「MAQUIA」6月号の表紙には、戸田恵梨香さんが登場。優しさも品もにじみ出る「大人のパステルメイク」を、Haruka Tazakiさんが解説します。
<今月の表紙メイク>COVER LOOK
大人こそつけたい、柔らかな
すみれ色が幸せな表情を後押し
目指したのは、優しさも品もにじみ出る「大人のパステルメイク」。にじみ出る幸福感を増幅させるような、柔らかパープルを目元に。唇はやや鮮やかな色で締めれば、抜きすぎず程よいバランスが。
今の戸田さんが持つ柔らかな雰囲気と、春夏に纏いたいパステルカラーがぴったりハマった「大人のパステルカラーメイク」。目元は淡いラベンダー、口元は締めのポイントとしてレッドをチョイス。「目の上広めに色をのせると派手に見えすぎることもあるので、上まぶたはごくごく淡い色一色をオン。パープル、としっかりわかる色みは、下まぶたでポイント的に効かせることで、いつもと違う表情も引き出せます」(Harukaさん)。目元はふんわりと柔らかな色でまとめた分、リップは彩度の高いレッドオレンジで。
Foundation
軽いつけ心地で重さを感じさせないのに、毛穴も色ムラもしっかりカバー。幸福感の透ける肌に。タンイドル ウルトラ ウェア リキッド SPF38・PA+++ ¥7040/ランコム
Cheek
色をのせる感じではなく、肌全体に血色を足すイメージ。頬全体に大きめブラシでふわっとのせれば、透明感も引き出せる。ブラッシュ スプティル SH02 ¥6270/ランコム
Eyeliner
最初にペンシル、その上からリキッドを重ねることでにじまずくっきりした黒ラインに。目の上全体と、目の下はインラインに入れる。(右)ル スティロ ウォータープルーフ N 02¥3190、(左)イドル ライナー ウォータープルーフ ¥3190/ランコム
Lip
マットなのに軽やかさも出るリップ。赤の発色を重く感じないよう、最初からグリグリ塗りすぎず、少しずつ重ねて。ラプソリュ ルージュ インティマット 196 ¥4950/ランコム
Eyeshadow
Bを全体的にまぶたの上にのせる。目の下は、Cを涙袋の位置全体にのせた後、同じ場所にAを重ねる。下にCを仕込むことで、Aのラベンダーをきれいに発色させる効果が。目の上ではなく下でポイント的に色を効かせることで、派手に見えすぎず、脱マンネリもして新鮮なイメージに。イプノ パレット 06 ¥8250/ランコム
Face powder
ふんわり柔らかく、品のある肌を生み出すパウダー。美容成分も入っていて、内からも外からも美肌を作ってくれる。アプソリュ パウダー 02 ¥13200/ランコム
1988年8月17日生まれ、兵庫県出身。作品に奥行きを与えるたしかな演技力で、主演映画『母性』をはじめ数々の話題作に出演。自らの心情を飾らずに語るストレートな発信も支持されており、昨年出版された初のトークエッセイ集『彼女』(ワニブックス刊)では、これまで演じてきた役柄に込めた想いや、自身が悩みもがきながら辿り着いた生き方に対する信念を包み隠すことなく語っている。
MAQUIA6月号
撮影/伊藤彰紀〈aosora〉 新谷真衣(物) ヘア/KENICHI〈SENSE OF HUMOUR〉 メイク/Haruka Tazaki スタイリスト/影山蓉子〈eight peace〉 モデル/戸田恵梨香
※本記事掲載商品の価格は、税込み価格で表示しております。
最終更新日: