2019年5月24日、ジョルジオ アルマーニは、ブランド初となる「クルーズコレクション」を東京・上野の東京国立博物館表慶館で開催。バックステージのリード メイクアップアーティストを務めたのは、ジョルジオ アルマーニ ビューティ インターナショナル メイクアップ アーテイストのリンダ・カンテロ。日本を強く意識したという、洗練されたルックが生み出された背景とは?
▼この記事のポイント
①リップ マエストロをメインにしたルック
②バックステージのメイクをリンダ・カンテロが解説
③ショーに招かれた華やかなゲストたち
今回のメイクの主役となった、リップ マエストロ #500。 @Giorgio Armani Beauty
ブランドのアイコン的存在、
リップ マエストロ
ジョルジオ アルマーニのすべてのショーのバックステージに携わり、アルマーニ氏のファッションに対するビジョンをメイクアップによって形にしているリンダ・カンテロ。彼女は、2011年、春のオートクチュールショーで、“鮮やかでやわらかなベルベットの仕上がりで、今までにないつけ心地のプラムカラーのリップを使いたい”というアルマーニ氏からのリクエストに応え、リップ マエストロを生み出しました。リキッドファンデーションに使われるベルベット ジェルと、高濃度のプラムカラーのピグメントをブレンドしたリップは、ラグジュアリーで濃密な色彩とルミナスな輝きを実現。今までにないマットリップカラーとして、リップ市場に衝撃を与えました。
@Giorgio Armani Beauty
バックステージのメイクは
ジョルジオ アルマーニと東京との融合を表現
今回のショーのメイクについて、リンダ・カンテロは「今回のメイクは日本を意識したもの。伝統の中にモダンさが溶け込み、独自の進化を遂げた日本の文化にインスパイアされた、直線的な黒のアイラインと羽のように軽いやわらかなアンダーライン。これらの相反するイメージのブラックが、マットな肌とニュートラルカラーのリップによって融合。それはまさに、アルマーニの洗練された世界観と都会的な東京との融合そのものなのです」と、解説。ヌードカラーのリップ マエストロ #500をポイントに使用し、リップ以外は、女性モデルと男性モデルで同じベースメイク、アイメイクを施しました。
レッドドレスとリップ マエストロ #400を見事にマッチさせているマギー。
エミ レナータは日本でも人気のあるリップ マエストロ#405を使用。
ショーのゲストには、モデルのマギー、エミ レナータらが、それぞれリップ マエストロをまとって登場。中でも、マギーが使用している#400は、アルマーニ レッドといわれる、伝説的なアイコンカラー。顔色を明るく見せ、タイムレスでグラマラスな雰囲気を与えています。
@Giorgio Armani Beauty
リップ マエストロ
全19色 ¥4200/ジョルジオ アルマーニ ビューティ
なめらかな使い心地とうるおいのあるマットフィニッシュ。洗練されたカラーエフェクトが魅力のリキッドルージュ。左から#400、#405、#500。
ジョルジオ アルマーニ ビューティ
03-6911-8411
取材・文/佐藤 陽(MAQUIA ONLINE)
編集部
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