「MAQUIA」5月号で掲載中の『美女5人のビューティチェンジ』特集から、AKB卒業を控える高橋みなみさんが2つの春メイクで変身した姿を特別インタビューとともにお届けします♪
高橋みなみ
1991年4月8日生まれ。オーディションをきっかけに中学2年生でAKB48のメンバーに。総監督としてグループをまとめ、そこで学んだことを綴った『リーダー論』が10万部を超えるヒットを記録。2014年の12月に卒業を発表。自身の誕生日でもある4月8日に卒業することが決定している。
「今通いたいのは料理教室。普段から自炊を心掛けてはいるものの、結局、食材を腐らせてしまったりして。滅びゆくネギを見守る切なさといったら……。もっと上手に食材を生かせる“できる女性”になりたい」。4月8日にAKB48を卒業することが決定。今までは総監督として“グループのために”を最優先してきたが、卒業後は“自分のため”に時間を費やせるように。そこで「何がしたい?」とたずねたとき返ってきたのが冒頭の答え。「普段はサバサバしているけれど、実は私、誰より“女の子らしくありたい”願望が強いタイプなんです」と笑う高橋みなみさん。
「最後のステージには
最高の姿で立ちたい」
「総監督の看板を外して肩の力が抜けたのかな。急に女子力を求め始めたり、しっかりしていない自分が顔を出し始めたり……。“そういえば私はこういう人だった”と気づかされることが多くて。今は“自分らしさ”を取り戻すリハビリ期間なのかもしれない( 笑)」
卒業を目前に控えた今の心境は「楽しみ、だけど、不安や寂しさも感じる」。そんなときに力をくれるのが、前田敦子、大島優子……先を歩く仲間達の背中。「誰一人“戻りたい”とは言わない。決意と覚悟を持って今も輝き続けている。卒業してよかったと胸を張って言える彼女達のように、私も後輩の背中を押せる存在になりたい」と微笑む。「実はAKB48内では“卒業メンバーはラストコンサートで神がかり的な美しさを放つ”と言われていて。前に進む彼女達の美しさが後輩の力になったりもするんです。だがしかし、それが今の私にはプレッシャーに。重くのしかかってもいるんですけどね(笑)」
LOOK1
色っぽ感が3割増し。
薄太眉メイク
Make-up tips
アイブロウブラシで上のブラウン2色を混ぜ、眉尻から描き、全体を太めに描いていく。右下の濃いブラウンで隙間を埋めつつ、最後にオレンジをアイシャドウブラシで全体にふわっとかけると、全体が軽やかに。「眉毛を変えるだけで、女っぽい雰囲気って作れるんですね」(高橋さん)。アイブロウ クリエイティブパレット¥4200/イプサ
LOOK2
春の太陽のような、
潤いオレンジチーク
Make-up tips
色白な肌にあわせて青みオレンジチークを小鼻少し上からフェイスラインに向かって三角に入れる。上まぶたにウォームベージュ、下まぶたにはオレンジを。頬骨にハイライトもプラスでうるみ目効果UP。「オレンジは今までトライしたことなかった色!」(高橋さん)。パウダーブラッシュ 08 ¥3000/ポール & ジョー ボーテ
MAQUIA5月号
撮影/寺田茉布〈LOVABLE〉) ヘア&メイク/George スタイリスト/笠原百合 取材・文/石井美輪 構成/芹澤美希(MAQUIA)