気になる肌悩み、美容医療ではどうやって治療する? 世代別の王道&おすすめの方法を知って、施術選びの参考に。今回は、エラはり、まぶたや口角の下がりに適した方法をドクターが解説します。
0からわかる美容医療BOOK
私のモヤモヤに最適解
お悩み別・おすすめ美容医療
【顔】編
日本形成外科学会認定専門医。照射機器の保有数は国内トップレベルで、その人にベストな機器を提案。
日本形成外科学会認定専門医。ごく少量で、人に気づかれず効果を出す注入技術には特に多くのファンが。
エラはり
→適応する人のみ
ボトックス注射
「ボトックス注射でエラを縮めて小顔になりたい、という患者さんは非常に多いのですが、実際に適する顔立ちの人は10人に1~2人程度とごく少数。奥歯を噛みしめた時にエラ部分の咬筋が大きく盛り上がる人や、睡眠中の歯ぎしりがひどくて健康被害があるなど特別な事情がある人以外は、基本的にはボトックス注射は不要です」(寺島先生)
口角の下がり
→原因を見極めること。
手術は禁物
「下制筋がすごく発達しているならボトックス、下あごが引っ込んでいるならごく少量のフィラー注入など原因によって治療が変わり、見極めが難しいものの1つ。ただし、口角を切って縫う施術は傷跡が残るので、絶対におすすめできません」(寺島先生)
まぶたの下がり
→照射で引き締め。
ひどい場合は手術を
「筋肉の状態が悪い場合は手術適用。その手前ならレーザーやRF波、ハイフでの引き締めを」(石川先生)。「二重の線を切ると人工的な風貌になりますが、眉下切開なら自然。アートメイクとの組み合わせが人気」(寺島先生)
MAQUIA 5月号
撮影/三宮幹史〈TRIVAL〉 イラスト/熊野友紀子 構成・文/高見沢里子 摩文仁こずえ 企画/萩原有紀(MAQUIA)
※本記事掲載商品の価格は、税込み価格で表示しております。
※同じ治療でもクリニックによって呼び名や金額は異なる場合があるので、きちんと診断を受け、相談して選んでください。また施術の効果や痛みの感じ方、ダウンタイムには個人差があります。