ヘア&メイクアップアーティストのGeorgeさんが、仕上がりを格段にアップさせる、フェイスパウダー×ツールの選び方&使い方を指南。今回は、ナチュラルメイク派の人にお役立ち! フォギーで血色感のある肌を作るのに最適なルースパウダー&ツールとメイクのやり方を解説。毛穴レスに仕上げるためのプロのブラシ使いは必見です!
素肌そのものが美しく見えるベースメイクと、トレンド感がありつつ取り入れやすいポイントメイクが得意で、数多くの俳優やタレントのメイクを担当する。大のコスメ好きで、各ブランドの新色や隠れた名品に詳しい。特に韓国コスメに関する知識はオタク並。ツールについても並々ならぬこだわりを持つ。詳しくは、YouTubeチャンネル「George's Beauty up」やInstagramのライブをチェック!
【血色感フォギー肌】におすすめなパウダーは?
色ムラをカバーしてふっくらピーチ肌に
トランスルーセント ルース セッティング パウダー トーンアップ ローズ 29g ¥5280/ローラ メルシエ
植物由来のブラーリングパウダーがソフトフォーカス効果を発揮。ローズピグメントが肌に血色感を与えて、凹凸の目立たないフェミニンな透け肌に仕上げる。
選ぶべきツールは「山羊毛などの柔らかい毛質の大きめブラシ」
Georgeさん解説「大きく柔らかい毛質のブラシは、肌にふんわり薄くフェイスパウダーをのせたいときに有効。ローラ メルシエのローズパウダーと大きめブラシを組み合わせれば、肌全体に柔らかなトーンアップ効果とツヤ感をプラスできるので、ナチュラルかつヘルシーなベースメイクに仕上がります」
アンシ ブラシ Eve 310 ¥7150
韓国で大人気のプロ仕様のブラシ。最高級の山羊毛を使ったふわふわな毛質です。毛先が斜めで肌に当たる面積が広いため、ベースメイクに最適。粉含みがよく、かつ薄づきに仕上げることができます。
【血色感フォギー肌】メイクのやり方
STEP①
パウダーの蓋にお粉を出し、ブラシをくるくる動かして含ませる。その後、ブラシを蓋にとんとんと当てて、余分な粉をオフ。
STEP②
ブラシでパウダーをのせるときは、“くるくる×払い”が1セット。まず、ブラシをくるくる動かして毛穴を埋めて(画像左)、表面に残った粉を外へと払う(画像右)イメージ。これにより、薄づぎで毛穴レスなベースができます。
STEP③
テカリやすい額や鼻も、“くるくる×払い”でガード。鼻筋は上から下へ(画像上)、額は中央から外へ(画像下)とブラシを動かす。塗布する場所が細かい部分なので、円を描く動きも細かく動かすことがポイントです。
【血色感フォギー肌】仕上がり
ローズの血色感がポイントのナチュラルで多幸感のある肌に
すべてスタイリスト私物
肌全体を光のヴェールが覆っているような、フォギーで血色感のある印象に。肌の色自体が変わっているわけではないけれど、影などがほんのりローズ味を帯びていることで、血色感がアップして見えます。ナチュラルで多幸感のある肌感は、ぜひデイリーメイクに取り入れたい。
※本記事掲載商品の価格は、税込み価格で表示しております。
撮影/岩谷優一〈vale.〉 ヘア&メイク/George スタイリスト/鈴木美智恵 モデル/福吉真璃奈 取材・文/風間裕美子 企画・構成/鈴木里緒(MAQUIA ONLINE)