日常の参考になるナチュラルなメイクから、大胆なハロウィンメイクまで、そのHow toを詳細に公開している大人気YouTuber・佐々木あさひさん。チャンネル開設当時はアイラインやカラーを強調したメイクが多かったが、35歳の今は素材を活かしたナチュラルメイクが主流に。30歳を機に変化した美容観について聞きました!
美容クリエイター
佐々木あさひさん
13年前にYouTubeチャンネルを開設。オフィスやデートシーンで映えるメイクはもちろん、グラフィカルで非日常的なメイクも話題を呼び、一躍トップYouTuberに。sasaki asahi YouTube
●30歳を迎え、年齢による変化を感じたのは?
シミや肝斑が目立ちはじめて、「あぁ、来たな」と……
「パーソナルトレーニングと食事コントロールにハマっていた32歳頃、身体は締まっていったが顔も痩せてきてしまい、元々気になっていた目元のくぼみがより気になるように。ストイックにやり過ぎず、柔らかさを残すような食事メニューが必要なのだと身をもって気づきました」。
●30代になってやめたことは?
MAKE UP
「どこもかしこもカバーしたい!」を封印
「20代の頃はどこもかしこもカバーしたくて、ベースメイクも必要以上に厚くなっていたのですが、30歳になってシミが気になりはじめてからは、隠すよりも質感で魅せることの方が重要だと気づきました。透けたシミやソバカスも含めて、今の肌がすごく心地よくて気に入っています」。
「クッションファンデーションで顔の中央を整えたら、クマの濃い部分にだけコンシーラーをプラス。ファンデはブラシで磨くようにつけると程よいツヤ感」。シンクロスキン グロー クッションコンパクト SPF23・PA++ 全6色 各¥4500(ケース別売り¥1200)/SHISEIDO
「ファンデの上から少量のコンシーラーを指でポンポンなじませます」。ディオールスキン フォーエヴァー スキン コレクト コンシーラー 全7色 各¥4200/パルファン・クリスチャン・ディオール
キャットラインとつけまつ毛を卒業!
「20代の頃は、海外の大胆なアイメイクに憧れていて、長めのキャットラインとつけまつ毛が定番でした。でも、肌の質感がシアーに移行するにつれ、目もとの強さがアンバランスに。つけまつ毛はやめてアイラインも必要最低限にすることで、私らしさが感じられるように」。
SKIN CARE
五感をフル発動させたポジティブスキンケア
「深呼吸をしながらスキンケアをすることで、肌のちょっとした変化を捉えられるように。最近はたるみが気になりはじめたので、斜め上を向きながらケアをするようになりました。毎日のスキンケアもメイクアップの一環。メイクが映えるように、毎朝毎晩のお手入れで肌を前向きに整えています」。
HAIR CARE
ビオチンサプリで頭皮&アホ毛ケアを開始
「20代後半で髪のハリやコシが低下してきたのを機に、スカルプトリートメントに加えてビオチン配合のサプリメントを摂るように。毛周期が早く、ぴょこぴょこと飛び出していたアホ毛も落ち着き、ハリコシもキープできています。13年前からブリーチはもちろん、カラーリングもしていません!」。
●30代の美容を楽しむために心がけていることは?
自分自身を受け入れて大切にすること
「年齢とともに肌や顔立ちに変化が生まれるのは当然のこと。でも、それをネガティブに捉えてしまうと表情まで暗く、不幸オーラが人相にも表れてしまいます。だから、年齢に合った今の自分の姿を好きになることが大切。もちろんキレイでいる努力は惜しまず、それをポジティブに楽しむことができれば、年齢を重ねることが楽しみになるはず」。
※本記事掲載商品の価格は、本体価格(税抜き)で表示しております。掲載価格には消費税は含まれておりませんので、ご注意ください。
取材・文/野崎千衣子
最終更新日: