久しぶりのリゾート旅や、ビーチでのフェス復活に、水着熱が高まる今年の夏! 体型をキレイに見せてくれる水着選びに悩んでいるあなた、まだ間に合います! 骨格タイプ別に似合う水着を、イメージコンサルタントのプロであるサキエルちゃんが提案。せっかく買っても違和感しかない、なんて悲しいことになる前に体型カバーが叶う水着探しのコツをマスターしよう!
自身がファッションに迷走していた経験からイメージコンサルタントの奥深さにハマり、ラピス認定16タイプ・パーソナルカラーアナリスト、CSCA認定16タイプ・パーソナルカラーアナリスト、CSCA認定パーソナルスタイリスト、顔タイプアドバイザー1級、骨格スタイルアドバイザー2級を取得。ベストカラーコム・パーソナルデザイン診断講座も修了している。診断をするだけでなく、ファッションに関する悩みをいつでも相談できる“何度でも気軽に会えるアナリスト”を目指し、SNSを中心に情報を発信している。
まずは、5秒でできる骨格タイプの自己診断からスタート!
ストレート・ウェーブ・ナチュラルの3タイプから、ご自身の骨格タイプを自己診断してみましょう。以下画像は、3タイプの骨格別のマネキンです。マネキンは身長160cm、体重50kg、Cカップの標準体型に統一されています。チェックリストに当てはまる項目が多いものが、あなたの骨格タイプです。あまり悩まず、5秒ほどで一番近いと思うタイプを選んでみましょう。事前に自分の体を写真に撮っておいて比べたり、友人や家族などに選んでもらうのもおすすめのやり方です。
骨格ストレートタイプの特徴
骨格ウェーブタイプの特徴
骨格ナチュラルタイプの特徴
骨格ストレートに似合うおすすめの水着
ストレートタイプのボディは、肩やデコルテなど上半身が肉厚で、鎖骨の存在感は消失気味。腰の位置が高くてヒップがプリッと上向きなのが特徴。なので、上半身をなるべくスマートに見せるべく、フリルやギャザーなどでトップにボリュームを出すデザインは避けたほうが無難。肩紐や腰紐は、肉感に負けないものがベター。なるべくシンプルでベーシック、“ザ・水着”な感じのデザインを選びたい。できれば無地がいいけれど、柄付きを選ぶなら大ぶりの花モチーフや太いチェック、ボーダーなら◎。ウエストラインの美しさを生かしたいので、ボトムはジャストサイズがおすすめ。
骨格ストレートに似合う水着❶【ハリのあるボディにマッチするベーシックかつ大胆な三角ビキニ】
▼この水着のおすすめポイント
☑︎ベーシックな三角ビキニは、ストレートタイプのボディをバランスよく見せるデザイン
☑︎大胆なボタニカルモチーフが、肉感的なボディに負けず個性を演出してくれる
☑︎肩紐は細いデザインだけど、2本あるので肩の厚みが目立たない
☑︎ウエストはジャストサイズで、ストレートタイプのウエストやヒップのラインがキレイに見える
骨格ストレートに似合う水着❷【上半身のむっちり感を上手にカバーできる大人なホルターネック】
▼この水着のおすすめポイント
☑︎シンプルなブラックで、大人のイイ女感を盛れるデザイン
☑︎実は、ホルターネックは肩がよりむっちり見えるので、ストレートタイプにとっては避けたいデザイン……でもこの水着ならストラップがしっかりしているので、肩の厚みが目立たなくてGOOD
☑︎ホルターネックの結び目は蝶結びよりも片結びのほうが、短めな首が長く見えてキレイ
☑︎横に流れた胸を前に寄せて美しく見せる工夫も、グラマラスなストレートタイプには嬉しいポイント
☑︎ボトムのサイドが細い紐になっているけど、布地が左右でしっかりつながっていて太く見えるのでOK
骨格ストレートに似合う水着❸【ゴールドのアクセントが効いたシンプルで安定感のあるホルターネック】
▼この水着のおすすめポイント
☑︎ネック部分が太めで、ストレートタイプに似合うホルターネック
☑︎カップの上についたアクセサリーが、シンプルなデザインにフェミニンなニュアンスをプラスしてくれる
☑︎ボトムスはサイドがしっかりしていて深さがジャストサイズ
☑︎ボディの上下バランスが整っているストレートタイプの美点を引き立てるデザインになっている
☑︎ホルターネックの結び目は、紐を長めに設定するとより好バランス
骨格ウェーブに似合うおすすめの水着
ほっそりした首と鎖骨が浮き出る華奢なデコルテが特徴のウェーブタイプは、胸が下重心に見えるのでトップをフリルなどで盛るデザインがおすすめ。ウエストは絞ってあって、裾からフリルが広がるペプラム型も似合う。肩紐は細めを選んで、繊細な胸元を引き立てて。上半身に比べて下半身が大きく見えるので、ボトムはハイウエストにして下重心をフォロー。こちらもフリルがついていると、ちょうどよい体型カバーになる。柄は、小花や水玉など細かいものが◎。フリルや小花など甘めオンリーではなくクールに寄せたい人は、ボトムにショートパンツを重ねてみて。
骨格ウェーブに似合う水着❶【トップスのレイヤードで上半身にボリューム感を出すペプラム型】
▼この水着のおすすめポイント
☑︎細めの肩紐や、重ね着をすることでボリュームを盛るトップスのデザインがまさにウェーブタイプ向け
☑︎カップの下に広がるフリルも、華奢な胸元を賑やかに見せてくれる
☑︎プリントは大ぶりだけど、繊細なデザインなのでOK
☑︎ボトムはハイウエストでシンプルに。デコラティブなトップスと合わせることで、ボリューミーな下半身が目立たなくなる
骨格ウェーブに似合う水着❷【胸元をさり気なくボリュームアップして見せるペプラム型×ギャザー】
▼この水着のおすすめポイント
☑︎キュートなデニムライクな生地のペプラム型
☑︎胸元のギャザーとバスト下の控えめフリルで、トップをナチュラルに盛ったデザイン
☑︎細めのストラップが、スリムなデコルテにハマる
☑︎ハイウエストなボトムは目線を上へ向けるので、下重心な体型のカモフラージュにぴったり
骨格ウェーブに似合う水着❸【胸元と下半身を絶妙にカバーするV字フリル×ハイウエスト】
▼この水着のおすすめポイント
☑︎V字のラインに沿って飾られたフリルで、華奢な胸元をボリュームアップ
☑︎ハイウエストかつシンプルなボトムのラインも、ウェーブタイプ向け
☑︎大小様々な花柄も、フェミニンな雰囲気を盛ってくれる
☑︎ミニスカートをはくと、太もも横の張り出しをカバーしつつスラリと長い美脚に
骨格ナチュラルに似合うおすすめの水着
ナチュラルタイプは、マニッシュでクールな印象のボディラインが魅力。鎖骨や肩の骨、腰骨など骨感が出やすいので、たっぷりの布でカバーしたい。一方でしっかりした肩から視線を外すことができる、オフショルダーもおすすめ。肩紐ありにするなら、太ければ太いほど◎。タンクトップのようなデザインも似合う。ボトムは腰骨が布で覆われるデザインに。パレオで腰周りを隠すと、なおよし。素材は、体の角を拾わないニットや麻など硬いものがベター。柄は、ボタニカルやゼブラ、ペイズリーなどナチュラル要素のあるものが好相性。
骨格ナチュラルに似合う水着❶【肩の大きさをカバーできるしっかりホルダーネック】
▼この水着のおすすめポイント
☑︎鎖骨を隠す太いストラップと、腰骨を隠すボトムの折り返しがセレクトポイント
☑︎大きな肩など上重心をカバーできて、バランスよく見える
☑︎大きな花柄が、ナチュラルさんのダイナミックなボディにマッチ
☑︎パレオはローウエスト気味に巻いて下重心に見せると◎
骨格ナチュラルに似合う水着❷【下半身に重さを出すAラインのオフショルダー】
▼この水着のおすすめポイント
☑︎肩幅から目線をそらすことができる、オフショルダータイプ
☑︎長く垂れたフリルも、体の重心を下に見せるポイント
☑︎ボトムは腰骨を隠すハイウエストかつ、無地のブラウンで適度に甘さが引き締まる
☑︎ナチュラルタイプはマニッシュなスタイルに偏りがちなので、甘い印象のスタイリングにしたい人にはちょうどよいデザイン
☑︎全体のシルエットがAラインになるようショートパンツを合わせると、より下重心になってバランスのよい体型に見える
骨格ナチュラルに似合う水着❸【骨感をカバーするパフスリーブ×ハイウエスト】
▼この水着のおすすめポイント
☑︎ほんのりふくらんだパフスリーブで、肩の骨感をカバー
☑︎ボトムは腰にギャザーが寄っているので、より腰骨が目立たない
☑︎しっかりした厚みのレースがナチュラルタイプの骨ばった印象を柔らかい雰囲気に見せてくれる
☑︎シンプルな黒1色というデザインも、スタイリッシュなナチュラルタイプのイメージにハマる
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撮影/当瀬真衣〈TRIVAL〉 スタイリスト/福永いずみ 取材・文/風間裕美子 企画・構成/足立舞香(MAQUIA ONLINE)
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