美の達人たちが健やかな美しさをキープするためにやっていること(Do)&やらないこと(Don't)とは? 内山理名さんが心がけていること、愛用している美容アイテムを聞きました。
自分基準で探したら、心地いい私に出会えた
「調子いい」体のための、My「Do&Don't」
健やかな美しさを湛えたひとが、自身の体と向き合う中でやっていること(Do)とやらないこと(Don't)を取材。自分らしいボディやマインドへと導くヒントが満載です!
内山理名
うちやま りな●十代の頃から俳優として多数の作品に出演。近年はライフスタイルにヨガを取り入れ、ヨガの資格も取得。クラスやイベントなどを通じてヨガの魅力を伝えている。
呼吸を意識することは
体に向き合う手段のひとつ
「毎朝ヨガをするのが日課なのですが、気持ち良く呼吸ができた日は調子いいなって感じます。私にとって自分を知る手段のひとつになっているんですよね。ヨガといってもポーズをとる必要はなく、呼吸に意識を向けて“浅いな”とか“早いな”と感じるだけでも良くて。呼吸が浅い日は軽く体をほぐしたり、自分を癒やすためにいい美容液を使ってみたり……。そうやって、体が発する信号に気づいて自分を大切にしてあげることってすごく重要だと思うんです。時には頑張りすぎちゃうこともあると思います。私自身も無理に仕事を詰めていた時もあって、そのまま続けていたら体を壊していたかも。今は自分でリセットする方法が分かってきたので、心や体のバランスの取り方が上手になった気がします」
Do
自分の機嫌を上手にとって
心地いい時間を増やしたい
「自分に目を向ける方法として、習慣的に取り入れているのが体の“スキャン”。目を閉じてまぶたや指先、肩など一つ一つのパーツに意識を向けて、可能な限り力を抜いていくんです。最初は意識する感覚がよくつかめなかったりするけれど、続けるうちに体と対話できるようになって、不調にも気づきやすくなりました。あとは、朝一番に太陽の光を浴びることも日々の習慣に。仕事で一日中外に出られない日も隙間時間をなんとか見つけて、せめて手のひらだけでもいいから日に当ててあげる。それだけでも不思議と元気が湧いてくるから、朝の光は大事だなって。そして、私の中でマインドを整えるのに一番効果的なのがお風呂。熱めのお湯に入って気分をシャキッとさせたり半身浴で汗をかいたりして自分の機嫌をとることが、調子のいい体にも繋がっている気がします」
A「ユリとガーデニアの繊細な香り。デザインも◎」。メイドバイヨーク キャンドル ハイデザート ¥7920/コアラ ビューティー B「上品な香りで、スパ気分に浸れるバスソルト」。サンタ・マリア・ノヴェッラ バスソルト ザクロ 500g ¥7700/サンタ・マリア・ノヴェッラ銀座 C「ミネラル豊富なビュリーのバスソルトは、モスとスミレの香りを愛用」。セル・ドゥ・バン・オドリフェラン 500g ¥4510/オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー D「ウッディーな香りのルームミスト。ヨガをする時やメイク前、シャワー時などに一振りすると、森林浴しているような清々しい感覚に」。スイッチング アロマルームミスト SACRED TREE 100ml ¥3850/アスレティア
Don't
体も心も我慢は禁物!
“我がまま”でもいいと思う
「交感神経をオフにして深い眠りにつくために、寝る一時間前くらいから携帯を見ないようにしています。外が暗くなるのに合わせて部屋の明るさも徐々に落とし、キャンドルなどの柔らかい明かりに替えていますね。あとは基本的に体が求めないことはしないように心がけています。胃と心は繋がっていて、無理をすると消化力が下がるといわれているんです。怒っている時も胃の働きが弱まるのでイライラしている時に食べるのはおすすめしません。自分の感情を優先するのは時に勇気がいるけれど、体を労るためにも大切なこと。なので自分を大切に“我がまま”でいいんじゃないかなって思っています」
MAQUIA 6月号
撮影/三宮幹史〈TRIVAL〉 ヘア&メイク/AYA〈ラ・ドンナ〉 スタイリスト/野田 晶 取材・文/真島絵麻里 構成/山下弓子(MAQUIA)
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