あなたは自分のバストに合ったブラジャーを着けられていますか? 下着美容研究家・湯浅美和子さんに正しいブラジャーの選び方や、向き合い方などを教えてもらいました。
下着選びでバストの悩み解決!
心地よく、無理しない最適&快適ブラの選び方
今目指すべき理想のおっぱいは?
理想はひとつじゃない! 気分によって様々なバストを演出
毎日メイクや服を替えるのが当たり前のように、バストもシチュエーションやムードなどによって演出を変えるのが今の気分。谷間を作る日があったり、作らない日があったり、リラックスムードでいたい日もあったりと、毎日頑張る必要はなし。そんな私の信条を反映させた、ROSIER by Her lip toのランジェリーは、「着心地と色気」や、「ちょっと気分が上がる」などをテーマに、幅広い気持ちやシチュエーションに寄り添うことができるよう、心がけています。
正しい下着選びの基本を教えて!
下着次第で、なりたい理想の自分になれます
自分に合っている下着とは、着けていることを忘れてしまう程快適なもの。しかし、どこか義務的に捉えていて「キツい」「痒い」「痛い」など、マイナスのイメージを抱えている女性が多いのも事実。まずは、ご自身のバストや体と向き合い、ボディのお気に入りポイントとコンプレックスを把握することが大切です。その声に寄り添い下着を選ぶことで、思わず見惚れてしまうようなスタイルをゲットすることができます。その第一歩として、早速お店でバストサイズを測ってもらい、最新のサイズを把握しましょう。
理想のバストは半球の形をした弾力のあるお椀型
まんまるの正円で、その中央に乳首が位置し、真正面を向いているのが理想的。子どもから大人のバストになる19歳頃は、誰もがお椀型だったはず。
どのブラも「寄せる」「上げる」「支える」の3つの機能が標準装備
デザインは多種多様ですが、どれも必ず「寄せる」「上げる」「支える」の3つの機能を装備。さらに、それぞれ+αの特性を持っています。
バストの老化は19歳頃から始まっている
下垂はある日突然起こるのではなく、お椀型バストに見える19歳頃でも、胸の内部組織は重力や運動の影響を受け、変形し、下垂は忍び寄っている。
ブラジャー選びはデザイン同様にカップ裏を見よ!
バストの印象はカップ裏の機能で、9割は決まります。同じサイズでも縫い合わせの仕方で、バストシルエットは大きく変わる!
年齢を重ねるほどに肌の弾力は落ちて胸も下垂する
肌の水分量は減少していき、肉質は柔らかく変化。それに伴い、バストのフォルムが曖昧になるので、ブラジャーの見直しやバストの保湿を。
「サイズスライド」を活用して、合うブラを見つける
例えば、C70とB75、D65は、カップ容量は同じ。サイズ表に合ったものを選んでも違和感がある場合は姉妹サイズも検討してみて。
晴れやかな気持ちで過ごすためにも下着選びが大切
MAQUIA12月号
撮影/浜村菜月〈LOVABLE〉 ヘア&メイク/千吉良恵子〈cheek one〉 スタイリスト/湯浅美和子 モデル/志田音々 取材・文/佐藤 梓 構成/奈良彩花(MAQUIA)