SNSで発信するマニアックな美容情報で話題沸騰! 好きが高じて“皮膚の変態”にまで登り詰めた、真理子様こと大野真理子さんについて、徹底的に深掘りしていきます。
彗星のごとく現れた、マニアックなビューティアイコン
美容家 大野真理子を解剖する
100の質問
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大野真理子のトリセツ
Q01 そもそも大野真理子って何者?
A 皮膚の変態
Q02 今までの経歴を教えて
A 1979年に神奈川県茅ヶ崎市で生まれ、3歳〜18歳まで湘南白百合学園に通う。大学は学習院女子に入学し、1年留年ののちに卒業後、父の会社に入社。28歳でアパレルブランド『tocco-closet』を立ち上げ、30歳で結婚と同時に父の会社から独立。アパレル会社PETTERSを立ち上げる。31歳で第一子、36歳で第二子出産。2018年からインスタを始め、2020年頃に(株)サウルスを立ち上げ、サプリなどの販売をスタート。美容家としての活動も開始
Q03 肌タイプ/骨格タイプは?
A ブルベとイエベがMIX/乾燥肌/体型はウェーブ
Q04 性格タイプは?
A ISFJ
「擁護者のISFJ。ビジネスにおいては外交的ですが、プライベートでは内向的なIタイプ。単独行動が好きなので、お茶や買い物などの一人で過ごす時間を大切にしています」
Q05 美容に目覚めたきっかけは?
A 母と姉の影響です
「3、4歳頃には母のお供で百貨店のカウンターデビューをしていました。自分でデパコスを買うようになったのは高校生ぐらいから。シャネルの黒やグレーの入ったパレットを買った記憶が。その頃から美容誌も読んでいました」
Q06 大野さんにとっての、“美しさ”とは?
A 生き様そのもの
「食べたものや運動、睡眠などの生活習慣や、考え方、発した言葉など全てがその人自身に反映されるなって思っていて。もちろん造形美も含まれるとは思いますが、それは一部でしかない。だからこそ、美しい生き方をしていきたい」
Q07 美容といい距離を保つために心がけていることは?
A 美容以外の軸を持つ
「美容だけでなく、恋愛やダイエットや友人関係にも通ずると思うのですが、“それだけ”しか見えなくなると振り回されちゃうし辛くもなる。だから、仕事とか趣味とか色んな自分なりの軸を持つことが大切」
Q08 スキンケアをするときに気をつけていることは?
A 顔だけを特別扱いしない
「特別扱いするような顔でもないので(笑)、お風呂上がりは顔と地続きで全身をケア。そうすると、顔も首も体もムラなく透明感アップ。全身“一反木綿”化を目指しています」
Q09 自分らしさはどう作る?
A まずは憧れの人を完コピしてみて
「自分らしさが見つからないときは、ドラマの主人公とか“こうなりたい”と思う人のコスプレをしてみて。私は少し前まで韓国ドラマ『キム秘書はいったい、なぜ?』のパク・ミニョンに憧れ、彼女の甘めコンサバなファッションを真似していました。半年ほどで周囲からのイメージも自然と定着」
Q10 仕事、美容、子育ての比率は?
A 特に決めてない。でも子供に仕事は楽しいよ!ってことを伝えたい
「正直、ぐちゃぐちゃ。完璧にこなそうとすると壊れちゃうので、無理をしないことが基本。それよりも、楽しそうに働く姿を子供たちに見せることの方が、私にとっては大切」
Q11 お仕事が忙しいときも美容を頑張るモチベーションは?
A 自分がアガることしかしない
「私にとって美容は趣味。だからこそ、むしろ忙しいときのリフレッシュというか、自分が高まることしかしていないんですよね。もし美容にモチベがないときは、香りやテクスチャーなど、気分がアガるものを知り、選んでみて」
Q12 毎日パワフルに過ごすためにやっていることは?
A 筋力をつける、不必要な情報をシャットアウトする
「私は圧倒的に体力不足で、産後痛い目にあい、“このままでは人生に支障が出る”とトレーニングに本腰を入れるように。また、脳と心を疲れさせないためにインプット量の見定めが大事。不必要なSNSとは距離を置くようにしています」
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Q13 自分のやりたいことや夢を叶えていくためのマインドの持ち方、時間の使い方が知りたいです!
A 自分がやりたいことを明確化して、逆算して行動する
「ビジネスにおいては逆算思考。目標を具体化し、それに向けたアクションを、逆算して考えます。そうすると、実現までのプロセスに無駄がないんですよね。美容のお仕事に限っては楽しさ重視なので、具体的な目標は作りません」
Q14 心が折れそうになったときはどうしますか?
A 人生を長いゲームのように捉える
「正直、心が折れそうになったことはないかな。マイナスなことがあっても、“じゃあどうしようか?”と次の一手を考える。でも、物事が進まないときは無理やり進んでもスムーズにいかないので、ルーティンワークに励みます」
Q15 20年後、どう過ごしていたい?
A 趣味の範囲で仕事をしながら、孫の面倒を見つつ、温泉めぐりをしていたい♡
Q16 ポジティブをキープする秘訣は?
A ネガティブもリスク管理としては必要
「私、根はめちゃくちゃネガティブ。でも、リスク想定ができるということだから、ネガティブって必ずしも悪いことではないんですよね。私は気分が落ちたときは誰とも会わず、とことん落ちる。気が済むと“時間無駄にしたな”って立ち上がれるようになるんです(笑)」
Q17 お手本にしている美容の先生は?
A 齋藤 薫さん、藤原美智子さん、君島十和子さん
「美容誌を読んで育った身としては、いつかお会いしてお話ししてみたいと思っているのは、この美容レジェンドのお三方。先日、念願叶って君島十和子さんとお会いすることができて、もう夢のような時間でした……!」
Q18 忙しい毎日でのリフレッシュの方法は?
A 動いてめぐらせる
「血流が滞っていると考えも凝り固まってしまい、良いアイデアが思いつかないんですよね。だから、仕事中はPC作業の合間も体をなるべく動かすようにしています。電話中は移動して、階段の上り下りをしています」
Q19 人生で一番驚いた美しい人は?
A 松島 花さん
「彼女のことは学生時代から知っているのですが、ずっと美しい。これだけ美容医療やテクノロジーが進化している中で、ナチュラルに美しさを維持していられるってスゴい!」
Q20 最近読んで良かったおすすめの本は?
A 『池上彰の講義の時間 高校生からわかるイスラム世界』
「ニュースで目にする中東問題を、背景も知らずに“なんとなく”知った気になってはいけないなと。SNSでの情報収集では偏ってしまうため、本で基礎から学んでいます」
Q21 今後、より注力したいことは?
A もっと視野を広げたい
「Q20とも通ずるのですが、世界情勢や時事問題などをしっかり勉強していきたいですね。SNSばかり見ていると、同じようなニュースや情報ばかりが流れてきてしまうから。閉鎖的にならないよう気をつけたい」
Q22 人と比べて落ち込むことはありますか?
A 人と比べてsomethingみたいなのはない
「基本的に本業のビジネスの売り上げと利益のことしか考えていないので、土下座しろって言われたらワンチャンしちゃうタイプ(笑)。プライドとか闘争心みたいなのがないので、人と比べたりもしません」
美しい肌への飽くなき探究心が
私を“変態”にさせました(笑)
MAQUIA 8月号
撮影/KAZUYUKI EBISAWA〈makiura office〉(モデル) 橋口恵佑(物) ヘア&メイク/小澤 桜〈MAKEUPBOX〉 取材・文/谷口絵美 構成/火箱奈央(MAQUIA)
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