「MAQUIA」11月号では、大人のキレイを発信し続ける神崎 恵さんにインタビュー。神崎さんが思う、大人のキレイの本質とは? もっと自由に、自分らしく。年齢を美しさ、自信に変える方法を伝授。

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MEGUMI KANZAKI
美容家であり、3人の息子を持つ母。大人の女性がより満たされた人生を歩む美容法を提案し、雑誌やSNSで人気を博す。その生き方やライフスタイルも憧れの的。


Q 大人のキレイの正解って?
A 相手のことを考えられるかどうか

「もちろん自分の顔だから、好きなことをしていいし、人の目を気にしすぎる必要はないけれど、相手を尊重するって大切。例えば、パートナーにとって大事な人に会う場であれば、安心して紹介できる顔で行くとか。相手の気持ちを考えたおしゃれって、とても素敵だと思う」


Q 美しい女性に共通することは?
A 自分の人生を生きている

「年齢に抗おうとしたり、モテようとメイクすると、途端に美しさを削ぐ“必死感”が出てしまう。そうならないため、女性を楽しもうって思いながら服をまとい、自分を愛しむようにメイクをしてほしい。自分のストーリーを生きる女性には、清々しい美しさが漂ってくるはずだから」


Q 年齢を重ねることが怖いんです
A 年齢の檻に自らを閉じこめないで

「『昔と肌が違うから』『もう○歳だから』『似合わないから』と、人の目や年齢を気にして、実は減点方式で世界を狭くしている人が多い。自らを閉じ込めている檻さえも吹き飛ばす、強さを持ってほしい。それにはやっぱり自分を好きになって、自信を育てるしかないんです」


Q 自信が持てない時はどうすればいい?
A ひっつめ髪と赤リップが「私は大丈夫」と思える魔法

「時々やってくる心の濁りに負けないよう、“自信がある風”に誘ってくれる手段は持っておいた方がいい。私にとっては、それがひっつめ髪と濃い赤リップ。人はどうしても比べてしまう生き物だから、いっそのこと思い切り浮いて、比べられない場所にまで行けばいい」

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Q 大人の女性がメイクで大切にすべきことって?
A 静止画じゃない「動」の美しさ

「自分がキレイに見える角度や、毛穴ひとつない完璧な肌に捕らわれすぎてはダメ。女性ってシャッターを押した2、3秒あとのほうが絶対可愛い顔をしているし、少し隙のある肌のほうが近寄りやすくないですか? 温かみや生っぽさを感じさせる、塗り固めないリアルを生かしたメイク。それこそが大人には必要だと思うんです」


Q 魅力的に年齢を重ねる秘訣は?
A “似合わない”を勇気を持って捨てる

「自分自身をよく観察して、似合わなくなったものは潔く捨てる勇気を持つこと。例えば、私はもう膝上のスカートをはかないし、30代後半でカラコンがノイズに感じたのでやめました。自分にとっての鉄板メイクも、色みは同じでもいいから、質感は新しいものにチェンジして欲しい。捨てると新たな循環が生まれます」



MAQUIA11月号

メイク&出演/神崎 恵 撮影/中村和孝〈まきうらオフィス〉 橋口恵佑(物) ヘア/津村佳奈〈Un ami〉 スタイリスト/コギソマナ〈io〉 取材・文/中島 彩(MAQUIA) 企画/火箱奈央(MAQUIA)

※本記事掲載商品の価格は、本体価格(税抜き)で表示しております。掲載価格には消費税は含まれておりませんので、ご注意ください。


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