憧れの結婚に向けて気合が入る出会いの場。「MAQUIA」4月号から、神崎恵さんに伺った、婚活必勝ポイントをレクチャーします。
神崎 恵Megumi Kanzaki
mnuit主宰。ビューティライフスタイリストとしての活動の他、累計95万部を超える著書の執筆をはじめ、雑誌の撮影やトークショーなどで多忙な毎日を送っている。3月には初のトラベルブック『MEG TRIP in Hawaii』(講談社)が発売予定。
婚活パーティ
手に届きそうな親近感漂う、大人のピンクメイク
最近、周りの友人たちが続々と「婚活パーティ」らしきものに参加している。1対1で数分間話す×人数分というのもあれば、始終フリータイムというものなど、いろいろな形態があるらしく、中には男女ともに人気上位3名が発表されるという、恐ろしいケースもあるとか。婚活パーティ……友人たちの話を聞くたびに「深いな」と感じる。
例えば、ただの合コンだとしたら、1番人気の女といえば、わかりやすく可愛かったり美人だったりで、そりゃそうだよね。となるパターンが多い。けれど「結婚」という文字がぴたりと寄り添うとき、途端にその法則が破られる。婚活イベントを網羅した友人たちが言うには、「婚活は顔だけど顔じゃないのよ」らしい。彼女たちからの「今日人気だった女」の細かな報告を集めると、顔形の出来でないことがわかる。
いつも楽しみにしている「お見合い大作戦」的な番組を見ていても、わかりやすい美人がカップルになることは意外と少なかったりする。そして、わたしも仕事で「婚活メイク」というものを提案することが多いので、あらゆるデータを集めていて思う。直進で結婚という確かな行き先がある場合、恋愛ではカウントしない条件をクリアする必要がある。
1.女性らしい華はありつつも清楚
2.おしゃれより清潔感と安心感
3.綺麗だけれど「お金がかからなそう」
4.品がある、けれど色っぽい
5.優しく受け入れてくれそうなやわらかさ
6.自立しているけれど可愛げがある
7.いい意味での生活感
8.自分が自分がという空気がでていないこと
9. 癒す力をもっている
こうして並べると「何様だ!」と男たちに腹がたってくるけれど、これが結婚という男心。ならばいっその事、これをわかりやすく髪や顔、ファッション、所作へと形にしてみるのが賢い選択。男は女が思う以上に堅実。結婚へのエスコートは女の腕にかかってる。
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