Over40の程よいメイクの極意とは？ 現在、41歳の加藤あいさんとヘア＆メイクアップアーティストの岡田知子さんが、リアルに輝く大人メイクを探ります。オンモードのベージュメイクは、一点だけ可愛げを盛るのがコツ！
オンとオフ、どちらにも必要なのは品格と生命感
加藤あいさん登場
大人のNEO洗練メイク
かとう あい●1982年12月12日生まれ。愛知県出身。数々の名作ドラマ、映画に出演。現在は3人の子を持つママとしても奮闘中。
オンモードの時。
“エッジを利かせつつ一点だけ可愛げを盛る”
ベージュ系メイクに、ひとさじの血色感ときらめきを。「チークやラインにきらめきを加えると、ベーシックなメイクも自然にアップデート。品格と生命感も底上げします」（岡田さん）
青みピンクの効いたベージュで大人の可愛げチーク
岡田「一見ブラウンだけど、実は青みピンクが仕込まれているこんな色なら、自然な血色感を大人の肌に仕込めます」
加藤「この色選びはすごく勉強になりました！ 苦手だと思っていた色なので」
岡田「頬骨に広く、少し斜めに引き上げるようにのせると、大人になると目立つ余白もさりげなくカバーできるし、肌も明るく見せられます。目のすぐ下あたりまで広げるのがコツです」
さりげない血色と陰影。エクセル オーラティック ブラッシュ AB09 ￥1980／常盤薬品工業（3/12発売）
スモーキーカラーときらめきのクールな名コンビ
加藤「定番のブラウンパレット、最近は新たな雰囲気に挑戦したい気分」
岡田「今はミュート系のサンドベージュがおすすめ。パレットの右上をアイホールに、右下を上まぶたに。左下を目尻側に重ね、右下を二重幅に。下まぶたは右上を全体に。さらに輝くライナーを上下まつ毛の際に仕込んで囲むと、大人っぽいきらめきを楽しめます。リキッドライナーは上まぶた目尻側に、少し長めに」
（右から）大人にベストな透けキラ感。スティロ ユー ウォータープルーフ N 74 ￥3960／シャネル（2/9限定発売） 濃密ブラック。ラブ・ライナー リキッドアイライナー R4 ブラック ￥1760／msh 今旬のベージュ系。RMK シンクロマティック アイシャドウパレット EX-05 ￥6380／RMK Division（限定品）
ベージュ系でもくすまず血色キープ。このルージュが洗礼をもたらす
岡田「リップで大人の品格と生命感をぐんと底上げ。そのためには唇に厚みを出したいので、リップを2〜3回直塗りで重ねつつ、上下ともにオーバーぎみに仕上げて。もっちりとしたボリュームを出せれば、唇がより素敵に映えるはず」
加藤「ベージュ系だけど血色感も出せるこの色、最高ですね。大人のベージュリップは、血色を損なわない色選びが大事だなって実感しました」
美粘膜のようなツヤと豊かな発色。カネボウ ルージュスターヴァイブラント V09 ￥4620／カネボウインターナショナルDiv.
旬なベージュメイクに大人の可愛げを
MAQUIA 3月号
撮影／峠 雄三（モデル） 岩城裕哉（物） ヘア＆メイク／岡田知子〈TRON〉 スタイリスト／後藤仁子 モデル／加藤あい 取材・文／通山奈津子 構成／山下弓子（MAQUIA）
シャツブラウス¥258500／アオイ（ファビアナフィリッピ） ピアス¥26400／ジョージ ジェンセン ジャパン（ジョージ ジェンセン） その他／私物
※本記事掲載商品の価格は、税込み価格で表示しております。
MAQUIA2024年11月21日発売号
集英社の美容雑誌「MAQUIA(マキア)」を無料で試し読みできます。マキア1月号の大特集は「絶対、失敗しない！ベストコスメ2024下半期」。通常版の表紙は有村架純さんです。
