花粉の季節になると、くしゃみ、鼻水、目のかゆみ…肌荒れもひどくなってしまうという人も多いですよね。花粉シーズンに起こりがちな肌荒れの予防法やスキンケアのコツを医師の貴子先生にアドバイスしていただきました。最新のおすすめケアアイテムまで完全網羅でお届けします。

- Q1. 花粉の季節に起こりがちな肌荒れの特徴って?
- Q2. なぜ花粉で肌が乾燥・かゆくなるの?
- Q3. 花粉で肌荒れしたときやりがちなNGスキンケアとは?
- Q4. 花粉から肌を守るための基本ステップとは?
- Q5. 腸内環境を整えたり、インナーケアで症状を緩和するにはどうしたらいい?
- 花粉ダメージを寄せつけない、最新スキンケアアイテムカタログ
- 花粉をきちんと落とす! おすすめ洗顔コスメ3選
- 花粉で揺らがない肌へ。おすすめ保湿コスメ6選
- 花粉から肌を守る! おすすめメイクキープミスト3選
Q1. 花粉の季節に起こりがちな肌荒れの特徴って?
A1.
●カサカサ、いつもより乾燥する
●赤くなったり、むくんだり、かゆみがでたりする
●化粧のりが悪い、あるいはいつもの化粧品が合わなくなる
「これらが花粉症の肌症状が出ているサイン。その際のケア方法は、基本的に敏感肌ケアと変わりません。症状が強い人は、刺激の少ない敏感肌用の化粧品を使うようにしましょう。敏感肌の人と同じように、乾燥状態が強くなるので、保湿はしっかり念入りに」(貴子先生、以下同)。
Q2. なぜ花粉で肌が乾燥・かゆくなるの?
A2. 花粉症の方は、花粉が皮膚に接触することによって、アレルギー反応を引き起こすから。
「人間の体には内部に侵入しようとするウイルスなどの異物を排除し、体を守ろうとする働き(免疫機能)が備わっています。花粉症は、花粉を異物と認識した体内の免疫システムが過剰に反応するために起こる症状です。
異物が入ってくるとそれを排除するためのIgE抗体が体内に放出され、粘膜下組織や結合組織などにある肥満細胞の表面に結合します。すると肥満細胞からヒスタミンが細胞外に放出され、このヒスタミンが刺激となり、アレルギー反応を起こします」。

Q3. 花粉で肌荒れしたときやりがちなNGスキンケアとは?
A3. 花粉症の時期はごわついたり、吹き出物が出たりするので角質ケアをしたくなりますが、バリア機能も弱くなっているため、やみくもにピーリングすればよいわけではない。
「花粉症の時期になると、肌診断をきちんと行わず、エステサロンやクリニックで角質ケアを行った結果、肌の不調や乾燥、刺激感、赤みなどをおこし、当院に駆け込んで来られる方も多数いらっしゃいます。このような方の中には、肌に合わないピーリングをされて、それ以来ピーリングが怖くてできないという方も。
花粉症の時期に一番大切なのは、保湿。刺激の少ない化粧水でしっかり保水して、そのあとは肌免疫を高めたり、バリア機能を強化するような美容液・乳液・クリームでしっかり保護を」。
Q4. 花粉から肌を守るための基本ステップとは?
A4. 花粉症の症状は、肌に花粉が触れることで引き起こされるため、とにかく花粉を肌に残さない直接接触させない工夫をしていくことが大切!
「具体的には、外出時には花粉を吸い込まないようにマスクを着用し、プロテクター付きのメガネやマスク、帽子でガードする、髪はコンパクトにまとめ花粉が髪につかないように、なるべく肌の露出を控え、露出している部分は日焼け止めやファンデーションで覆い、すっぴんで外出するのは避けるほうが好ましいです。
また、帰宅したらすぐにメイクを落とし、肌についた花粉を除去するよう心がけて。なるべく室内に花粉を持ち込まないよう、上着の花粉を外で払ってから部屋に入る、洗濯物は部屋干しにするなどもおすすめです。
予防策としては、バリア機能を高めるように保湿ケアを入念に行い、肌トラブルを起こしやすい乾燥状態にしないことも重要です」。
Q5. 腸内環境を整えたり、インナーケアで症状を緩和するにはどうしたらいい?
A5. 花粉症の時期によいインナーケアは、バリア機能を強化するもの、免疫を高める腸内環境を整えるものがよいです。
「具体的には、バリア機能を強化する亜鉛や、皮膚だけでなく体内全体の免疫を強化するビタミンD、細胞を強化するアミノ酸、粘膜を強化するビタミンA、皮膚や粘膜を守るビタミンB群やビタミンC、腸内環境を整えて免疫力を高める乳酸菌を意識して摂取するとよいでしょう」。
花粉ダメージを寄せつけない、最新スキンケアアイテムカタログ
花粉をきちんと落とす! おすすめ洗顔コスメ3選
アベンヌ スキンバランスフォーム モイスト

低刺激設計の処方とやわらかい泡で、摩擦レス洗顔が叶う
敏感肌ユーザーから絶大な支持を集める洗顔料が、保湿成分のグリセリンを新配合してリニューアル。泡切れもよりエアリーに進化し、すすぎ時の摩擦も低減。生後3ヶ月の赤ちゃんから使用可能で、家族で使える1本。ボディにも使える。150ml ¥2530(編集部調べ)/ピエール ファーブル ジャポン(2月21日発売)
エトヴォス トリートメントリッチフォーム ヴァイタルローズ

生クリームのような弾力泡が、“洗う”と“潤す”ケアを両立
敏感肌さん御用達の洗顔料から、100%精油で構成された特別な香りバージョンが期間限定で登場。肌本来の主成分であるアミノ酸が汚れをやさしく落とし、潤いも逃さずキープ。きめの細かい泡で、肌を包み込むように洗える。花粉シーズンに怯えがちな洗顔を、香りとともに楽しんで。150ml ¥3300(3月4日限定発売)
キュレル 潤浸保湿 泡ジェル洗顔料

蓄積しがちな“にごりくすみ”をOFFして、透明素肌に
乾燥性敏感肌にとって刺激になり得る洗浄成分を使用せず、化粧水成分100%で作られた炭酸泡洗顔。炭酸泡が汚れに浸透し、少ない肌タッチでくすみの原因となる皮脂汚れをOFF。肌荒れ防止有効成分のグリチルリチン酸ジカリウムを配合。無香料・無着色。(医薬部外品)200g ¥2090(編集部調べ)/花王
花粉で揺らがない肌へ。おすすめ保湿コスメ6選

松倉クリニック代官山 院長
貴子先生
花粉症の時期に一番大切なのは保湿。化粧水がしみる場合は無理に化粧水をつけず、刺激の少ないジェルやクリームだけでも大丈夫。
乳液先行型スキンケアの人は、コットンでこすって摩擦をかけすぎないように。洗顔・クレンジングでも保湿成分を落としすぎたりしないように気をつけましょう。
イハダ 薬用うるおいローション
イハダ 薬用うるおいエマルジョン

ミニマムな2STEPのケアで、炎症の初期消火と延焼を食い止める
Wの肌荒れ防止有効成分に、新たに3種の複合保湿成分を配合してパワーアップ。高精製ワセリンが潤いバリア機能を整えて、外的刺激に揺らがない肌へ。(左・中)潤いで満たしながら、肌荒れを防止。(医薬部外品)しっとり、とてもしっとり 各180ml 各¥1650 (右)肌コンディションを整える。(医薬部外品) 135ml ¥1760/資生堂(2月21日発売)
d プログラム モイストケア ローション EX
d プログラム モイストケア エマルジョン EX

美肌菌や肌バリアの根幹部分に着目した、スーパーベーシックケア
50年以上、皮膚科学研究を追究する資生堂の敏感肌サイエンスの最新版。角層バリアを整えるキシリトールや、肌の土台を健やかに導く厳選成分を配合。(左)繰り返しがちな肌荒れや乾燥を予防。(医薬部外品) 125ml ¥3300 (右)ベタつきの少ない軽やかな潤い膜が肌を保湿。(医薬部外品) 100ml ¥3630/資生堂
イグニス テンダー ピュア ローション
イグニス テンダー ピュア クリーム

花粉による乾燥やヒリつきに負けない強く丈夫な肌に
白神産のトウキンセンカエキスやドクダミエキスなど、肌をすこやかに保つ植物由来成分を厳選配合。(左)とろみのあるまろやかなテクスチャーが肌を包み込むように潤す。(医薬部外品)150ml ¥6600 (右)体温でとろけるヴェールが、肌を整えながらプロテクト。(医薬部外品) 70g ¥6600/(3月17日発売)
花粉から肌を守る! おすすめメイクキープミスト3選

松倉クリニック代官山 院長
貴子先生
予防策としては、バリア機能を高めるように保湿ケアを入念に行い、肌トラブルを起こしやすい乾燥状態にしないことも重要。メイクはしてもよいですが、摩擦がかかるようにこすらない。
皮脂類似の保湿成分が入っているアイテムや、セラミド系コスメ、免疫力アップ系の美容液やクリームなどを積極的に使うとよいでしょう。アンチポリューション効果のあるUVや花粉からガードするスプレー化粧水などを取り入れるのもおすすめです。
メイク キープ ミスト EX + 無香料

花粉の付着もメイク崩れもマスクへの色移りも、もう怖くない!
花粉やPM2.5など、大気中の微粒子の付着をブロック。表情の動きによれない柔軟性と、撥水性を持つコーティング力で、メイク崩れや汗や涙による崩れを防止。蒸れがちなマスクの下の肌環境も快適に。CICA成分や保湿成分も配合。80ml ¥1430(編集部調べ)/コーセーコスメニエンス(1月16日限定発売)
OSAJI ディフェンスミスト Urara〈ウララ〉

花粉を反発させて寄せ付けない! 花粉シーズンのお守りミスト
2種のヒアルロン酸が肌の上にプラスの電荷膜を作り、プラスの電荷を持つ花粉を反発させて付着を抑制。ヒアルロン酸と整肌成分で、潤いをキープしながら肌を保護。ラベンダーとローズマリーをブレンドした、リフレッシュにピッタリなハーバルフローラルの香り。50ml ¥2750(2月18日限定発売)
クラランス フィックス メイクアップ N LOVEエディション

ラブリーなパッケージで、花粉シーズンの鬱屈な気分を上げて♡
大気中の花粉やチリなどのムズムズ因子の付着を防ぐアンチポリューション効果も搭載した、殿堂入り級のフィックスミスト。スキンケア成分97%で、保湿力も抜群。日本人女性によって選ばれたローズとキイチゴが奏でる上品な香りで、LOVEなパッケージが手に入るのは今だけ! 50ml ¥5060(2月6日限定発売)
イラスト/黒猫まな子 取材・文/三上六花 構成・取材・文/中島和美(MAQUIA)
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松倉クリニック代官山 院長
貴子先生
大切なのは、帰宅後に洗顔・シャワーなどで皮膚に付着した花粉をきちんと落とすこと。基本的には皮脂をとりすぎないクレンジング洗顔料を選ぶようにするとよいでしょう。
そのためクレンジングオイルやバームは避けたほうがベター。ふき取り系は絶対に避けましょう。