夏の過酷な紫外線や汗、エアコンによる乾燥と闘い続け、さまざまなお悩みが表面化しやすい秋の肌。友利 新先生&小田ユイコさんの強力タッグが、秋口に取り入れるべき美肌ケアを徹底的に解説します。

友利先生 イグニス

医師 友利 新先生
医師ならではの視点で、肌に届くスキンケアを解説。新作コスメを忖度なしに紹介するYouTubeチャンネルも大人気。
ブラウス¥18920/ワールド ウェブインフォメーション(クードシャンス) スカート¥30800/デザインワークス 銀座店(デザインワークス) ピアス¥15400/プラス ヴァンドーム その他/本人私物

\まずはあなたのお悩みタイプをCHECK/



くすみや毛穴が詰まる角質肥厚タイプ
夏の過酷な紫外線の影響で肌のターンオーバーが乱れ、角層が厚くなりがち。そうすると、肌の排泄機能が低下して毛穴詰まりや角層のくすみなど、さまざまなトラブルの原因に。揺らぎやすい秋口の肌には、クレンジングでやさしい角質ケアを取り入れて。

●日焼けで肌がくすんでいる
●肌表面がゴワつき、硬さを感じる
●部位によってテカリと乾燥の差が激しい
●毛穴が詰まりやすい

皮脂テカ・毛穴の開きが気になるインナードライタイプ
秋になっても肌のテカリが目立ったり、皮脂が気になるという肌には注意が必要。夏のダメージで水分が蒸散し、潤いを補おうと皮脂分泌が活発になっている可能性も。内側までしっかり水分をチャージして、皮脂分泌量を適正にコントロールすべし。

●オイリー肌で皮脂ケアに余念なし
●オイリーなのに部分的に乾燥する
●クレンジングはさっぱりするオイル派
●化粧水の浸透が悪い

季節の変わり目にトラブル続出秋のゆらぎタイプ
秋になると空気が急激に乾燥するだけでなく、夏の間に厚くなった角層がランダムに剥がれ落ち、水分保持力が低下してしまうことが。そうすると肌が敏感状態になり、さらに外気のダメージでターンオーバーが乱れて、負の連鎖に陥ってしまう人が急増。

●いつものスキンケアが染みる
●肌の赤みが気になる
●スキンケアがなかなかなじまない
●UVケアをサボりがち

\友利先生が渾身レクチャー/
どんな肌悩みにもまずは基本の
“落とす&潤す”が重要!

「スキンケアの基本は、汚れをきちんと落としてリセットする、たっぷりの水分で満たしてあげる、この2点。ただし、落とし方を誤ると肌に必要な潤いまで奪いかねないので、クレンジングは角層をケアしながら肌の潤いバランスを整えてくれるアイテムを選んで。その後に顔全体にムラなく水分を与えることも、濁りのないうるツヤ肌を目指すために欠かせない絶対条件です」(友利先生・以下同)

秋の美肌5カ条
乾燥リスクが高まる秋は、スキンケアの見直しどき。美肌へと導く5カ条を指南!

その1 必要な潤いを残すクレンジングを
「夏の間は皮脂量が多く、さっぱりとした洗い上がりのクレンジングを選びがちですが、季節の移り変わりに合わせてクレンジングも乾燥肌対応にアップデートを。洗い上がりがもっちりするだけでなく、適度な潤いが残ることで化粧水の浸透ルートも確保できます」

その2 摩擦厳禁! 擦らずメイクオフ
「既にご存知の通り、摩擦は美肌の大敵です。 擦ることで炎症が起こり、乾燥トラブルなどにも繋がるので、クレンジングも摩擦レスを心がけて。摩擦レスでメイクを落とすためには、厚みのある質感のクレンジングを選ぶこと、手と肌が直接触れないよう1回の使用量を守ることが大切」

その3 無理なく落として肌環境を整える
「テカリやベタつきから、皮脂を過剰にケアする人が多いけど、皮脂膜がないと肌を適正な状態に保つことができません。メイク汚れをリセットすることは大切だけど、無理なく落として肌環境を健全に整えることを心がけて。肌の常在菌に着目したアイテムもおすすめです」

その4 シートマスクで均一に水分補給
「肌の乾燥が気になる人は、美容液やクリームに頼る前に水分補給の見直しを。肌全体に均一に潤いを届けるには、シートマスクが何より効果的。ただし、長時間肌にのせていると肌表面がふやけて保水力が低下してしまうので、短時間でケアできるものを選びましょう」

その5 お気に入りの香りで心地よくケア
「毎日のお手入れは、心地よさ、気持ちよさも大切です。同じ肌ケアでも楽しめるか、癒やされるかどうかで後肌も変わっていくように感じます。また、肌悩みがあるときは心にストレスがかかっていることも多いので、そんなときこそ香りやテクスチャーで心安らぐお手入れを意識してみて」



イグニス モイストライン 美肌力ですこやかな肌に

毎日なんとなくで済ませがちな、クレンジングと保湿ケア。適切なアイテム選びと安定したお手入れルーティンに切り替えると、素肌の印象が見違えるはず! より美肌に近づくための使いこなし術を、小田ユイコさんがレクチャーします。

小田ユイコさん

美容ジャーナリスト

小田ユイコさん

肌ケアは、私が教えます
最新の美容情報を、マニアックな視点で深掘りして紹介。敏感肌ゆえ、ここ最近は肌環境を整える“菌活コスメ”を探求中。

肌環境を整えて、しなやかな素肌に
ビフィズス菌発酵エキス※1と乳酸菌発酵エキス※2配合で、メイクオフするたびに潤いバランスを整え、ヘルシーな肌環境をキープ。サンゴ由来のホワイトドロマイト※3が、不要な角質をしっかり吸着し、明るくしなやかな肌へと導く。12種類ものハーブをブレンドした香りで、肌も心も心地よくなれるはず。「摩擦はなく、でもしっかりメイクを落とすには、意識的な手の動きが必要不可欠。リズムを刻みながら丁寧に円を描くと、クレンジングの満足度が高まります」(小田さん・以下同)

イグニスの新生モイストラインで大人の秋肌をケア。秋の肌悩みに美肌5カ条_2

イグニス モイスト リニュー クレンジング クリーム
肌をやさしく包み込み、メイク汚れをフワッと浮き上がらせる。こだわりの潤い成分配合で、気温や湿度の低下により硬くなった角質を柔軟にし、なめらかな肌に。200g ¥3850/イグニス

美肌5カ条をより高める!

イグニスの新生モイストラインで大人の秋肌をケア。秋の肌悩みに美肌5カ条_3

手のひらで温めて、5点置きからスタート
クレンジングを手に取ったら、体温で温めるように緩める。その後、額、両頬、顎、鼻の5点にのせる。「手元で温めることで、クリームがスムーズに広がって摩擦レスに。両頬と額に約1/3ずつ、鼻と顎は残りをのせるくらいでOK」

イグニスの新生モイストラインで大人の秋肌をケア。秋の肌悩みに美肌5カ条_4

三拍子のリズムで、円を描きながら広げる
手の力を抜き、自然に顔に沿わせながら、大きな螺旋を描くようにクリームを広げる。「1、2、3……とゆっくり三拍子を刻みながら、一定のリズムで手を滑らせると、手の動きが自然に大きくなり、メイクとのなじみが高まります」

ゆらぎがちな肌をこれ1枚で集中保湿
保湿効果に優れた、厳選の植物成分をぎゅぎゅっと凝縮。一見、シンプルなシートマスクは軽く引っ張ると顔の形に合わせて自在に伸縮し、5分で水分補給が完了する。毎日のスキンケアはもちろん、忙しい朝のながらケアにも活躍。「肌に吸い付くように密着するシートが優秀。肌あたりも
やさしく、ヒタヒタの潤いで肌を満たしてくれるような感覚は、まるでスペシャルケア級の満足度」

イグニスの新生モイストラインで大人の秋肌をケア。秋の肌悩みに美肌5カ条_5

イグニス ルーティン ケア
ブランド共通の成分、白神産ウイキョウエキス※4をはじめ、自然の恵みを贅沢に配合。アルコールフリー処方だから、毎日のケアに気負いなく使える。28枚入り ¥5500/イグニス

美肌5カ条をより高める!

イグニスの新生モイストラインで大人の秋肌をケア。秋の肌悩みに美肌5カ条_6

顔幅に合わせてシートをストレッチ
化粧水の代わりに使うものだから、顔全体にフィットさせることが何より重要。「顔にのせる前に、ある程度シートを伸ばし、浮きやすい鼻周りやフェイスラインは、のせてから微調整を」

イグニスの新生モイストラインで大人の秋肌をケア。秋の肌悩みに美肌5カ条_7

ピアス¥3630/ザ・メイチャン トップス/スタイリスト私物

ルールを作ることで、スキンケアの失敗が減る
「スキンケアは毎日の習慣だから、疲れている日は手つきもおざなりに。手の動かし方にルールをひとつ設けるだけで、気分や忙しさに左右されず、安定したケアが可能に。肌をいたわるお手入れを身につけることが、美肌への近道に」

イグニスの新生モイストラインで大人の秋肌をケア。秋の肌悩みに美肌5カ条_8

硬くくすんだ※5肌をもっちり明るく
きめ細かい泡が、不要な角質や毛穴の汚れをやさしく取り除き、蓄積した角質ぐすみを明るく払拭。クリーミーな弾力泡が肌をいたわるように包み込み、しっとりなめらかな洗い上がりを体感できる。乾燥が気になる秋から冬にかけてもおすすめ。モイスト ソープ 120g ¥3300/イグニス

※1ビフィズス菌培養溶解質(保湿成分)
※2乳酸桿菌/ハス種子発酵液(保湿成分)
※3ドロマイト(保湿成分)
※4ウイキョウ果実エキス(すこやか成分)
※5汚れ

●お問い合わせ/イグニス
0120-664-227 
 

撮影/岡本 俊(人物) Kevin Chan(物) ヘア&メイク/鈴木京子(友利先生) 榛沢麻衣(小田さん)スタイリスト/槇 佳菜絵(友利先生) 坂下シホ(小田さん、物) 取材・文/野崎千衣子 構成/若菜遊子(MAQUIA)

※本記事掲載商品の価格は、税込みで表示しております。

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