「ネガティブな感情もポジティブな感情も知っている、だからこそ気持ちに寄り添えるんです」。そんなアン ミカさんに聞いた、ポジティブ思考になれる秘訣とは?
日々、モヤモヤはあるけれど…
心を穏やかに保つヒント100Book
[第5章]
アン ミカ流
ポジティブ思考の育て方
周りまで笑顔にしてしまうほどパワフルなアン ミカさん。そのポジティブ思考の秘訣を教えてもらいました。
“ネガティブな感情も
ポジティブな感情も知っているから、
気持ちに寄り添えます”
PROFILE
あん みか●モデルとして活動しながら、テレビ、ラジオ、映画、エッセイ執筆や女性や学生向けに講演会を開くなど、多方面で才能を発揮。アロマアドバイザーの資格を持つなど、美容やヘルスへの造詣も深い。
45 幼少期はネガティブ。
でも、家族がみんなポジティブで、
これがいいトレーニングに
「今でこそ前向きでくよくよしないけれど、子供のころは外見にコンプレックスがあり、人前で話すのも苦手でネガティブでした。ただ、家族がみんな明るく、いつも笑顔なんです。笑顔って移るんですよ! しかも家での会話は、聞いて、共感して、質問して、頷くというのが母の教えでした。これが話すトレーニングとなり、今の私があると思います」
46 明るい終着駅を思い描き、
光のありがたみに気づけば
世の中は楽しくなりますよ!
「ネガティブな経験を経ているからこそ、ポジティブの生きやすさも実感。ネガティブだと心や思考パターンにクセが出やすいものですが、徐々にでも明るい未来を描くようにすると、世の中は楽しいものになります」
47 関西人なので、
辛いこともネタにしちゃいます
「怒りっぽい人やネガティブな人に出会ったときは、それを面白いぁなと思って見るんです。関西人なので悲劇もネタにしてしまう。すると落としどころも見出しやすい。実はこれ、バラエティでも活用しているテクかも(笑)」
48 不安になったときも
“ネガ→ポジ変換”で
うまくいくように用意する
「いい意味でも悪い意味でも言葉は潜在意識に残るので、物事の捉え方や人に対して、思ったことをすぐ口に出すのではなく、一度思い巡らせて言葉をポジティブに変換していくようにすると、世界の見え方が変わります。言葉を書き出して練習するのもいいですよ」
49 夜はあかん、朝考えよ。
自分にとって心地よいものを周りに置く
「夜は感情を引きずりやすいので、伝えたいことや考えなければいけないことは朝考えるようにしています。だからこそ、夜は意識して自分を取り戻すための癒やしタイムに。好きな香り、音楽、色、触り心地のいいものなど、自分が癒やされるものに囲まれて過ごしています」
50 巡りが悪くなると、
とたんに体調が悪くなるので、
私は常に体を温めています
「体の巡りが滞ると、ウィークポイントにトラブルが出がち。私の場合は、胃腸が弱くなったり、鼻にできものができたりと、体調を崩してしまいます。しかも、体が冷えるとメンタルも落ちやすいですからね。漢方養生指導士の資格を生かしてプロデュースした和漢茶で、日々、巡らせ、温め、排出を意識しています」
アン ミカ さんプロデュース。アイセイ薬局 × 薬日本堂コラボの和漢茶。巡りをコンセプトにした贅沢ブレンド。キレイ創巡茶 20包 ¥3240/アイセイ薬局
51 運動で気・血・水を巡らせれば、
心も揺らがない
「運動は“運を動かす”と書くように、動くことで物事が巡るように。漢方の“気・血・水”の考えも同じで、気が低下していると呼吸が浅くなり、血と水が巡りません。瞑想でも爆笑でもいいから意識して巡らせています」
52 いい人間関係を保つには、
何度も話し合うこと。
トラブルの芽は小さいときに
摘んでしまいましょう
「人と人が関われば、どこかしらに違和感が生じるもの。その違和感は後々トラブルに繋がる可能性もあるのだから、自分だけで抱え込まず、気になったときにお互いが納得するまで何度でも話し合います。小さな芽のうちに摘み取ったほうがいいですよね」
53 車の中に旦那さんの写真を飾り、
その笑顔を見て癒やされています♡
MAQUIA 6月号
撮影/岩谷優一〈vale.〉(アンミカさん分) ヘア&メイク/古本和重〈&’s management〉 スタイリスト/金城祐美 取材・文/藤井優美〈dis-moi〉 和田美穂 構成/火箱奈央(MAQUIA)
※本記事掲載商品の価格は、税込み価格で表示しております。