「MAQUIA」11月号では、乾燥の秋におすすめのうるおいケアアイテムを、美容ジャーナリスト・小田ユイコさんが肌タイプ別に厳選! 今回は、「水分を抱える力」が弱まっている人にぴったりのケアをご紹介。
\ 私が解決します!/
美容ジャーナリスト 小田ユイコさん
美容記者歴30年の経験を通じ、肌に合ったうるおいケアを研究。毎シーズン、新作うるおいコスメを試しまくる。
こんな人は水分を抱える力が弱まっている!
☑万年ドライ肌
保湿ケアをしているはずなのに、季節を問わず、カサつき、粉ふき、皮めくれがある。
☑ダメージに弱い
紫外線や空気の悪さ、秋花粉で肌がカサつく。キメが乱れ、ピリついたり肌が赤くなる。
☑肌がゆらぎがち
ストレスや寝不足などでいつものコスメがしみたり、肌がかゆくなったりムズムズする。
☑うるおいが持続しない
朝、保湿ケアしても午後になると肌がカサつき、ファンデーションが浮いてしまう。
原因 水分を抱える力が弱い
肌が「頑張りすぎ」た結果、
白旗をあげてうるおい放棄
「私たちを取り巻く環境が年々変化していく中、頑張り続けて肌が疲労困憊状態なのがこのタイプ。夏ダメージを引きずり、秋花粉が飛ぶ今、このタイプが急増中。外的&内的ストレスが多すぎて、バリア機能が穴ぼこだらけになり、水分を抱えられなくなっています。このタイプの肌にいくら化粧水でコットンパックをしても、重い油分のフタをしても、結果的にカサつきはおさまりません」(小田さん)
こうすれば乾かない!
【結論】ブースターを投入! うるおう「お膳立て」を
バリア機能がダウンした肌は、洗顔後すぐの「第一投」がキモ! いきなりうるおいを大量投入しても、抱える力が弱いのでダダもれ。「前菜」ケアで肌態勢を整えれば、メインディッシュとなるあとからの保湿コスメをがっちり抱えこめる肌になりますよ。
ランコム ジェニフィック アドバンスト N
うるおいを受け入れる「表門」、美肌菌を育てる美容液。菌バランスを整えるプレバイオティクス&プロバイオティクスを配合。30ml ¥10000
オルビス オルビスユー セラム
モイストフルエフェクターが肌のミネラルバランスを整え、うるおいをすみずみまでデリバリー。水分が貯まる肌に。25ml ¥4000
クレ・ド・ポー ボーテ ル・セラム
独自成分スキンイルミネーターが、もともと肌が持つ「知性」低下を阻止。ストレスに強い肌に。(医薬部外品)50ml ¥25000
ブースターをなじませたら、1分おいてから次のステップに。待つ間は両手で頭皮をつかみ、リズミカルにマッサージし、うるおいがめぐる手助けを。
【結論】高機能ジェルでバリア機能を回復
肌にもともと備わっていたうるおいを抱える力を取り戻すには、バリア回復ジェルがいちばん! 角層のすみずみまで入り込んで、しなやかな「盾」となってくれます。なじませ方にも注意が必要。このタイプは摩擦刺激、厳禁。「仰ぎづけ」でハンドプレスを。
アスタリフト ジェリー アクアリスタ
おなじみのジェリーが、ヒト型セラミドを強化してリニューアル。アセンヤクエキスがバリア機能を補強。40g ¥9000/富士フイルム
フイルナチュラント エクスバリア リペア ゲル AL
天然成分サクランが外的刺激をシャットアウト。うるおいを密封する。50g ¥4000/ドクターフィル コスメティクス(10/16発売)
アベンヌ ミルキージェル エンリッチ
アベンヌ温泉水がバリア機能を回復させ、ひと塗りでうるおってハリ、つやもプラス。50ml ¥4000(編集部調べ)/ピエール ファーブル ジャポン
ジェルを手のひら全体にのばし、上を向いて手のひらの重みでなじませる「仰ぎづけ」を。胸が開き、呼吸も整ってリラックス。
MAQUIA11月号
撮影/山下みどり(モデル) 橋口恵佑(物) ヘア&メイク/宮本陽子 モデル/佐藤さき (マキアビューティズ) イラスト/雨月 衣 取材・文/小田ユイコ 構成/若菜遊子(MAQUIA)
※本記事掲載商品の価格は、本体価格(税抜き)で表示しております。掲載価格には消費税は含まれておりませんので、ご注意ください。
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