マスク生活で肌あれに悩む人は多いよう。 さらにシミも増える可能性があるとしたら? 「MAQUIA」4月号から、春以降、マスクジミに悩まないための対策をお届けします!

今年はマスクジミに要注意! シミを作らないための5つの予防法_1

今年の春は要注意!
マスクジミを作らないためにすべきこと

2021年春にシミが急増するわけ

「原因は、マスクの摩擦やムレが引き起こす炎症。今、ニキビや肌あれがある人は特に注意を。シミができやすい体質なら、紫外線が一気に増える5月頃から出てくるかもしれません。また肝斑が濃くなる可能性も」(髙瀬先生)

髙瀬聡子先生

ウォブクリニック中目黒院長

髙瀬聡子先生

美容皮膚科医。シミ治療のエキスパート。著書に『いちばんわかるスキンケアの教科書』など。

今年はマスクジミに要注意! シミを作らないための5つの予防法_2

シミ要注意な場所を写真で解説

クレンジングの摩擦による
色素沈着
顔全体はライトなメイクでもマスクでも見える目周りはしっかり、という声多数。目元のクレンジングが雑になると、摩擦やメイク残りでまぶたのくすみが進行。


ヒモ部分のこすれによる炎症
頬骨の横は、日焼けやエイジングによるシミや肝斑ができやすい部位。ヒモの摩擦で炎症が蓄積されて、赤みからシミに発展することも。


UVケア不足!
目の周りのポツポツシミ
小さなポツポツシミができやすい目のキワ。マスクだからと油断してUVケアを塗り忘れやすく、メイクオフでこすることが原因。


ニキビ・肌あれの色素沈着
あごのニキビは居座りやすく、炎症が引いてから色素沈着しがち。ザラつくときはターンオーバー不良なので角質ケアを取り入れて。


肝斑の悪化
頬骨の上からこめかみにかけてのエリアは、ただでさえ肝斑の頻発部位。マスクの上のキワやヒモの摩擦で、肝斑が増えたり濃くなったりする可能性は大。

【マスクジミを作らないための予防法】
まずは、肌あれや炎症を未然に防ぐことが大切。マスクジミを防ぐ日々の生活&お手入れ習慣をアップデート!

UVケアの塗り直しをこまめに

「在宅でもUVケアは必須。マスクでこすれる部位は取れやすいので付け直しを。スティックタイプが便利」


守りながら美白。トランシーノ ホワイトニング UVコンシーラー SPF50+・PA++++ [医薬部外品]¥2600(編集部調べ)/第一三共ヘルスケア

内側から肌の抵抗力を高めたい!

(右から)ビタミンB群で肌あれをケア。チョコラBBプラス[第3類医薬品] 60錠 ¥1280/エーザイ 毎日のヨーグルトで手軽に紫外線ケア。明治スキンケアヨーグルト素肌のミカタ 112ml ¥132/明治 日焼け止めの塗り直しが難しい人は飲むUVケアを。アスタリフト サプリメント ホワイトシールド 60粒 ¥4000/富士フイルム

日中も意識して水分を摂取

「電車の中などマスクを外しにくい場所だと喉が渇いてもガマンしがち。コロナ禍で全体的に水分摂取量が減っています。意識して水分を摂り、巡りをよくしましょう」

アイメイクはリムーバーで丁寧に

「アイメイクを盛ったならリムーバーはマスト。コットンにたっぷり含ませ、まぶたに数秒置いてから軽くぬぐいます」


敏感肌にも優しく、WPメイクもスムーズに落とす。レスペクティッシム ポイントメイクアップリムーバー 125ml ¥1800/ラ ロッシュ ポゼ

マスク内の湿気をティッシュオフ

「マスク内外の温度差でマスクの中がムレがちに。一瞬潤っているように感じますが、肌がふやけて潤いが逃げやすい状態。マスクを外すと一気に乾燥するので注意」

MAQUIA 4月号
撮影/藤澤由加(人物) ヘア&メイク/榛沢麻衣 スタイリスト/福永いずみ モデル/佐藤さき(マキアビューティズ) 取材・文/柏谷麻夕子 企画/萩原有紀(MAQUIA)

※本記事掲載商品の価格は、本体価格(税抜き)で表示しております。掲載価格には消費税は含まれておりませんので、ご注意ください。

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MAQUIA2024年11月21日発売号

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