育乳セラピスト・森絵里香さん自身も毎日取り入れているという育乳マッサージ&ストレッチを公開。そげ、離れ、ハリ低下……。お悩みに合わせたケアで美乳を手に入れよう!
育乳セラピスト・モデル
森絵里香さん
10代からモデルとして活躍。雑誌の企画をきっかけに30歳頃にマラソンを始めたところ、バストトップの位置が下がってきたのを実感し、バストケアに開眼。現在では自身のバストケアサロン「 be-con麻布十番店」の主宰を務める。
バスト上部のそげが気になりはじめたら デコルテほぐしマッサージを
トップス¥5900/ランダ ピアス(左)¥23000、(右)¥19000/e.m.表参道店(e.m.)
「年齢とともに相談が増えるのが、デコルテのそげ感。デコルテが痩せるとバストが垂れて見えるので、そげの原因となるデコルテの詰まりやコリをリリースすれば、ふっくらとしたバストを取り戻せます」
毎日実践! デコルテのボリュームアップストレッチ
キャミソール¥2980、ショートパンツ¥2480/ともにPEACH JOHN
1. 壁の横に立ち手をまっすぐ上に伸ばして壁についたら、大きく一歩前に出る。肩からデコルテの筋肉が伸びるのを感じながら10秒キープ。逆側も同様に。
2. デコルテの硬くなった筋肉を、親指と人差し指でつまむようにして揉みほぐす。
3. 鎖骨の終点から指一本分下にあるツボ(押すと痛気持ちいいと感じる場所やその周辺)を指でおさえ、上体を軽く前に倒す。指に体重がかかった状態で腕を左右に回し、ツボ周りの筋肉をほぐす。
4. デコルテにオイルをなじませたら、猫手を作り、斜線部分を使って先ほどおさえたツボからデコルテに向かい老廃物を流すようにマッサージ。反対側も同様に。
外向きのバストは「熊手マッサージ」で引き寄せる
「体を正面から見たときにバストが外側に張り出していると、洋服がキレイに着こなせないことも。ワキに流れたバストを正しい位置に戻し、中央に寄ったバストを目指しましょう」。
1. 胸の谷間のお肉を上から下まで親指と人差し指でつまむようにして、左右20回ずつほぐす。
2. 右手で左の上腕部を掴み、胸に引き寄せる。
3. そのまま左手を背中に回し、手を熊手のようにして背中のお肉をバストまでかき寄せる。5回かき寄せたら逆側も同じように繰り返す。
全体的にハリが低下したバストには顔のスキンケアの延長で保湿を
「年齢とともに低下するバストのハリには毎日の保湿ケアが大切です。お顔と同じスキンケアをバストにもしてあげることで、ふっくら弾力のあるバストをキープできます。私はお顔用の化粧水、美容液、クリームを、スキンケアの延長で塗り込んでいます」
1. クリームやセラムをバストになじませたら、片側のワキの下からもう一方のワキの下に向けて、右から左、左から右へと手を10往復させる。
2. 胸の下から鎖骨に向けて下から上へ、10回なで上げる。
3. バストの内側から外側へ、両手で円を描くようにしてクリームを塗り込む。
バストを押しつぶしたり、強く刺激して摩擦を起こすのはNG! 逆にたるみの原因になります。
マッサージには必ずオイルやクリームを使って
「マッサージに摩擦は厳禁! ツボ押しやつまむ動作は肌が乾いている状態の方がやりやすいけど、なで上げたり手をすべらせる動作ではクリームやオイルなどをなじませて滑走性を高めることが大切です」
マッサージに適した少し重めのオイル。バストマッサージオイル 100mL ¥3000/be-con
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撮影/藤澤由加 ヘア&メイク/RYO〈ROI〉 スタイリング/福永いずみ モデル/森 絵里香 取材・文/野崎千衣子 構成/佐藤 陽〈MAQUIA ONLINE〉