「MAQUIA」3月号では、自分をそしてみんなを幸せにする“多幸感ベースメイク”を小田切ヒロさんがレクチャー。今回は、基本のテクニックを紹介します!
小田切ヒロの「多幸感ベースメイク」
ヘア&メイクアップアーティスト
小田切ヒロさん
メイクテクニックだけでなく、美容知識も豊富。卓越した感性でナチュラル〜モードまで様々な美女を作り上げる。
多幸感ベースメイク 基本テクニック
多幸感ベースのポイントは下地でうるおい、ファンデでツヤ、ハイライトで血色、ラベンダーチークで透明感を。余分なテカリはパウダーで消去。
1 メイクアップベース
スキンケアのような乳白色下地でうるおい肌をつくる
下地はすべらせずに、化粧水や乳液をつける感覚で手のひら全体で押さえるようになじませ、透明感をアップ。
乾燥や皮脂テカリによる化粧崩れを防ぎ、うるおいに満ちた肌に整える。ヴォワールイドラタンロングトゥニュ SPF25・PA++ 30mL ¥6500/クレ・ド・ポー ボーテ
2 ファンデーション
ブラシで作る薄く均一な肌で美しさを磨く
クッションファンデをブラシでつけるのがポイント。顔の中心はポンポンと毛穴を埋めるようにのせてツヤ出し。輪郭部分はサッと内から外にすべらせて薄く仕上げる。
〈右〉高いスキンケア効果! 上品なハリ・ツヤ肌をつくる。ミネラルグロウスキンクッション ナチュラル SPF32・PA+++ レフィル(パフ付き) ¥4800、ケース ¥1000/エトヴォス 〈左〉リキッドやクリーム系のファンデーションをムラなくフィットさせる。ファンデーションブラシ N ¥2800/RMK Division
3 パウダー
口、眉、鼻の側面、フェイスラインは
スーパーマット仕上げが正解
ツヤとテカリは全く別物。皮脂が出やすい鼻の側面、崩れやすい口まわりはテカリを抑えて。汗が溜まりやすいフェイスライン、ふわっと見せたい眉にもON。
全ての肌の色とマッチ。超微粒子で肌の気になるところをソフトフォーカス。アンクル ド ポー オール アワーズ セッティングパウダー ユニバーサル ¥6500/イヴ・サンローラン・ボーテ
4 ハイライト
目のまわりに入れたピンクの光で
自然な血色感と明るさを
ハイライトはなじみやすく血色感を増すピンク系が◎。目の下に目頭から目尻方向に向かい、ゆるやかなV字を描くようにのせ、レフ板効果でうるおいと明るさを。
ピンクの光のタッチで顔色を明るく演出。軽いテクスチャーでサテンのような仕上がりに。ル ブラン ロージー ドロップス 30mL ¥6000/シャネル
5 チーク
ラベンダーチークで
澄んだ泉のような
クリーンなチーク感を
丸みは幸福感の象徴。チークはラベンダー色で透明感をアップ。頬に指でトントンと少し上向きの楕円状に入れるのがポイント。
クリームテクスチャーのチークカラー。肌の透明感を増すオーキッドパープル。カムフィー クリームブラッシュ 05 ¥3200/セルヴォーク
“ツヤは顔の中心のみ。広げすぎると
欲張りな人に見えるから気をつけて!”
MAQUIA 3月号
撮影/岩谷優一〈vale.〉(モデル) 橋口恵佑(物) ヘア&メイク/小田切ヒロ〈LA DONNA〉 スタイリスト/西野メンコ モデル/上西星来 取材・文/靏田由香 構成/髙橋美智子(MAQUIA)
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