ぽってり厚みのある唇はチャームポイントにもなるけど、メイクのイメージやバランスによってはトゥーマッチになることも。特にトレンドのマットリップは発色が鮮やかなだけに、厚みのある唇では主張が強くなりがち。この記事では、「厚い唇」タイプさんが選ぶべき春新色リップと、唇のボリューム感を程よく抑えつつ、旬の唇になる方法をレクチャーします。
モデルや女優にも支持される高いテクニックを持ちつつ、読者目線のリアルな感覚でメイクを提案。新製品情報にも明るく、プチプラからデパートコスメまで、あらゆるブランドをカバー。今年の春には、自身が初めて手掛ける「Beauty Photo Book」を発売予定。
【悩み】唇が厚く、ぽってりしている
上唇も下唇も厚く、リップの色や塗り方によっては唇が目立ちすぎてしまう。女っぽさを控えめにしたいとき、目元を主役にしたいときにはバランスがとりにくい。
旬の透けマットなリップで輪郭をぼかして、唇の印象をトーンダウン
「昨年から新トレンドに加わった、マットなのに透け感があるリップ、厚い唇とも相性がいいんです。SUQQUのこちらがまさにそれで、マットリップ初心者でも使いやすい! この透けマットなリップで唇の輪郭をぼかして印象を弱めることで、唇がコンパクトに見えるんですよ。逆に濃厚発色のリップで輪郭を描いたり、ツヤツヤに光らせると、唇の厚みが強調されてしまうのでNG」(輝・ナディアさん)
シアー マット リップスティック 106(レフィル)¥4950、キャップ ¥550/SUQQU(限定発売中)
【HOW TO①】唇の中央から輪郭の内側までブラシ塗り
リップの塗りすぎ&広げすぎを防ぐために、直塗りではなく、リップブラシを使用。上下の唇の中央に色を置くようにして、外側に塗り広げていく。唇の輪郭までは塗らず、ひとまわり内側でストップ。
【HOW TO②】綿棒でぼかし、唇の輪郭の存在を弱めに
リップを塗った部分とその周りの境目をなじませるように、綿棒でトントンとぼかす。綿棒がリップの水分を吸収しながら色を薄く広げていくので、唇の輪郭が自然と薄くマットにぼけていく。
仕上がりはこんな感じ!
唇の中央にはほんのり潤い感があり、輪郭に向かって色が薄くマットになっていく、色と質感のグラデリップに。彩りはきちんと感じられるのに、唇の厚みや重く苦しさは気にならない、理想的なバランス感。
厚い唇のボリューム調整には、こんなリップもおすすめ
エレガンス コスメティックス
ルージュ シュペルブ セミマット 07 ¥4180(2月18日発売)
見た目も塗り心地も潤いを感じる、セミマットリップ。明るいコーラルベージュは、あらゆるメイクに応用できる。
ポーラ B.A
リキッドルージュセラム 03 ¥5720(3月1日発売)
透明なコーティング層を形成し、潤いに満ちたツヤとクリアな色をキープ。唇の老化に着目した、高機能なケア成分も配合。
センサイ
センサイ コントゥアリングリップスティック CL03(レフィル)¥3850、同 ホルダー ¥1650/カネボウ化粧品(2月1日発売)
しなやかなツヤを感じるソフトマットな質感と、深みのあるカラーの取り合わせが上品。細めのボディも塗りやすい。
※本記事掲載商品の価格は、税込み価格で表示しております。
撮影/藤澤由加 ヘア&メイク/輝・ナディア〈ThreePEACE〉 モデル/kurumi(マキア公式ブロガー) 取材・文/摩文仁こずえ 構成/織田真由(MAQUIAONLINE)