「MAQUIA」8月号で好評連載中の『こじペディア』。ファッションやメイクもめまぐるしく変化する現代で、小嶋陽菜さんが“流行”について考えていることを聞きました。
今月のキーワード
Vogue
流行
情報化社会の今、めまぐるしく変化するファッションやメイク。その波に流されず、さらに自分らしさを貫きつつも鮮度の高い“ITな存在”でいるために意識していることとは?
作られた情報より
リアルな空気感を掴みたい
流行やトレンドは、時代の流れを知るっていう意味でとても大切。私の場合、自分に取り入れるかは別として、それも仕事の一部と考えています。
でもトレンドって、言った者勝ちみたいな感じがあるじゃないですか。トレンドカラーはどこかの協会が決めているらしいし。そういう人達に従う意味とは!?って私は考えちゃうから、あんまりそういう情報は重要視していないです。それよりSNSで知る、リアルな情報のほうが大切。
30歳にもなると何が自分に似合うのかって大体は分かってくる。この洋服の形はどう頑張っても無理だな、とかね。だけどメイクだけは別。絶妙な色の差で“今っぽさ”が表現されるから、最新のものを取り入れたほうが良いと思っています。少し前までは“この赤リップじゃなきゃ”みたいなこだわりがあったんだけど、今は季節ごとに変化を楽しむように。最新の色を纏うだけでトレンド顔になるから、とても手軽だし、そんな小さなアップデートがお洒落の差を生むんじゃないかな。
アプリで販売する洋服を作りました!
新しくローンチした私のアプリの中で、お洋服の販売をスタート。デザインした洋服を自分で着てイメージカットを撮影しました。
MAQUIA8月号
撮影/神戸健太郎 ヘア&メイク/Paku☆chan〈Three PEACE〉 スタイリスト/後藤仁子 モデル/小嶋陽菜(マキアモデル) 構成・文/火箱奈央(MAQUIA)
【MAQUIA8月号☆好評発売中】