すっかり10月も後半となり、上着を羽織る季節になりました。
急に肌寒くなり、体調はもちろん、肌もなんとなく調子がすぐれない……と感じている方も少なくないのでは?
“ゆらぎ肌”という言葉を最近よく聞くようになりましたが、実は20~40代女性の6割以上が、『季節の変わり目に肌の不調を感じている』のだそう。
この「なんとなく不調肌」は、肌のバリア機能の低下が要因となっているのですが、
そのカギを握っているのが、肌表面の角層にある「セラミド」!
美容・健康業界で最近注目されているのが、「こんにゃくセラミド」の有効性。
そう、こんにゃくです!おでんや煮物に欠かせない、あのヘルシー食材!
先日、肌のバリア機能の重要性と“こんにゃくセラミド”の経口摂取の可能性にまつわる最新研究と、
こんにゃく芋由来のセラミドに関するセミナーに参加してきました。
とても興味深く面白い内容だったので、シェアいたします♪
「なんとなく不調肌」をもたらす要因
寒さや乾燥などの環境要因はもちろん、食生活や運動不足、ストレスなどの生活習慣、スキンケア用品、摩擦などによる物理的刺激、加齢や元々の体質など……さまざまな要因がありますね。
●普段どおりのスキンケアをしているのに、調子が悪くなる
●肌が乾燥して化粧品に刺激を感じる
●かゆみや赤みが生じることもある
こんな状態を感じたら、「敏感肌・なんとなく不調肌」かもしれません。
そして、一時的に不安定な状態となる、誰にでも起こりうる症状なので病気ではないのです。
なぜ肌が荒れるの?
前述した要因により、肌に炎症が起こると肌表面(角層)の状態が乱れ、バリア機能が弱い状態に。
「セラミド」は角層にある細胞間脂質で、その名のとおり、細胞と細胞の隙間を埋める役割を担っており、水分を抱えて肌を乾燥や外的刺激から守っています。
その大事な「セラミド」は、加齢や気候の変化、環境の変化などによって減少してしまいます。
すると、トラブルが起こりやすくなってしまう……というワケなのです。
「セラミド」は“塗る”か“食べる”で摂取できる!
このように、現代で生活していると、セラミドは減少していく一方……とわかりますよね。
①肌に直接塗る
②食べる
この2つの方法で補うことができますが、食べて摂取するメリットは、全身に作用させられること!
そこで注目されているのが、今回ご紹介したい「こんにゃくセラミド」。
「こんにゃくセラミド」とは?
自然界に存在するセラミドの中でも、特に圧倒的に多くセラミドが含まれているのが「こんにゃく芋」なのだそう。
さらに、セラミドの産生効果が高い「スフィンゴイド」という成分が豊富で、有効的に摂取できることから注目されているとのこと。
セラミド研究会会長・北海道大学名誉教授の五十嵐靖之先生によると、アルツハイマー病予防など健康面でもさまざまな効果が期待されるのだとか!
ちなみに、こんにゃく芋って見たことありますか?
こんなやつ!ずんぐりむっくりで可愛い(笑)
一般的に普段の食卓で食べられているこんにゃくは、こんにゃく芋を精粉して加工されて作られているのですが、その際に捨てられてしまう「飛び粉(豆腐に例えるとオカラみたいなもの)」にセラミドは多く含まれているそうです。
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ちょっとお値段はお高めですが、下の写真のような「生いもこんにゃく」を選ぶようにしましょう♪
セミナーでは生芋こんにゃくを使ったメンチカツ、プチケーキをいただきました。
もちもちした食感で食べ応えもあり、美味しかったです♪
また、新宿アルタ 1Fにオープンした、世界初の生芋こんにゃくスムージー専門店「コンジャックプラス (Konjac+)」のスムージーも!
お店には、10種のメニュー全てに、女性が1日に不足しがちな食物繊維7gとセラミド600μgを含んだドリンクが並んでいるそうです。
タピオカのようなこんにゃくの食感が楽しめる、濃厚なスムージーはまるでスイーツのように美味しかったです♪
そして、毎日手軽に摂取するなら、健康食品を取り入れるのも手。
セミナーのお土産で、こちらの2品をいただきました!
錠剤サプリメントは、ダイセル「ピュアセラミド」
ゼリーは、愛しとーと「うるおい宣言 セラミドプラス」
保湿や生活習慣を意識しているのに、なかなか“なんとなく不調肌”が解消されず悩んでいる……という方。
セラミドを“食べて”カラダの内側からケアしてみるのも良いですね!
トータル美容のエキスパート
得意なジャンルは、メイク全般、新商品レポート。元美容部員、美容ライター、メイク講師、美容業界歴16年!化粧品検定1級。さまざまな経験や美容知識を活かして、誰でもマネできる美容テクやメイクの小ワザを発信。