「与田祐希さん」のメイク特集！最新メイクのやり方やリピ買いコスメをご紹介

8年半在籍していた乃木坂46を卒業した与田ちゃん。環境も心境も変わった今、どんなメイクに注目しているの？ レッツ美容トーーク♡

「パキッとした色みだけど、透け感のある発色で軽さがあって、肌映えも叶えてくれるリップが好み。ピンクはふわっとした白いワンピースに、赤は黒ファッションに合わせたいな」

ミルキー発色のホットピンク
ハイビスカスをイメージ。

顔色が華やぐサニーレッド
透け発色が可愛い赤リップ。夏でも重たくならない発色加減。

立体的な頬を演出するツヤ
多幸感あふれる頬になれるコーラル系。

媚びない甘さをプラス
輝度の高いメタリック質感。

組み合わせても単色でも可愛い
可憐なパープルに、オレンジやピンクがアクセント。

時間が経っても美肌をキープ
薄膜ゲルが肌悩みをカバー。

「グループを卒業して初めての夏なので、新しい挑戦や冒険（⁉）をしてみたいなーって思ってます。つけまつ毛をつけてみたり、韓国系メイクをしてみたり、新しい自分を開拓していく予定」

ストロベリームースの誘惑
スイーツな雰囲気を盛り上げてくれるピンクを使うなら、目元は引き算して“ノンシュガー”にするのが気分。ふんわりムースみたいな質感で、思わず触れたくなる表情に♡

アイメイク
3をアイホール全体に入れ、目頭側に2の濃い部分を縦長に入れる。涙袋は目頭から黒目の外側まで3を。

チーク
1を頬骨の高い位置よりやや内側を起点に、輪郭へ向かって横長に。さらに3で色の境目をぼかし柔らかな“ムース”っぽさを演出。

リップ
毛足が丸いリップブラシを使って4をポンポンと置くように発色させる。

ピンクは絶対青み主義！
ブルベ映えする青みピンクが圧倒的な注目を浴びていた今期。偏光パールや絶妙な黄み色ピグメントとの融合で、肌トーンを選ばず纏えるものが増えた！

“ミュートな目元”の最旬バランス
人気継続中のミュートメイクをアプデするコツは“甘み”。ピンクみのあるチョコブラウンやミルキーなベージュを投入。

アイメイク
Aで上まぶたのインラインを入れ、目尻は少しだけ長さを出す。次にDの中央をアイホールに入れ、右下を二重幅、左下を目尻に。Bのマスカラは横に流す感覚で上下に。眉にはCを全体に塗って地毛の色みを抑える。

リップ
 Eを直塗りしてラフに仕上げる。

アイシーな色をポイント使いする
気になる温度感低めのカラー。広範囲に入れるとクールになりすぎるため、目頭側にピンポイントで入れて“ほど可愛く”♡

多幸感はチークで手に入れる
ハッピー感漂う表情はチークが決め手。涙袋に重なるくらいの場所に色を入れ、頬の位置を高く見せることで笑顔印象に！

部分カラーで理想の肌トーンへ
コントロールカラーは今や肌全体にヴェールをかけるものから、部分使いしてノイズを整えるものへ。細分化した色みで思い通りの肌印象に。

ベースメイク
額の中央とあご先、小鼻の横の赤みにCを入れて黄み＆ノイズを消し、Aを頬骨の下に入れて頬の丸みを強調。さらに目尻＆目頭＆鼻筋にBを入れ、立体顔に。最後に顔全体にDをオン。

アイメイク
Eの真ん中上をアイホールに入れたら左下を同じ場所に重ね、さらに下まぶたにも入れる。最後に左上を涙袋に。

リップ
Fをリップブラシで。

ミルキー発色がキュートな夏のベビーピンクLip
注目は夏の肌に映える、ミルキーニュアンスのピンクリップ。甘さがありながらも、シアー発色なので涼やかさもプラス。他のパーツもピンクのワントーンで揃え、とびきりピュアな印象に♡

リップ
唇全体にAをオーバーめに直塗り。上唇の山部分、下唇の中央にBを重ねる。

アイメイク
上まぶたのアイホール全体にEのa、上まぶたの中央にb+c、下まぶた全体にはbをON。目のキワにはFでラインを引き、上下のまつ毛にGを。

チーク
Hを指に取り、楕円を描くように頬にトントンづけ。指に残ったチークは鼻をまたぐように鼻筋にも入れ、日焼け風に。

ネイル
Iを二度塗り。

清涼感を誘うアイシーハイライト
うだるような暑い日にサラリと纏いたいのが、ホワイトハイライト。温かみのあるシェードカラーと組み合わせることで、ハイライトのひんやり感が効果を発揮し、顔の立体感を際立たせることができる。

夏の夜を彩る小悪魔パープルアイ
夜遊びをしたい日は、ピンクよりも甘くなく、オレンジよりも大人っぽいパープルシャドウを主役に。色自体はクールな印象だから、下まぶたのインラインや下まつ毛を盛って、甘さを加えるのが好バランス。

アイメイク
Aのa+bをブラシに混ぜ取り、上下まぶたにブラシ幅でなじませ、目尻側はややオーバーに。Dで下まぶたのインラインを引く。ビューラーは使わず、Eのマスカラを上下のまつ毛に塗り重ね、下まつ毛はさらに重ねてボリュームを。

チーク
Gを手の甲に取り、指で頬骨下にトントン塗り。低めチークで可愛らしく。

リップ
唇全体にFを直塗り。

ネイル
Hのネイルを二度塗り。

太陽の日差しも味方につける透けニュアンスのサニーオレンジ
夏の定番、オレンジ系リップは透け感のある発色で軽やかに。カーキニュアンスのアイシャドウや青み系チークと合わせ、暖色系でまとめないことで、こなれ感のある涼やかさをGET。

ネイル
唇全体にAを直塗り。唇の山部分をややオーバーに重ねて、ふっくらと立体的に。

アイメイク
上まぶたのアイホール全体、下まぶたの中央にDを塗る。あえてノーライン＆ノーマスカラでサラリとした目元に仕上げて大人っぽく。

チーク
Eを頬全体にON。ほんのりと色づく程度に薄く広げる。目の下の位置にはFを薄く重ねて、メリハリ感を出す。

ネイル
リップとリンクさせたGを二度塗り。

透け感レイヤードが可愛い低温ブルーアイ
透明感たっぷりな寒色ブルーは、夏に向けてマスターしたい色。ベージュ系アイシャドウを仕込んで肌なじみを良くするのがポイント。さらに、青系マスカラで目元を引き締めて、とことん涼しげに。

「色を混ぜたり重ねても濁らないアイシャドウが主役。若草色を潜ませて春の息吹を目元に。クリーミーなリップで口元にまろやかさを」（河嶋さん）

アイシャドウ
Aのアイパレットの4を上まぶた全体に広げる。2と3の色を混ぜて目のキワから二重幅まで入れる。目のキワは1のブラウンを入れる。下まぶた全体にBのラベンダー色を入れる。春色を、さりげないアクセントに。

チーク & リップ
Cのチークをブラシで色をミックスして頬全体に。リップはチークとリンクするコーラルカラーのDを使用。クリーミーな質感のほどよいグロウなリップを直接、唇全体に。

ある朝、ふと思い立った。そうだ、旅に出よう。山にしようか、それとも海…？考えるだけでワクワクする。目的地は、決めなくてもいい。心の赴くままに、出かけてみよう。

一緒に連れて行くのは、お気に入りの帽子にワンピース、サングラス。それから、大好きなリップも忘れずに。

エフォートレスなスモーキートーンのパレット。左上をアイホール、右下を二重幅に重ねる。右上を下まぶたの目頭から1/3、左下を目尻から2/3になじませる。

アプリコットピンク×ピスタチオのチーク＆ハイライター。下まぶたのアイシャドウから隙間をあけて逆三角形に。

いつだって、唇は心地いい色で彩りたい。旅に出る日は、なおさら。だって、せっかくのチャンスだもの。どんな瞬間も笑顔でいたいじゃない？

だから、私の旅は、リップと共に始まる。

コーラルピンクがアクセントの万能パレット。右上を眼球のカーブに沿って目頭から黒目内側まで。左下はアイホール、左上は下まぶた全体に。下まぶたのキワ全体には左下を。

ブルーとベージュのニュアンスを潜ませた涼やかなピンク。ブラシで頬の内側から外側へふんわり。

「モデルは女優のジャンヌ・サマリー嬢。観る者に微笑みかけ、語り掛けているようなライブ感たっぷりのこの作品。当時画期的だったというピンクの背景と呼応するような紅潮した頬、ちょっとたれ気味の優し気な目元、女優らしい華やかな赤い口元。威圧感はまったくないのに、一度見たら脳裏から離れない、“推される人”オーラを放っています」（小田さん）

メイクのポイント
★チークの“ダブル使い”でノスタルジックな桃頬をイメージ
★唇をオーバーめに仕上げて柔らかさの中に色っぽさをプラス

アイシャドウ
Aのaとbを混ぜ、上まぶたは二重幅よりやや広めに、下まぶたも涙袋に色をのせる。

チーク
Bを頬に点置きし、スポンジを使って頬全体に均一に色をのせる。その上にCをブラシを使って中央に丸く入れ、さらにBとCの境目を色がついてないブラシでなじませ、自然なグラデーションに。

リップ
Dを直塗りで。上唇だけややオーバーめに塗り、最後に指先で輪郭をなじませる。

「光の魔術師と呼ばれるフェルメールの代表作。光を巧みに利用し、耳飾りの真珠以上に白目が輝いて、少女が特別な存在に。漆黒の背景にふわっと浮かび上がった顔の光と影が、なんともドラマチック。光を受けると、肌は美しく見えることを証明しているよう。グッと右端に寄った瞳の位置、力の抜けたふっくらとした唇から、静止画のはずなのに今振り向いたような動きすら感じることができる。この振り向きの角度、マキアのモデルカットでもよく見ますよね」（小田さん）

メイクのポイント
★分厚いツヤ膜が特徴の赤リップで唇を彩り、生っぽさを表現
★ラベンダーの光をちりばめて肌を研ぎ澄ませる

アイシャドウ
Bのaを目のキワに入れ、チップでぼかす。次にbとcを混ぜて二重幅からアイホール全体に向かってなじませ、下まぶたにもふわっと色を入れる。cを目頭にのせ、最後にCで目のキワにラインを入れたら、静かな中に芯のある目元が完成。

ハイライト
Aを頬、鼻根、あごに点置きし、スポンジを使ってそれぞれなじませる。

LIP
Dで唇の輪郭を取り、内側を均一に埋める。

「実は手元には、侵略してきた敵将の生首を抱えているこの女性。神話の美女を、実在の女性をモデルにリアルに表現。Tゾーンと唇からこぼれる白い歯の輝き、どこを見つめているかわからない半開きの瞳、紅潮した頬。日常を逸脱した行動を成し遂げた、恍惚の表情がなんともエロティックです」（小田さん）

メイクのポイント
★ブラウンの陰影を効かせて崇高なまなざしに
★均一な肌と頬のツヤで気品をまとう

肌
付属のパフにAを取り、タッピングしながら全顔に。

アイシャドウ
Bのaとbを混ぜてアイホールに入れ、さらに眉下から目のキワに向かってbをのせて光をプラス。次にcとdを混ぜて涙袋にのせたら、dを目尻にライン状に入れる。

チーク
Cの2色を混ぜてブラシに取り、輪郭から頬の中央に向かって斜めに。

リップ
Dをブラシで。輪郭は唇の山をシャープに仕上げ、内側を均一に。エッジを立たせて口元にも強さを。

「今回は、花冠、というある意味“非現実的”な要素があるので、ファンタジックにならないよう、バランスを大事にしました。目元、口元、鼻筋と全体的にピンクをちりばめていますが、質感や色選びにこだわっています。目元は、ふわりとしたセミマットな質感で大人っぽく。リップはほんのりパープルみのある色をチョイスして、大人の儚さを演出。そして、チークとハイライトは、みずみずしいツヤが纏えるものを。このツヤ感が、顔全体に軽やかさをプラスしてくれるんです。また、チークにオレンジ系を選んだのもポイント。ここで一点、カジュアル&ヘルシー感を足すことで、全体がぐっと締まるんです」（河嶋さん）

左下のやわらかなピンクをアイホール全体に、右下のブラウンを二重幅に重ねる。ブラウンはぼかさず、締めるイメージで。上段の2色を混ぜて目頭にくの字に入れたら、そのまま下まぶたの黒目の外側までなじませる。繊細なピンクベージュ系のアイパレットで、優しい眼差しに。

ソフトマットなライラックモーヴのリップ。上唇は山をなぞって全体に。下唇は輪郭よりオーバーに塗ってレディに。

ライラックの04を目尻横に大きくくの字に。鼻筋中央、鼻先、あご先にものせてツヤ感を。ピーチブロンズの06は、目尻にくの字にのせたライラックとつながる頬の高さに、楕円形に指でポンポンとなじませて。

旅に出る前は、いつだってドキドキする。居心地の良い家から、どうしてわざわざ外に出なきゃいけないんだろう？そんな風に、ちょっぴり後悔することも。

でも、旅に出ることを決めたのは私だから。リップを塗って、鏡を見る。うん、ピンク色のワンピースに、ぴったりだ。そう思ったらなんだか急に嬉しくなって、玄関の扉を勢いよく開けて飛び出した。

外は快晴。見上げた空は一面、クリアなブルー。眩しい太陽の光に思わず目を細めながら、どこまでも進んで行ける。

そんな気がした、旅立ちの日の朝。

初めて来た町。見たことのない風景。心地よい風と暖かな陽射し。眩いほどの“新しさ”に、私は大きく深呼吸をする。 そして、心から思った。

旅に出て、よかったなって。

取材をしたのは、福岡にて開催される卒業コンサートの準備が始まる頃。

「卒コンのために体力を作らなきゃと思ってピラティスに通っていて、今も二の腕とお腹とお尻が筋肉痛です。それから最近、お母さんがお正月に私のバッグにこっそり忍ばせてくれた玄米おにぎりを冷凍して、毎日1個ずつ食べています。食物繊維が豊富で満腹感もあって、空腹が抑えられるからか、気がついたら体重が2kgも落ちていました。私の体に合っているみたいなので、継続したいです」

今まさに新しい人生のスタートラインに立っている与田さんに、今後の夢や展望について聞いてみた。

「グループの卒業は、人生の一区切りだと思っています。これから先の人生のほうが長いし、それがどういう道になっていくのかは今はわからない。でも、これからもファンの方に楽しんでいただくのが一番だと思うので、芸能のお仕事は続けていきたいと思います。これまで何回か挑戦させていただいたお芝居をもっと深めていきたいのもありますし、芸能以外の新たなチャレンジもしていけたらと思っていて、自分の未来が自分でも楽しみ。MAQUIAさんを通して美容が大好きになって、いつかはコスメのプロデュースにも挑戦してみたい、という新たな夢もできました。美容に関してはこれから年齢を重ねるにつれて、年相応の悩みが増えていくと思うので、これからもMAQUIAさんと一緒に歩んで行けたらうれしいです。いつでもお声掛けいただけるように、ビジュアルキープ、頑張ります！」

最後に『乃木坂46』で活動していた約8年半と同じ月日が流れた“未来の与田さん”にメッセージを送ってもらった。

そんな心温まるエピソードに触れて卒業を取り消したいと心が揺れたりしなかったのかを聞いてみると……。

「それはまったくなかったです」と静かな声で、即答。

「もちろん、寂しさはあるけれど、それとこれとは別の話。私は何かを決めるのに至るまでは結構時間がかかるタイプなんです。でも、長い時間考えて答えを出したことに対しては、揺らいだりしません。前だけを見つめて進めていけたらいいなって思います」

MAQUIAのレギュラーモデルになってからも、長い月日が経ち、モデルとしてもひとりの女性としても成長を遂げた与田さん。

「MAQUIAさんには19歳くらいからお世話になっていて。美容は好きだったけどそこまで詳しいわけでもないし、10代で浮いてないか心配でした。表情作りにも自信がなくて、現場のスタッフさんたちにたくさん教えていただいて。現場を重ねるうちに、どんどん撮影が楽しめるようになって、今ではすっかり読者の皆さんと同じ世代になりました。現場で新作のコスメをチェックできるのもうれしくて、お気に入りのアイテムを見つけたら写真で品番を控えて自分で買うようになって。我ながら女子力が上がった気がします。それから、最初の頃はメイクに関しては特にこだわりが強くて、これじゃなきゃいや、みたいなことが結構あったんです。吊り目がコンプレックスなので垂れ目にしたい、とか。でも、撮影で次々と新しい私を引き出してもらえることで、プロの意見に耳を傾けることや求められていることに応えることの大切さを学びました。誌面はチームで作り上げるものだから、私の役目をまっとうしたいなって」