コスメに投資しまくり、ついには“皮膚の変態”として活動するに至った大野真理子さん。今大注目の真理子さまに、美肌の作り方やコスメとの付き合い方などを聞きました。
多忙だからこそ辿り着いた!
経営者で、2児の母で、美容家
大野真理子の結果主義スキンケア
真理子さまをもっと知りたい!
肌も人生の悩みも、こう解決します
Q.コスメのお金のかけどころって?
A.悩みだけにフォーカスしないで
たとえば毛穴悩みなど、コンプレックスにフォーカスしたアイテムばかりを選ばないこと。自分の肌を客観視できるよう、“引き”の目線で考え、アイテムを組み合わせています。
Q.プチプラで投入するといいものは?
A.敏感肌コスメはドラコスが強い!
デパコス信奉者として生きてきただけに、プチプラに関しては、仲良くしてくれている若いYouTuberに教えてもらっています。実際使って納得できたのが、敏感肌ケアアイテム。あとはシートマスクも優秀です。
肌を立て直したいときに
たっぷりジェルで肌に密着して落ち着かせる。ミノン アミノモイスト ぷるぷるしっとり肌マスク 22ml×4枚入り ¥1320(編集部調べ)/第一三共ヘルスケア
うっかり日焼けをケア
トラネキサム酸配合のレスキューマスク。トランシーノ 薬用ホワイトニングフェイシャルマスクEX(医薬部外品) 20ml×4枚入り ¥1980(編集部調べ)/第一三共ヘルスケア
Q.モテるナチュラルメイクを目指すならどこを強化すべき?
A.肌の色を抜くこと
ナチュラルメイクのカギとなるのが肌づくり。そこで大切になるのが、赤みなどをしっかりカバーして“色を抜く”こと。あとは色を多く使わず、アイラインなど線を丁寧に扱って。
Q.絶対抜いてはいけないスキンケアは?
A.クレンジングと保湿
どんなに忙しくてもクレンジングと保湿はマスト。抜いてもOKなのは、ステップを重ねるケア。1ステップでもしっかり保湿を。
Q.肌がキレイすぎる真理子さまですが、今でも肌トラブルは起きる?
A.さまざまな経験を経て、自分の肌の扱いをわかっているので今はあまりありません
Q.おすすめな美容医療は?
A.マキア世代なら皮膚表面へのケアを
ニキビやシミ、毛穴など皮膚の治療なのか、シワやゆるみなど形成外科的な治療なのかを判断してから、それぞれを得意とするクリニックを探すのが大切。
⚫︎フォーマ(RF治療)
RF(高周波)の効果により、皮膚を43℃まで上昇させることで肌を引き締める。肌表面にアイロンをかけるイメージ。
⚫︎メソナJ(導入)
メソポレーションという技術を用いた美容治療。浸透しにくい美容成分を肌深層まで導入可能。エステ感覚で!
⚫︎トーニングorレーザーフェイシャル
微弱な力で照射するから肌へのダメージが少なく、トーンアップや毛穴の引き締め、黒ずみ除去が期待できる。
Q.初対面の人と接するときに気をつけていることは?
A.お会いできてうれしかったことを全力で伝えます
自分が思っているよりも気持ちは伝わりません。だからこそ、そのときにどんなに緊張していても「お会いしたかったこと」「大好きなこと」をできるだけ伝えるようにしています。
Q.寝不足のときにしているインナーケアは?
A.プラセンタとダブルグルタチオンのサプリメントを摂っています
Q.美しさ&華やかさを保つ秘訣は?
A.保っている自信はありませんが(笑)……
なりたい自分を明確にイメージすること。あとは、生活にメリハリを。私はメイクするのは週4日くらい。インスタライブもノーメイクで(笑)。
Q.40歳をすぎてから体形を維持するためにしていることは?
A.筋肉量を増やすか、食べる量を減らすか
代謝は年々下がっていくし、若いころと同じ量を食べていれば当然太ります。基本ではありますが、筋肉量を増やすか、食べる量を減らすか。結局、体形維持に近道はないんですよね。
Q.年々理想が高くなり、相手が見つかりません。妥協も必要?
A.妥協って……。これは面談が必要
あーーー、これは個人面談が必要なパターンです(笑)。人を愛することって、許すことなんじゃないかと思うので、妥協という言葉が、まず誤り。人に自分の理想を求めるなら、自分も相手から求められることを受け止める覚悟を。
Q.品性と知性はどのように培われましたか?
A.大変恐縮です……
青春時代のほとんどを人前で品のない行いをすることは許されない、とても厳しいカトリックの学校で過ごしたからですかね(笑)。でも、女子校でしたのでお笑い精神も培われました。
Q.行動力の源は?
A.常にスマホにメモして、自分宛にLINE
コラムのネタになりそうなこと、「いいよ」と言われたお店など、思いついたこと、やりたいこと、行きたいところなどをスマホにメモして、自分宛にLINE。これを基に行動しています。
Q.いつもご機嫌な印象ですが、イライラしないのですか?
A.怒りはコスパが悪い
私、社員にも子供にも全然怒らないですね。怒っても状況は変わらないから。しかも、萎縮され、作業効率が落ちたらコスパが悪い。それなら違う角度からその人ができることを探ったほうがいい。
Q.パートナーといい関係を築くには?
A.ありがとうをたくさん伝える
人って大切にしてもらうと、いっそう相手を大切にするもの。だから「ありがとう」を頻繁に伝えます。私は夫に「あなたクラスになると〜」とか「私の人生は宝くじに当たったようだ」と伝えるようにしています。言葉はタダですから、それでいい関係が築けるのならめちゃコスパがいい!
Q.座右の銘を教えてください
A.今あることに感謝する
死ぬときに一番そばに居てほしい人を大事にする気持ちを忘れずにいたいです。暴走しがちな性格なので「物事の優先順位を間違えない」をいつも肝に銘じています。
Q.たくさんあるコスメの収納法を教えて
A.スキンケア棚とメイク棚があります
Q.食生活で意識していることは?
A.胃を疲れさせすぎないこと、冷やさないこと、脂を摂りすぎないこと
出産後、授乳でいくら食べても太らない身体を手に入れたと勘違いし、糖質・脂質祭りになり、結果栄養不足に。これを教訓に脂は少なめに、丼など炭水化物メインの食事は時々にしています。
Q.メイクで一番大切にしていることは?
A.メイクにあてられる時間を想定し、逆算してスキンケアを組み立てる。あと、自然光で見て、色のバランスを見ています
Q.2024年の実現したいことは?
A.君島十和子さまと対談をしたい!
筋金入りの「トワラー」な私。40歳以降は顔の造形よりも、その人の生き方が美しさに繋がることを実感。だからこそ、生き様までお美しい十和子さまと女の人生について語り合いたい!
MAQUIA 6月号
撮影/天日恵美子 ヘア&メイク/岩出奈緒 取材・文/藤井優美〈dis-moi〉 構成/萩原有紀(MAQUIA)
衣装は大野さん私物
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