今シーズンも魅力的な新色リップが続々と登場! 第一印象でピンときた色を選ぶのもいいけど、自分の唇に合った色や質感を選ぶと、ワンランク上の仕上がりに。最新の製品情報と高いテクニックを持ち合わせるプロが、唇のお悩みから逆引きして、似合う人気ブランドの春リップをセレクト。この記事では「薄い唇」タイプさんへ塗り方をアドバイスします。
モデルや女優にも支持される高いテクニックを持ちつつ、読者目線のリアルな感覚でメイクを提案。新製品情報にも明るく、プチプラからデパートコスメまで、あらゆるブランドをカバー。今年の春には、自身が初めて手掛ける「Beauty Photo Book」を発売予定。
【悩み】唇が薄く、ボリュームがない
唇の縦幅が狭くてボリューム感がなく、少し寂しげな印象。上唇:下唇の黄金比は1:1.5なので、バランス的には特に下唇の厚みが不足している。
クリーミーな質感のリップならオーバー気味に塗っても違和感なし!
「唇の薄さをカバーするには、唇の輪郭よりも広く、オーバーめにリップを塗ること。その際、リップに透け感があると唇と周りの肌の境目が透けて見えてしまうので、こちらのルナソルのようにクリーミーな質感のリップを選びます。しかも面で光を集めて立体的に見せてくれるので、相乗効果でボリュームアップして見えますよ」(輝・ナディアさん)
ルナソル プランプメロウリップス EX11 ¥4400/カネボウ化粧品(3月18日限定発売)
【HOW TO①】唇の輪郭を広めに描き、全体もグリグリ
リップのエッジ部分を使って、唇の輪郭を描きながら全体に塗り広げる。上唇は輪郭の外側をなぞるようにオーバーめに塗り、下唇は両サイドのカーブをやや四角っぽく広げるように塗るのがコツ。
【HOW TO②】ティッシュオフ+重ね塗りで、色もち&発色アップ
ティッシュを軽く押しあてて、唇に色をしっかり密着させながら、表面の余分な油分などをオフ。その後にもう1度、唇の輪郭をきちんと描きながら全体に塗り重ねることで、発色と色持ちが高まる。
仕上がりはこんな感じ!
リップのオーバー塗り効果で唇全体の厚みが増したものの、わざとらしさはなく、あくまでナチュラル。下唇のカーブを四角っぽく広げて厚みを強調したおかげで、上下の唇のバランスも良くなった。
薄い唇をボリュームアップするには、こんなリップもおすすめ
ポール &ジョー ボーテ
リップスティック CS 123 ¥2200、同 ケース CS 067 ¥1100(ともに限定発売中)
保湿成分やオイルを配合。とろけるようなタッチで広がり、唇の輪郭もスムーズに描ける。鮮やかに発色し、擦れにも強い。
シャネル
ルージュ アリュール ヴェルヴェット ラ コメット 108 ¥5390(2月4日限定発売)
上質なヴェルヴェット素材を思わせる質感と心地よさが特徴。繊細なブロンズパールが、彗星のようにさりげなくキラリ。
ゲラン
ルージュ ジェ ラグジュリアス ヴェルヴェット 1830(リフィル)¥4180(限定発売中)
鮮明に色づく、ドラマティックなレッドリップ。ブラウンを含んでいるので、黄み肌でも色浮きせず、しっくりなじむ。
※本記事掲載商品の価格は、税込み価格で表示しております。
撮影/藤澤由加 ヘア&メイク/輝・ナディア〈ThreePEACE〉 モデル/美和子(マキア公式ブロガー) 取材・文/摩文仁こずえ 構成/織田真由(MAQUIA ONLINE)