ランコムが、世界中の女性に向けて、デジタルリテラシーの教育機会提供を始めるのだそう。支援プロジェクト「Write Her Future」がスタートしました!
デジタルリテラシーの高い女性といえば、モデルでクリエイターの伊原葵さん! SNSやYouTubeなどで活躍。総フォロワー数は100万人越え。
美容ジャーナリスト
小田ユイコ
突然ですが、皆さんはデジタルリテラシーに自信ありますか? デジタルリテラシーとは「デジタルの知識」のこと。私はデジタルネイティブ世代ではないし、正直デジタルリテラシーは低いほう。はっきりいって恥ずかしいし、このままでは時代に取り残されそうな焦りが(笑)。でも、どうしたらいいか、わからないんですよね……。
でも、その焦りって、デジタルネイティブ世代でも感じているらしい。ランコムがZ世代(18~26歳)の日本女性400名を対象に行った調査では、なんと65%が「デジタルリテラシーに自信がない」と答えたんだそう。事実、IMDによる「世界デジタル競争力ランキング2020」では、日本のデジタル競争力は主要63か国中27位という、ちょっと残念な結果もあるんです。
一方で、ランコムが調査した女性の半数以上が、自分が目指したい将来像実現のために「デジタルリテラシーが必要になる」と自覚していて、「デジタルリテラシーを学びたい」と回答した人は実に71%! みんな学ぶ機会が欲しいと思っているんですね〜。
そんな日本女性に向けて手を差しのべたのが、「あの」ランコム。ランコムは、女性たちがより幸福で輝ける未来を目指し、さまざまな支援活動をグローバルに行っていて、すでに多くの実績を上げています。そんなランコムが、このたび、NPO法人ハナラボと手を組み、デジタルリテラシーの教育機会を提供。支援プロジェクト「Write Her Future」がスタートしました!
全4回にわたって開催されるオンライン トークセッション「彼女の選択」では、デジタル領域で活躍するゲストを招いて、仕事や人生のターニングポイントを学びます。
ランコム主催のオンライン トークセッション「彼女の選択」第1回目のテーマは「未来の選び方~デジタルを活かして切り拓く~」
すでに行われた第1回目のゲストは、伊原葵さん、ハナラボ代表理事の森下晶代さん。ハナラボは女子学生のリーダーシップや創造力を育み、未来の社会変革の担い手を生み出す活動をしているNPO法人。「ハナラボフレンズ」という女子学生のコミュニティでは、1 on 1 Talk Room社会人女性の先輩とのキャリア相談も行っています。
デジタルの世界で、既存の仕事の仕方を打ち破っていきたいという伊原葵さん。10年後に目指すのは「肩書きのない人」。
トークセッション開催にあたり、伊原葵さんにインタビューしてきました! 印象的だったのは、「私自身、最初はデジタルに向いているとは思っていなかったんです」というひとこと。でもファッションのインスタグラムからスタートし、ビューティなどさまざまな発信を続ける中で、「SNSやYouTubeなどは決まりがない分、個性やクリエイティビティが発揮しやすい」ことに気づいた伊原さん。「デジタルは、女性が自分の道を切り拓くのに必ず役に立ってくれます」とデジタルリテラシーを高める機会をあと押ししてくれました。
「Write Her Future」特設サイトでは、女性がデジタルに関する知識やスキルを身に着けることのできる、さまざまなプラットフォームを紹介しています。私も、これらを参考に、デジタルリテラシーをもっと高めていきたい! いつも素晴らしいコスメたちに感動しているランコムだけれど、デジタルリテラシーの重要性に気づかせてくれたことにも感謝したいです。
取材・文/小田ユイコ
編集部
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