「ミュートメイク」とは？最旬HOWTOから失敗しないコツ、おすすめコスメまで紹介！

NewJeansのミンジが火付け役となり、世界中でバズっているミュートメイク。そもそもミュートには「弱める」「やわらげる」という意味があり、そこから派生したミュートメイクは、色みやツヤを「弱めた」「抑えた」ワントーンメイクのこと。

肌の色に溶け込むようなベージュトーンの色を重ねることで、メイクに苦手意識がある人でも自然な陰影を仕込むことができ、アンニュイな雰囲気から醸し出される色気や今っぽさ、大人には欠かせない品の良さが演出できる。

人気継続中のミュートメイクをアプデするコツは“甘み”。ピンクみのあるチョコブラウンやミルキーなベージュを投入。

EYE
Aで上まぶたのインラインを入れ、目尻は少しだけ長さを出す。次にDの中央をアイホールに入れ、右下を二重幅、左下を目尻に。Bのマスカラは横に流す感覚で上下に。眉にはCを全体に塗って地毛の色みを抑える。

LIP
Eを直塗りしてラフに仕上げる。

色を混ぜたり重ねても濁らないアイシャドウが主役。若草色を潜ませて春の息吹を目元に。クリーミーなリップで口元にまろやかさを。

EYE
Aのアイパレットの4を上まぶた全体に広げる。2と3の色を混ぜて目のキワから二重幅まで入れる。目のキワは1のブラウンを入れる。下まぶた全体にBのラベンダー色を入れる。春色を、さりげないアクセントに。

CHEEK＆LIP
Cのチークをブラシで色をミックスして頬全体に。リップはチークとリンクするコーラルカラーのDを使用。クリーミーな質感のほどよいグロウなリップを直接、唇全体に。

昨今、人気の高いミュートメイク。今なら淡いピンクトーンでまとめて。4色使ったアイメイクと両頬&鼻にのせたハイライトで立体感も忘れずに。

ベースメイクの仕上げにDを。肌を引っ張らないように顔全体に優しく置いていく。なめらかに整えておくとミュートトーンが綺麗に発色。

Bの2色を指でミックスして、頬に逆三角形にのせる。指先に残ったテクスチャーを鼻の中央あたりにのせて両頬のチークをつなげて。

Aの左上と中央を混ぜ取り、上まぶた全体に大胆に広げる。陰影を仕込む感覚のため、目のキワから眉下まで広範囲に広げてOK。

Aの左下を、下まぶたの目頭から黒目外側まで、右上を下まぶたの黒目外側から目尻までオン。きらめくカラーで目元の印象を高めて。

「ミュートメイクで大事なことは、色や質感を抜いてメイク感を抑えながらも、目のキワやまつ毛などは丁寧に締めるひと手間。今回は全体のメイクトーンを揃えましたが、大人ならもう少し濃い色のリップを合わせても好バランスに仕上がりますよ」（辻村さん、以下同）

「ミュートメイクといえば、マットな質感のシャドウで仕上げるイメージがあると思いますが、大人ならワンポイントに控えめなラメをひとさじ加えるのがおすすめ。透明感とさり気ない華やかさをもたらしてくれます。目元のトーンに合わせて、眉色は明るくカラーリングして存在感を薄めて」

1.アイホール全体にAaを指で塗り広げる。
2.二重幅よりもやや狭めにAbをプラス。1との境界線をしっかりとぼかして。
3.上まぶたの目尻側にAb+cを、細ブラシでトントン塗り。目尻をバレない程度にシャドウで締めてメリハリ感を仕込む。
4.Bのライナーで上まぶたの粘膜を埋めるように、うす～くインラインを引く。
5.Cのマスカラで根元からマスカラ液を塗布。自然なひさしまつ毛に仕上げたいので、ビューラーは使わないでOK。
6.Acをアイホールの黒目上にワンスタンプ。控えめな煌めきを纏って。
7.Dabのパウダーを混ぜて、眉の薄い部分を描き足す。
8.眉の毛流れに沿ってEの眉マスカラでカラーリング。根元から染め上げて、眉の存在感を和らげる。

「上まぶたと同じトーンにまとめて統一感のある仕上がりに。下まぶたの目頭と目尻にほんの少しだけラメを入れることで、白目がキレイに見えると同時に目の印象が大きく見える効果が」

9.下まぶた全体にAbをブラシで塗布。
10.Ab+cを下まぶたの目頭と目尻に細チップで点置き。白目を美しく演出しながら自然なデカ目も獲得。

「メイク感はないのに、いかにして自然な立体感と陰影を仕込むかが、ミュートメイクでは大切！ チークは広範囲にのせて顔全体の血色を高め、ハイライトとシェーディングはピンポイントに細かく薄く重ねることで、あたかも生まれつきのメリハリ立体顔が手に入ります」

1.Aを大きめブラシに含ませて、頬骨を囲むように幅広めにひと刷毛。チークと肌の境界線は指で丁寧にぼかして。
2.そのままなじみカラーのチークを、1の上側、ノーズシャドウの位置、鼻頭、顎先に足して、顔全体に血色を仕込む。
3.Baのハイライトを細ブラシにとり、目尻下と眉間に入れて、光を集める。
4.Bbのシェーディングでフェイスラインに影を仕込んで、小顔印象に。

「アイメイク同様、唇も同系色のリップを重ね塗り！ 濃淡の色が混ざり合い、ミュートトーンに溶け込む絶妙な唇に仕上がります。唇の山は丸みをもたせてやわらかい印象に」

1.Aのリップを直塗り。唇の山はややオーバーめに塗って丸みを作る。
2.上下唇の内側にBのリップを2～3回塗って濃いめに仕上げて、濃淡グラデの唇に。唇を「う」の口にすると塗りやすい。

ミュートメイクはフジコの足しパレではじめてみる
落ち着いたマットカラーで仕上げるミュートメイク、初心者も挑戦しやすいのが、フジコの足しパレ。程よい血色感と、重ね方次第で調整できる目元の陰影が締め色なしでも物足りなさを感じない秘密。

まろやかなペールカラーと淡い締め色で、目元にさりげない陰影をプラス。

上段2色のミュートマットパウダーが、粉っぽさなく立体感を底上げ。

しっとりしたパウダーアイシャドウが溶け込んで絶妙な濃淡を表現。スライド式のパッケージもスマート！

カラーラインナップ
EN01 ペールマロウ…透明感ライラックでやさしく儚げな印象
EN02 ファジーコットン…陰影ベージュで落ち着いた印象
EN03 サイレントポピー…血色ピンクでピュアな印象

ヨレやくすみを防ぐプライマー機能と、繊細なアイカラーが1つになったアイテム。ムースのようなテクスチャーで、パッと塗るだけでふわっと明るい目元へ。1色だけで自然な陰影を作りだします。

カラーラインナップ
01 ハーモニーモカ
02 ハーモニーピンク
03 ハーモニーベージュ

存在感はミュートしつつ、瞳の奥行きや印象を確実に格上げしてくれる。

名脇役なミュートカラー。あらゆるメイクにマッチ。

頬をフォギーに整え、ふんわり色づくピュア肌に。

光コントゥアリング技術で、骨格、色、質感をバランスよく整える。

みずみずしく伸びてムラなく着色。甘さと落ち着きを感じるなじみピンクが秀逸。

血色を与えるミュートピンクと、パール控えめのソフトベージュの2色チーク。透明感と立体感を引き出しながら表情に彩りをオン。

約85％がケア成分で、とろける感触、生ツヤ＆保湿力を実現。44Bはヘルシーな血色感とトレンドのミュートな発色を両立する、可憐なピンク。

粘膜のようなツヤを添えるなめらか質感。V11は血色を潜ませたミュートカラー。

リップラインを自由自在に彩れる大人気のクレヨンにミュートカラー2色が仲間入り。シアー×ツヤ感でどんなリップメイクにも合う。

ミュート系アイシャドウ。左上のカラーをベースにのせつつ、右上と左下をMIXしたものを少しずつのせていく程度に。

ツヤでもないマットでもない絶妙な仕上がりで、トレンドに左右されることなく使いやすいのが特長。赤茶にイエローを混ぜたようなカラーで、ベージュやブラウン、カーキなどのお洋服と相性がとってもよいです！

ビニール膜が貼られたような、ビタッとしたツヤ感のあるふっくらとした唇に仕上がります。テクスチャーはしっかり硬めの、濃密グロス。細部まで塗りやすいチップも高ポイント！

ディグニファイドリップス 09と比較すると、赤みが強め。よりモードなメイク・服装に合うようなイメージです！ひと塗りで、一気に垢抜けます。

プランプ効果があり、ほんのりスースーする使い心地！唇のケアも同時にできて、軽やかでふっくら、ぷるっぷるの唇に。

こちら単体でもしっかりと唇がオレンジカラーに染まります！ササッと軽く塗れば、ほんのりオレンジ×ツヤ感のある唇に。しっかりと重ねづけすれば、オレンジ感も増してぷるっぷるに。みずみずしい、フレッシュなオレンジのよう！

06 Scenic Beautyの特徴は、2色に含まれた青ラメ！カラードシャドウは、色のある影を仕込むという発想のアイシャドウなので締め色らしい締め色がなく、全体的に薄づきです。ミュートメイクにもぴったりなカラーです。

肌がきれいに見えるマット感のあるチークはミュートメイクにぴったり。大き目なブラシにaを含ませ全体広めに入れます。bを中心部に重ね塗りし、メリハリをつけました。

重ね塗りすることで色味の濃淡がつけれるのですがあえてひと塗りでミュート感を！肌なじみのよいプラムカラーで美しいグロウ唇が完成。

色じゃなくて質感で遊ぶ。上級者なヌードメイク
「分かりやすい締め色やパキッとしたカラーをあえて使わず、全体を落ち着いたワントーンにまとめるミュートトーンなメイクが気になり、今回チャレンジしてみました。

ミュートトーンメイクは立体感やツヤが大事だと思っていて、普段はあまり使わないチークも、パールが利いた肌なじみのいいベージュをセレクトしているのがポイント。色で主張しない分、質感で変化をつけてあげることで、顔が間延びして見えない効果があるんです。唇もヌードカラーだけどグリッターのメタリック感で口元のアクセントに。

どんな顔立ち＆肌トーンの人にも似合うと思うので、ぜひ試してみてほしいな」

昨年大人気だったミュートカラーに、今季は＋αのアクセントカラーやラメがセットされたアイパレットがスタンダードに。「ナチュラルはもちろん、きちんとメイクにも使えそうなスナイデルのアイパレットが気になりました。ベーシックなベージュの目元にキラキラをアクセントで取り入れたり、気分でいろんな楽しみ方ができるのが多色パレットのいいところ」

誰もが目を奪われる圧倒的な美しさを持ちながら、風のように軽やかなムードを纏う人。齋藤飛鳥さんがミュートメイクに挑戦。

優しい発色のピンクやオレンジをレイヤードして、ふわっとした色の広がりで印象的に。肩の力が抜けているように見えながらも繊細に作り込んだやわらかな目元を、コケティッシュなピンクのマスカラとリップでドレスアップ。どこまでも品よく華やかなミュートトーンのメイクは、愛らしくもありスタイリッシュ。