【ロング・ボリューム・カール】あなたのなりたいまつ毛はどのタイプ?
アイメイクの重要アイテムのひとつであるマスカラ。ナチュラルに見せながらも「落ちない」「下がらない」「ロング」「ボリューム」など、それぞれのなりたいまつ毛に応えるべく、メイクブランドがしのぎを削るアイテムでもあります。
ここでは、「カール」「ボリューム」「ロング」という3つのニーズに特化した、おすすめマスカラをご紹介。「お湯オフ」や「まつ育」など、プラスアルファの機能もお見逃しなく!
直毛や下向きまつ毛でカールが落ちやすい人にはカールタイプ
クセがつきにくい硬めでストレートな自まつげの人や、カールがすぐ落ちてしまう下向きまつげには、くるんとしたカーブが長時間持続するカールタイプがおすすめ。よりカール力や美フォルムをキープしたいなら、マスカラ下地やトップコートを賢く投入して。横から見たときに、他のタイプよりも丸みがあって、女子力高めなガーリーな雰囲気に。
〈塗り方〉基本のプロセスで土台を作る。マスカラ下地は二度塗り。マスカラはまつげの下側のみを根元から毛先に向かって塗布。上側に塗ると重さで下がる可能性があるので不要。カールを意識しながら、中央→目頭→目尻の順で。
1. アナ スイ マスカラ プライマー & トップコート
¥2500
ベースコートとしてもトップコートとしても使えるアイテム。圧倒的なカールアップ&キープ力に加え、ウォータープルーフ効果で一日中美まつ毛に。
2. ケイト ラッシュフォーマー(ロング)
¥1400(編集部調べ)
「もはやマスカラじゃない」という進化形は、自まつ毛を上向きに「固定」。見事に上がったまま、落とすまで下がらない!
3. パルファン・クリスチャン・ディオール マスカラ ディオールショウ アイコニック オーバーカール 694
¥4200
短い毛もキャッチして、ひと塗りで存在感あるまつげに。
黒目強調&目ヂカラUPならボリュームタイプ
他のタイプよりも濃厚なマスカラ液が配合されたボリュームタイプは、まつ毛1本1本を太くコーティングする効果が。もともと少ない、もしくは細いまつ毛にボリュームと太さを与えることができ、目元の印象を強め、パッチリとした盛りまつげが完成します。ブラシを小刻みに動かしながら重ね塗りすれば、ダマにならずにキレイな仕上がりに。
〈塗り方〉基本のプロセスで土台を作ったら、ボリュームを出すため、まつげの上側と下側の根元から毛先まで、ブラシを左右に小刻みに動かしマスカラを塗布。中央→目頭→目尻の順で、目尻は強調するように引き上げて。
4. インテグレート マツイクガールズラッシュ(フェミニンボリューム)
¥1200
ボリューム感のある、ふさふさのまつ毛に仕上がるマツイクマスカラ。ボリューム&密度アップ効果に優れ、ナチュラルな仕上がりも魅力。
5. ファシオ パワフルカール マスカラEX(ボリューム) BK001
¥1200
汗、水、涙、皮脂にも強く、コームも優秀。ひと塗りで、ボリュームがありながらきれいにセパレートした、迫力と存在感のあるまつ毛に。
6. ヘレナ ルビンスタイン ラッシュ クイーン フェリン エレガンス
¥5300
いかにも“盛った”風にならず、目元のインパクトがUP。カールや長さはもちろん、まつ毛に繊細さを与え、ボリューム感と繊細さを両立。
まつ毛が短い人やさらに長さが欲しい人にはロングタイプ
マスカラ液の中に繊維やファイバーが入っているほか、細長いブラシやコームタイプであることが多いのがロングマスカラの特徴。繊維がまつ毛に絡みつくので、自まつ毛が短い人やもっと長さが欲しい人にもってこい! ナチュラルに長く伸びたまつげは、ON・OFFシーンを問わずに使えて、マスカラ初心者にもおすすめ。ただし、マスカラの繊維がダマになりやすいので、こまめにコームで梳かすのがポイント。
〈塗り方〉基本のプロセスで土台を作ったら、まずはまつ毛に長さを出すために、マスカラを中間から毛先に塗布。それから、まつ毛の上側と下側の根元から毛先に向かってブラシを滑らせる。中央→目尻→目頭の順で。
7. メイベリン ラッシュニスタ N01
¥1200/2018年発売
日本人用に設計されたブラシがまつ毛を根元から持ち上げる。軽いファイバーを使用しており「重ね塗りしてもカールが落ちてこない」と高評価。
8. フローフシ モテマスカラ IMPACT 1
¥1800/2011年発売、2017年リニューアル
短いまつ毛も根元からしっかりキャッチ。ダマになりにくく一度で均一に塗ることができ、しっかりとした長さを長時間キープ。
9. レブロン メガ マルチプライヤー -フィルム ブラッケスト ブラック
¥1300
2種のファイバーがまつげに絡みついて長さもボリュームも叶える。ブラシの先端で短い毛を逃さずキャッチ。
10. キャンメイク ゴクノビマスカラ グロッシーブラック
¥600
長さの異なる2種の繊維が自然な長さを演出。ボリュームを抑える、ゆるめのマスカラ液も◎。
効果は? 塗り方は? マスカラの基本をおさらい
マスカラ効果で目ヂカラや長いまつ毛が手に入る!
パッチリとした目元は女性にとって永遠の憧れ。けれども、アイシャドウやアイライナーだけでは求めている目ヂカラを演出するのは難しく、ただただ濃いアイメイクになってしまいがち。実は目元の印象を大きく左右するのがまつ毛。そのまつ毛の短さや少なさ、ボリューム感不足などの悩みをカバーしながら、理想のまつ毛の形を創り出すのがマスカラ。マスカラには「セパレート」「ロング」「ボリューム」「カール」など大きく分けて4つの仕上がりがあり、色も黒やブラウンなどの定番から、ピンクやブルーなどアクセントに最適な鮮やかな発色のものまで種類も豊富。最近では、高濃度の美容成分配合のものもあり、使うほどに美まつ毛に。
マスカラのもちをよくするため塗る前の土台作りは必須
まつ毛がすぐ下がる、パンダ目になりやすい、ひじきのようなダマになりやすいなど、理想の仕上がりから程遠い人は、塗る前の下準備や途中経過のプロセスを怠っているから。
【1】ティッシュを4つ折りに。まつげの生え際に付着している水分や油分をティッシュで拭き取る。
【2】根元から毛先に向かってスクリューブラシを滑らせて、まつ毛についているゴミをオフ。生えグセを直しながら毛流れを調整。
ビューラーでまつ毛にキレイなカーブをつける
【3】ビューラーでまつげの根元を全力の半分くらいの力で挟む。まつげが下がりやすい人は根元のクセづけが弱い可能性があるので、ビューラーで数回、挟み込んで。
【4】ビューラーの力を緩めながら、毛先に向かってスーッと滑らせる。小刻みに動かすとまつげに変なクセがつくので、少しずつ力を抜くのがコツ。自分の目のカーブに合ったビューラーなら目頭から目尻までのまつ毛を1度に挟むことができます。
マスカラ下地を塗ったらコームで毛流れを整える
【5】マスカラの仕上がりやキープ力をアップさせるマスカラ下地。マスカラ下地を中央→目尻→目頭の順で根元から毛先に向かって塗布。この時に、ある程度、まつ毛のカールの形を整えておくと、この後のマスカラも塗りやすくなる。
【6】マスカラ下地が半乾きのうちに、コームで根元からしっかり梳かす。余分なマスカラ下地を取り除き、まつ毛のもつれや絡まりの防止に。このひと手間でマスカラの仕上がりが見違えます。
マスカラ液を調整してからまつ毛に塗り始める
【7】マスカラがまぶたに付着したり、ダマになったりするのは、ブラシにマスカラ液がつきすぎているから。まずはティッシュで余分なマスカラ液をオフ。
【8】ブラシをまつ毛の上側に当てて、根元から毛先に向かって塗布。中央→目尻→目頭の順で。マスカラはまつ毛の下側から塗るのが一般的だけど、上側にも塗ると上下からまつ毛をコーティングすることができ、まつ毛本来の丸みを生かしたキレイな仕上がりに。
マスカラを塗ったら仕上げにコーミングを
【9】ブラシにマスカラ液を絡ませて、一度ティッシュオフ。その後、まつ毛の下側にブラシを当てて根元から毛先に向かって塗布。まつ毛の形を整えながら、中央→目尻→目頭の順でブラシを滑らせて。
【10】マスカラ液が乾く前にコームでコーミング。まつ毛とまつ毛の間にしっかり差し込んで、まつ毛同士のくっつきやダマ、からまりを取り除きながら、バランスを調整して完成。
適材適所に必須な5つのアイテムで美まつ毛に
忙しい朝、マスカラを失敗してアイメイクをやり直し…。そんな事態を避けるためにもブラシやコームなどのツールで調整したり、マスカラ下地などで土台を作ることが大切。
(左から)A.毛量たっぷりで柔らかな毛質のブラシ。チャスティ ソフトカーブアイラッシュブラシ ¥850/シャンティ B.日本人のまぶたにフィットしやすい。アイラッシュ カーラー¥2000/SUQQU C.上向きカールが長時間持続する専用下地。カールラッシュ フィクサー ¥3000/エレガンス コスメティックス D.毛先まで梳かしやすい金属製。チャスティ マスカラコーム メタルN マジェンタP ナチュラル ¥700/シャンティ E.繊細ファイバー入りで扇型のまつげに。パーフェクトエクステンション マスカラ ブラック ¥1500/ディー・アップ
マスカラの悩みは「プロセス」に問題あり!?
どれも、リピーターの多い実力派マスカラばかり。もし、これらのマスカラを使っているにもかかわらず、「すぐ下がる」「パンダ目になりやすい」「ダマになりやすい」など、理想のまつ毛が作れない人は、プロセスに問題があるかもしれません。
マスカラを塗る前には、
1 まつ毛についた油分や水分をティッシュオフしてからスクリューブラシでゴミを取ること(ビューラーのゴムにもゴミがつきやすいので注意!)
2 マスカラ液はボトル口やティッシュで量を調整してから塗ること
3 塗った後は乾く前にコーミングすること
これだけで、仕上がりや持ちがグンと良くなるはずですよ!
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