時に出合ったのが、シルクのアイマスク。もう10年以上、愛用しているものがあるのですが、顔全体を優しく包み込んでくれるサイズ感と、シルクの肌触りのよさ。光が入ってこないので、自分のリズムで起きることができ、寝不足や何となく怠い……などの不調にも悩まされなくなりました。ロケ先でも必需品です」(松本さん)
お気に入り美容④アロマオイルを有効活用して、素早く気持ちをオンに切り替える
「気持ちのスイッチの切り替えにはアロマオイルの香りが大活躍! 大地真央さんからいただいて愛用するようになった『AMATA ビロード アーバン アーユルヴェーダ』の3種のアロマ。本誌では寝る前に『AMATA アーバン アーユルヴェーダ ビロード サイレントナイト』をアイマスクに塗布すると、リラックスしながら眠ることができると紹介しましたが、同じシリーズの『ブリスチャージ』と『カウントダウン』もお気に入り。『ブリスチャージ』は本番前など気合いを入れたい時に、『カウントダウン』は日中、ほんの少しだけ“素の自分”に戻りたい時に。このアロマのおかげで、気持ちをより自在にコントロールすることができるようになりました」(松本さん)
お気に入り美容⑤これまで苦手だったコーヒーも、気持ちを切り替えるための重要なツールに
「今まではコーヒーが苦くて、飲むとしてもミルクをたっぷり入れた、1:9の割合のコーヒーミルクでした。でも岐阜での長期ロケで出会った、自家焙煎コーヒー屋のネルドリップのカフェオレが本当においしくて。滞在中は週の半分くらい、そのお店に通ってしまうほどどっぷりハマっていました。その味が恋しくなり、東京に戻ってきてからも半日オフの日があれば、いろいろなコーヒー屋さんを巡り、自分の口に合うコーヒーを探しています。最近は東京・淡島にある『イエロー』のコーヒーとクロワッサンがお気に入り。台本を読むときや撮影の合間、食後にコーヒーを飲んだりするのは、気持ちを切り替えるためのひとつのツールだと、しみじみと実感しています」(松本さん)
高いパフォーマンスを発揮するためには環境づくりと心のコントロールが重要
「最近、これまで積み重ねてきた価値観がガラッと変わったのを感じて。”今”を楽しむことの大切さにフォーカスするように。目の前にも幸せはあるんだという“気づき”を得ることができたような気がします。自分の気持ちの在り方を健やかにすること、自分にとって心地よい環境を作って、“今”を楽しむことを重ねることで、自分らしくいられるのかなと。常にキラキラと輝いている魅力的な存在になれる。 それは美容も一緒で、今の自分に向き合えば、未来の自分はもっと美しくなっていると信じて、毎日のケアを楽しんでいます。今の私を支えるコスメが、みなさんの心地よい生活を送るための手がかりになれば嬉しいです」(松本さん)
MAQUIA2月号では松本まりかさんが撮影時に愛用しているコスメや手放せないご自愛アイテムをご紹介! 是非誌面もチェックしてみてくださいね。
1984年9月12日生まれ。東京都出身。2000年にNHKドラマ『六番目の小夜子』でデビュー。2018年放送のドラマ『ホリデイラブ』のあざとかわいい役でブレイク。映画『夜、鳥たちが啼く』に出演中。2023年放送予定のNHK大河ドラマ『どうする家康』に出演予定。(写真/©︎NDCHOW)
撮影/柴田フミコ ヘア&メイク/AYA〈TRIVAL〉 スタイリスト/藥澤真澄〈TRON〉 モデル/松本まりか 取材・文/佐藤 梓 構成/萩原有紀(MAQUIA)