「MAQUIA」11月号で好評連載中の『えみと、メイクと、ファッションと。』では、えみが気になるワークスタイルを基にメイクセッション。さりげない色気でメンズっぽいワークスタイルを刷新!
― THIS MONTH THEME ―
FASHION
モダンなワーカースタイル
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MAKE UP ARTIST
吉田佳奈子
=
MAKEUP
色気が潜む
ニュートラルメイク
メイクアップアーティスト
吉田佳奈子さん
英、仏に渡り腕を磨き、2012年に帰国後、再び2017年に渡英。現在シャネル グローバル クリエイティブ メークアップ&カラー デザイナー ルチア ピカのファーストアシスタントとして活動しながら、自身の撮影等の仕事もこなす。
『ワーク=メンズっぽい』をさりげない色気で刷新する
えみ 今回のテーマは、元々わたくしニッカポッカをはいた男性が好きでして(笑)。
吉田 えっ、そういう理由なんや!
えみ うん(笑)。まぁそれもだけど、なんだか気になっていて来春のLautashi(えみのブランド)でも作成中なの。ただ今回のスタイリングは、自分がなんとなく思い描いていたものとは違う提案をもらった気がして、すごく新鮮だったな。モダンだけど、クラシカル。ウールとか素材感にも品があってすごく好きでした。
吉田 メイクどうしようかって相談してたときに、「ワークスタイルだけど色気が欲しいよね」って一致したんだよね。
えみ うん、エロスね(笑)。メンズっぽくなりすぎないようにしたいなって。
吉田 赤とかオレンジとかを使うとそこに意味とか主張が出ちゃうから、目元には黄みブラウンの、良い意味での地味さが程よいな、と。えみちゃんの素を際立たせる程度におさえつつそんな“地味色”をかけた目元に、リップには茶と赤みの中間色で唇プラスαの色をのせたのがポイントです。
黄みブラウンが持つ
素朴でニュートラルな色彩が
程よい色気を添えるカギ
by KANAKO YOSHIDA
USE ITEMS
A シルキーテクスチャーの、マットシャドウ。黄みをじわりと放つオレンジブラウンは、塗るだけでこなれ感も手に。シングルアイシャドー/ソフトエッセンシャル 5313 ¥2500/NARS JAPAN B ジェル感触で、スルスルと柔らかく描けて密着。プルーフ10 ジェルペンシル ミルクチョコ ¥750/エチュードハウス C 輪郭に沿って塗る際に、丸みをイメージしながら塗ると、更にさりげなく色気のある佇まいに。モダンマット パウダーリップスティック 507 ¥3600/SHISEIDO
MAQUIA11月号
モデル/鈴木えみ(マキアミューズ) 撮影/後藤啓太〈W〉 ヘア/Kazuki Fujiwara〈Perle Management〉 メイク/吉田佳奈子〈mod's hair〉 スタイリスト/山王丸久美子〈KiKi inc.〉 構成・文/森山和子 企画/吉田百合(MAQUIA)
※本記事掲載商品の価格は、本体価格(税抜き)で表示しております。掲載価格には消費税は含まれておりませんので、ご注意ください。
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