Netflixで大人気の『ボーイフレンド』に出演したメンバーの中から、5人のボーイズがマキアオンラインに登場! 彼らの持つ色とりどりの「美しさ」から、気になる美容まで根掘り葉掘り取材したスペシャルインタビューをお届け。最終回となる4回目は唯一カップル成立となったダイさん&シュンさんの“ダイシュン”ペア。みずみずしい美しさが際立つふたりに美のこだわりはもちろん、ありのままの日常を伺いました。

BOYFRIEND NETFLIX ダイ シュン

メディアでも多くの注目を集めるふたり。その人気は日本のみならず海外でも。現在はふたりとも同じ事務所に所属し、公開恋愛中。今年8月に開設したYouTubeチャンネル『DaiShun』の登録者数は早くも60万人突破。

短期連載『BOY FRIENDS’ BEAUTY〜彼らが語る、美しさと美容のこと。』vol.4

『ボーイフレンド』とは……

Netflix BOYFRIEND メインビジュアル ボーイフレンド

今年7月に配信を開始した、Netflixの恋愛リアリティシリーズ『ボーイフレンド』。ビーチハウス『Green Room』で限られた時間を共に過ごす男性9人の恋愛模様を美しい映像や音楽と共に映し出したこの番組は、配信直後から大きな話題に。恋愛要素はもとより、彼ら一人ひとりが抱える悩みやそれぞれの成長も共感を呼び、世界中に熱烈な番組ファンを生み出している。

視聴者の心を鷲掴みにした、甘酸っぱいダイ&シュンカップル

お話を伺ったのは…
ダイ

タレント

ダイ

2000年生まれ。神奈川県出身。現在は現役大学生。

シュン

アーティスト

シュン

2000年生まれ。福岡県出身。作曲家やDJとして活動するアーティスト。

ダイ「ずっと一緒にいるよね」シュン「しょっちゅうケンカもするけどね」

『ボーイフレンド』最大の見どころといえば、ダイ&シュンの恋の行方でした。視聴者をハラハラさせながらもカップル成立。新たな生活を始めたふたりは時にケンカをしつつも絆と愛を深め、幸せいっぱいムード。“ダイシュン”としてのメディアでの活動も絶好調。

BOYFRIEND NEFLIX ダイ シュン

【シュンさん】ニットジャケット¥49500/インターナショナルギャラリー ビームス(スローン) スウェット¥15400/インターナショナルギャラリー ビームス(スローン × インターナショナルギャラリー ビームス)パンツ¥27500/カルバン・クライン カスタマーサービス(カルバン・クライン ジーンズ) イヤカフ¥15400/プリュイ トウキョウ(プリュイ)その他/スタイリスト私物

【ダイさん】シャツ¥46200/モールド(チノ)パンツ¥26400/J.プレス & サンズ 青山(J.プレス オリジナルス)イヤカフ¥22000、リング¥26400、リング¥33000/プリュイ トウキョウ(プリュイ)リング¥55000/マリハ その他/スタイリスト私物

——番組ではたくさんのボーイズと生活を共にしていましたが、そのときのことを懐かしく思うことはありますか?


ダイ「めっちゃ懐かしいよね」


シュン「うん。特に映像を観ると、あの頃がとても懐かしく思えます」


——実際に『Green Room』で生活していた時期から『ボーイフレンド』の公開までは、かなり間があったということですが、それまでふたりの関係は秘密にしていたということですよね。


ダイ「そうです。ネタバレになってしまうと番組がおもしろくなくなっちゃうので。でも、当時は僕らのことを人々は知らないので、番組が始まるまではそんなに気にしなくてよかったかな」


——今のほうが視線を感じる?


ダイ「はい。事務所の関係でお写真は撮れないんですけど、たまに撮っちゃう人がいるんですよ。声をかけていただいていいので、盗撮だけはしないでください(笑)」


——おふたりは現在同棲中とのことですが、どんな日常ですか?


ダイ「本当に普通です。前から何も変わらないです」


——離れている時間はある?


シュン「まったくない」


ダイ「ずっと一緒にいるね」


——ということは、番組内での描写でもありましたが、シュンさんのあまのじゃく的なものが発動してケンカをしたりといったこともありますか?


ダイ「あるね」


シュン「あるある」


ダイ「しょっちゅうな」


シュン「1日に最低1回はあるよね」


——ケンカが起こる主な原因は?


シュン「余裕がないとき。暑かったり、お腹が空いていたり」


ダイ「急いでいたりするとき」


シュン「ふたりとも余裕がなくて返事が上の空になったり、少しキツく言い過ぎたりしちゃうんです」


——そういうことはありますよね! ちなみに最近したいちばん大きなケンカは?


ダイ「ディズニーリゾートについてのケンカかな?」


シュン「そうだね。僕はディズニーリゾートがそんなには好きじゃないんだけど、ふたりで行ってみたいねっていう話はしてたんですよ」


ダイ「(東京ディズニーシーに)新しくピーターパンのアトラクションができたじゃないですか。それに乗りたいねって」


シュン「結局日本のディズニーリゾートには行ってないんですけど、上海のディズニーリゾートに行ったんですよ。日本と中国の事務所の方たちと上海に行ったときに。最初はまあ普通だったんだけど、途中からお腹が空いて……。あまりにも敷地が広大で疲れちゃって。しかもその日37度で暑かった。ダイもお腹が空いていたから……それでケンカになったんです」


ダイ「みんなで動いてるから『ごはんに行きたいです』って言わないと、そういう流れにならないじゃないですか。それで僕がみんなに、『シュンがおなかが空いてて限界です!』って言ったんですよ。そしたらシュンが『おめえもだろ』って。それでケンカになった(笑)」


——そういうとき、どういうテンションのケンカが繰り広げられるんですか?


シュン「なんだろうね。一旦距離を置く」


ダイ「無視されます(笑)」


——となると、仲直りするきっかけを作るのが難しそうですけど……


シュン「そのときはダイが『ごめんね』って言ってきました。たぶん自分の言動に反省して」


ダイ「一緒にいる人たちも気まずそうだったから」


——良かった(笑)。ケンカしたらすぐ仲直りしますか?


ダイ「僕は基本的にすぐ謝りに行くんですけど……無視される(笑)」


シュン「でもどっちもどっちだよね。50%50%でどっちも無視するし」


——シュンさんはディズニーリゾートはやっぱり楽しめなかったですか?


シュン「いや、面白かったかも」


ダイ「人生で初めての上海だったこともあるしね」


——でも、ケンカするほど仲が良いと言いますしね!


シュン「結局楽しく過ごせてるって感じだよね」

ダイ「シュンと出会えたことがいちばんの幸せ」 シュン「ダイは初めて中身を好きになった人」

——普段の生活の中でされて嬉しいことは?


ダイ「シュンは毎朝、『おはよ〜』って抱きついてくる。それがめちゃ可愛い。嬉しい」


シュン「夜の時間かな。僕たちふたりで寝ないんですよ。いびきとか歯ぎしりとか気になるし、寝相も悪いし。昼寝ぐらいなら平気だけど、夜だと起きちゃう。だからベッドは別々なんですけど、ダイはいつも僕のベッドに絶対来るので」


——番組内ではダイさんがシュンさんのあまのじゃくな姿に翻弄されているようにも見えました。それでも愛を貫こうと思った理由は?


ダイ「好きだったからかな。好きな気持ちは消そうとしても消えないものだし、毎日好きが大きくなっていったし。いい意味で時間が限られていたから頑張りやすかったっていうのはあると思います」


——普段の恋愛のスタイルとは違うということ?


ダイ「今までは人を好きにならないように生活していました。普通に生活していると恋愛じゃないところに自分の軸を置けるんですよ。学校とか友達とか家族とか。だけど『Green Room』にいると、いい意味で逃げ道がなくて、自分の気持ちと向き合わざるを得なかった。そういう状況も状況だったし、あと、ここまでおかしな人……あんまりいないかなって(笑)。いろんな気持ちがばっと重なって諦められなくなった自分がいた感じです。全力を出して振られたらそれはそれで気持ちいいと思うし、諦めるっていう選択肢はなかったです」


——シュンさんは番組内で、揺れる気持ちに正直になる瞬間が印象的でした。現在のお付き合いの中で“揺れる”ことはありますか?


シュン「付き合うまではずっと揺れていました。ケンカをするたびに“この人じゃなくていい”って思っていたし。付き合ってからダイの実家に居候してた時期があるんですけど、その頃はケンカするたびに荷物をまとめて外に出る振りをしていました。別れるとかじゃなくて一旦距離を置こうってダイに話すんですけど、『出ていったらどうなるかわかんないよ。僕たち』って脅してくるので、結局は解決しましたけど(笑)」


ダイ「毎回そうだったね」


シュン「そうやっていろんなことがあるけどずっと一緒にいられたから、今はもう“揺れる”とかはないですね」


——過去の恋愛と今の恋愛を比べて成長したと思うことはありますか?


ダイ「僕自身は全然変わってないけど、多少の波だったら乗り越えられる人に出会えたっていうことが嬉しい。シュンがそう思わせてくれた」


シュン「僕は今まで恋愛っていうジャンルのことがしたかっただけで、本当の恋愛はしてこなかったんですね。例えば優しくてカッコいい人がいたら、そんなにその人の中身が好きってわけじゃなくてもハマって、ボロボロになって、でも、好き。みたいな。今考えるとおかしいですよね。僕自身、過去のことも含めていろんなトラウマがあるし、人に飢えていただけだったんだと思う。でも、ダイは中身を初めて好きになった人。良い成長というか、気付きでした」

Netflix BOYFRIEND ダイシュン

Netflix BOYFRIEND ダイシュン

——お互いに、“でもここだけは直してよ!”ということはありますか?


シュン「前はあったけど……どんどんなくなってきたかな。今あるとしたら、出掛ける準備がちょっと遅いこと」


ダイ「今日は早かったよね」


シュン「そうだね。ダイはマイペースなんです」


ダイ「いつも僕が15分くらい待たせちゃうよね」


シュン「あともうひとつ。お風呂場が狭いんですけど、僕達一緒に入るんですよ。ダイが鼻の調子が悪いので毎回鼻をかむんですけど、それがうるさすぎる(笑)。気持ちよく湯船に入ってるのにイラッとくるんですよ」


ダイ「全然知らなかった。僕は気持ちよくしてた(笑)」


——ダイさんはいかがですか?


ダイ「僕は、謝ったら許してほしい……」


——切実!


ダイ「確かに(笑)」


——おふたりのようにケンカしながらも仲良く過ごすための秘訣を教えてください。


シュン「たぶん馬が合うんだろうね」


ダイ「周りにいる人達も、僕らが今こうしていられる理由のひとつ。運もあるかもしれないし、恵まれていると思います」


シュン「これまで、もうヤバいっていうくらいのケンカが2回あったんですけど、すぐに(事務所の)社長が駆けつけてくれて話を聞いてくれて」


ダイ「僕らの第二の親みたいな存在です」


シュン「ふたりとも頑固だけど、社長が入ってなだめてくれたから仲直りできた。だから、仲良く過ごすためのアドバイスって特にないかも。絆が深められないっていうことが続くなら、違う人を選んだほうがいいと思う」

Netflix BOYFRIEND ダイシュン

シュン「スキンケアはふたりでシェア」ダイ「『Green Room』で美意識が上がった!』

——おふたりはなめらかなお肌も目を惹きます。番組ではシートマスクをする姿も印象的でした。おすすめのスキンケアを教えてください。


シュン「シートマスクは『Green Room』内で流行ってたんですけど、今は本当に日焼けしてしまったり、肌がヤバいときにしか使わないかな」


ダイ「テホンさんが大容量シートマスクを使っていて、テホンさんの肌がめっちゃきれいだから僕もマネして頑張っていたんですけど、個人的にはあまり効果を感じられなくて(苦笑)。その代わり、ちゃんと保湿をするようにしたら肌が落ち着きました。シートマスクは肌が疲れているとき、1日中メイクをしていた日、日焼けをしてしまった日だけ、めっちゃぷるぷるのやつを使います」


シュン「ヒト幹細胞が入っているやつね」


——『Green Room』で過ごすうちに、美への意識が高まったということですか?


ダイ「そうです。以前の僕は”ギリギリ人間”みたいな生活をしていたので(笑)。ニキビはずっと気にしていたんですけど、食べるものとか、寝るタイミングとか、そういうのは『Green Room』のみんなに刺激されて初めて気にするようになりました」


シュン「何を食べないかっていうことが大事だよね」


ダイ「そうそう。ファストフードは絶対にダメです」


シュン「肌が老化しちゃうからね」


ダイ「シュンに教わってつくづく実感しました」


——シュンさんは美容に気遣ってこられたんですね。


シュン「そうかも。僕はアレルギーも多いし、脂っぽいものとかグルテンとか食べないようにしているものが多いんですよ。だから献立も僕がよく考えていました」


——ちなみに今のスキンケアルーティンは?


シュン「夜はオイルクレンジングでオフして、泡で出てくるタイプの落としすぎない優しい洗顔料で顔を洗って、導入オイル、化粧水、クリーム。最後はニキビにニキビ用のクリームを。スキンケアアイテムはダイと全部一緒に使っているんですけど、特に『SKIN1004』の『マダガスカル センテラ アンプル』と、『ロクシタン』の『 イモーテル ディヴァインインテンシヴオイル』がめっちゃいい」


ダイ「いいよね。乾燥しなくなりました。僕は敏感肌だし、乾燥して皮脂が出るからニキビができちゃうタイプの肌なので、洗顔料はちょっと高くても皮脂を奪いすぎないものを選ぶようにしています。なにもかもしっかりオフする系のものだとカピカピになっちゃうので」


——他におすすめのアイテムは?


ダイ「『ペア』の『ペアアクネクリームW』! 最強です」


シュン「ニキビができる前、少し肌に凹凸があるなと思ったとき、これを塗っておくと予防になるんです」

BOYFRIEND NETFLIX シュン

BOYFRIEND NETFLIX ダイ

ダイ「僕らが僕らでいることで勇気や元気をシェアしたい」シュン「当たり前に結婚できる世の中になるといいね」

——最後に、今後ふたりで達成したいこと、叶えたい夢を教えてください。


ダイ「僕らが僕らでいることで、DMとかで多くの人から“勇気をもらいました”とか“幸せをお裾分けしてもらっています”とか、メッセージをいただくんです。番組を観てくださった方の生活に幸せがちょっと増えているのかなっていうことがすごく嬉しいから、これからもそれを続けられるように。僕らも自分磨きを頑張って、もっと広いところでたくさんの人にそういう気持ちをシェアできるような活動をしていきたいなと思っています。


シュン「ふたりで叶えたいことは……憲法を変えたい。結婚も、パートナーシップ制度とかじゃなくて、したい人が当たり前にできるようになるといい。それは日本だけじゃなく、世界中で。もっともっとLGBTQ+への理解を深めてもらえるくらい影響力のある人になりたいです」


——おふたりの思いをシェアするために、これからさらにメディアで活動される予定ですか?


シュン「そうですね」


ダイ「信頼できる方々といろいろ見極めながら、仲良くやっていきたいです」

Netflix BOYFRIEND ダイシュン

BOYFRIEND NETFLIX ダイシュン キス

まるで小鳥のさえずりのように静かに、手を繋いで見つめ合いながら話す姿が印象的なダイ&シュンカップル。あまりにもピュアでまっすぐな恋を、これからもけがれることなく温めてほしいと願うばかり。ふたりが抱く大きな夢も応援します!

ユーサク&ゲンセイ&アランのインタビューも好評公開中!

撮影/神戸健太郎 ヘア&メイク/後藤若菜、本多遥香〈ともにROI〉 スタイリスト/井田正明 取材・文/通山奈津子

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