トップス¥7249/ラヴィジュール ルミネエスト新宿店
寝癖や突然の吹き出物、むくみやくすみに消えないクマ……せっかく気持ちよく目覚めたのに、鏡を見て朝からユーウツになった経験はありませんか? そんな朝のおブスピンチを乗り切るテクニックをプロに伝授してもらいました! ラストはボディ編!
小顔、リフトアップ、むくみ、ボディメイキングなど、女性の様々な悩みに対して「姿勢」「肌」「髪」を土台から再構築する独自の「村木式整筋」メソッドを確立。『10秒で疲れがとれる 奇跡の目元ほぐし』(主婦の友社)など著書多数。
ピンチ1 寝違えて首を動かすのがツライ
「寝違えると首の筋肉がこわばってしまうので、頭の重みを支える胸鎖乳突筋をしっかりほぐしましょう。また、筋肉内のリンパが滞ると筋肉が収縮しづらくなってしまいます。頭を小さく動かしながらリンパを流すことで筋肉の弾力を回復させることが重要です」(村木さん、以下同)
胸鎖乳突筋は、耳の後ろから鎖骨中央にむけて通っている大きな筋肉。場所がわかりづらいときは、軽く首を倒すと浮き上がってみえます。この胸鎖乳突筋を下から上に向けて5カ所ほど刺激。
左手の人差し指から小指までの4本を、首の後ろの骨に軽くあてる。左の親指で胸鎖乳突筋に横から圧をかけるように押さえる。そのまま首を縦と横に、それぞれ6回ずつ小さく動かす。2セット繰り返したら、親指の位置を上にずらし、耳の後ろまで5カ所ほど同様に刺激する。右側も同様に行う。
親指以外の4本は、背骨にそって軽くあてればOK。
ピンチ2 寒すぎてテンションが上がらない
「寒さで体が縮こまると筋肉はこり固まり、血流やリンパの流れも滞りがち。朝からスッキリ動けるコンディションをつくるには、全身の流れを促すのがいちばんの近道です。30秒もあれば十分なので、ベッドから起き上がる前にぜひ試してください」
トップス¥11000/ヨギー・サンクチュアリ レギンス¥13200/スタイルボートマーケット インナーのベアトップ/スタイリスト私物 マット/カメラマン私物
仰向けに寝た状態で手足を天井に向けて持ち上げたら、ブラブラと細かく30秒ほど動かす。手首&足首をできるだけ小刻みに動かすのがポイント。
ピンチ3 体がカチコチでつらい…
「現代人はスマホやPCの使いすぎで手先から筋肉の緊張や捻れが起きてしまい、巻き肩になりがち。目覚めたら、ベッドの上で腕先から全身をリセットするのがおすすめです。腕のねじれはもちろん、腰や全身のねじれ・歪みも解消できます」
仰向けになり、両腕を真横に広げる。手のひらは床につけて、ひじをしっかり伸ばす。肩を下げ、肩甲骨を寄せる。顔は天井に向ける。
肩と手のひらが床から離れないように意識しながら、右足を天井にむけてまっすぐ上げる。手のひらで床を押すイメージ。足裏が天井を向くように足首を直角に曲げる。
顔を天井に向けたまま、腰からひねるように右足を左側へ倒す。このとき、右肩が浮かないように床に押しつけて。10回繰り返したら反対側も同様に行う。
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撮影/藤澤由加 ヘア&メイク/長井かおり スタイリスト/田中麻理乃 モデル/Yuki(マキアビューティズ) 取材・文/国分美優紀 企画・構成/横山由佳(MAQUIA)