そのぽっこりお腹は、長年の呼吸グセが原因かも。「MAQUIA」6月号では、正しい呼吸法でお腹周りをコンパクトにする話題のメソッドを、考案者の森田愛子先生がレクチャー。
1日3万回の呼吸が変われば、体も変わる
ぽっこりお腹を凹ませる
腹ペタワーク
太ってないのにお腹だけぽっこり。実はそれ、長年の呼吸グセによる悪影響が原因かも。正しい呼吸法でお腹周りをコンパクトにする今、話題のメソッドとは……!?
お話を伺った方
呼吸整体師 森田愛子先生
整体師として約4万人を治療するうち、呼吸の重要性に開眼。運営する治療院やセミナーで正しい呼吸法の啓蒙に努めている。
浅い呼吸による上腹部のハリと下腹部の膨張に着目した独自の理論を展開。8万部超えのベストセラーに。
呼吸のエラーを正して
お腹の圧を抜く
「呼吸だけで痩せられるなんて夢みたい──!」と喜び勇んで取材に向かったマキア取材陣。出迎えてくれた森田先生はそんな私たちに「お腹は凹みますが、脂肪や体重を落とすダイエット的なアプローチではありませんよ」とひと言。ではなぜ正しい呼吸でお腹が凹むのだろう?
「日常にはちょっとした瞬間に力む動作がたくさんあります。力んでいる時、呼吸は浅くなり、体内の圧力が高まります。これがぽっこりお腹の原因になることがあるのです」
浅い呼吸、吸うだけで吐ききれていない呼吸では体に余計な圧がかかるというのが森田先生の理論だ。
「体を空気の入る四角い容器だと考えてみてください。体が力むと背中はがちがちに固まります。吸った空気は背中、鎖骨、胸、骨盤が作る四角い容器の中で、最も逃げやすい特に下腹部へ集中します。この圧がお腹周りを膨張させる原因。つまりこの圧をシューッと抜けば、お腹はペタンコに凹みます」
正しい呼吸でお腹をぽっこりからペタンコへ。レッツトライ!
お腹ぽっこりの原因は……呼吸エラーだった!
呼吸を変えることで腹ペタを目指す森田先生の腹ペタワークはお腹の使い方がキモ。お腹のクセは正しい呼吸を阻害し、不調を招く原因になるので自分のクセをcheckしておこう。
お腹のクセを知ろう
check1
上腹部
強い緊張があり、上腹部が張っている人は肩こりや筋骨格系の不調が出やすい。
check2
下腹部
下腹部がぱんぱんに膨張して硬い人は循環系や免疫系の不調が出やすい。
MAQUIA6月号
撮影/長谷川 梓 ヘア&メイク/レイナ スタイリスト/梅林裕美 モデル/福吉真璃奈(マキアビューティズ) イラスト/IKULA 取材・文/平 輝乃 企画/芹澤美希(MAQUIA)
【MAQUIA6月号☆好評発売中】