メイクパーツの中で、最もハードルが高いとされる眉。まさに、この眉次第で顔は劇変します。今回は、悩める読者の眉を、美眉アドバイザーの玉村麻衣子さんがわかりやすい簡単テクニックで一気に解決!
国内大手化粧品会社でのメイク・エステ講師、美容ライターを経て、“美眉アドバイザー”に。セミナーや雑誌の眉企画の監修などで活躍。アイブロウの技術者資格「ブロウティスト(R)」を保有。
マキア公式ブロガー 若林美香さん
「地眉が薄すぎるせいか、描いてもムラになりやすく、ちょうどよい濃さやバランスが分からず、のっぺりとした眉に。目ヂカラも弱く、今ひとつ、理想のメイクに仕上がりません。完全に眉毛迷子です(涙)」
セルフ眉→玉村眉メイクでこう変わる!
「若林さんの場合、なりたい仕上がりの形はリキッドで影をのせるように描くのが一番の近道。リキッド、ペンシル、眉マスカラの3アイテムを駆使して、眉頭は太く、眉尻は細いグッドプロポーションなリアル眉に 」(玉村さん)
お直しプロセス>>
【すっぴん眉】毛が細く薄く明るい、赤ちゃんのような眉。まだら感も気になります。眉頭にボリュームがないので、目元の印象が弱く見えがち。
1.まずは、仕上がりの眉の形をイメージし、眉全体をリキッドで描く。アウトラインをとるのではなくAのリキッドで、1本1本毛並みに沿って影を入れるように眉全体に色をのせ、形を作っていく。リキッドだからこそ成せる技!
2.リキッドで描いたら乾ききる前にスクリューブラシでぼかし、さらに毛が足りない部分にはBのペンシルでピンポイントに描き足す。細くなっている眉頭には縦に毛を描き足して太さを演出。
3.リキッドとペンシルで自然な眉の形に仕上がったら、眉色をCの眉マスカラでカラーリング。地眉の色が描いた部分の色に近くなり、地眉と描いた部分の境目が目立たなくなります。眉頭部分は鼻側に向かってとかして色をのせ、乾く前にコームでとかして整える。
使用したプチプラコスメはこちら!
A 薄づきリキッドと立体感パウダーのWエンド。汗、皮脂、水にもにじまず美眉が夜までキープ可能。エクセル ロングラスティングアイブロウ LT01 ¥1400/常盤薬品工業 B 1.5mmの極細芯で、まばらに生えている部分もナチュラルに埋めてくれる。ケイト アイブロウペンシルA BR-2 ¥550(編集部調べ)/カネボウ化粧品 C ふわ立体眉ファイバー配合で、簡単に3D眉が叶うアイブロウマスカラ。やわらかいピンクブラウン! プロフェッショナル 3D ブロウ マスカラ 002 ¥1200/リンメル
▼このテクニックをワンポイント解説!
撮影/アベユキへ ヘア&メイク/相馬久美子、玉村麻衣子(眉) 取材・文/靍田由香 動画制作/zona 企画/佐藤 陽(MAQUIA ONLINE)