公開日：2025.08.03

【秋山竜次さん】美肌のヒミツは「全身椿油」！心身のセルフメンテを語る〈インタビュー後編〉

「クリエイターズ・ファイル」で100人以上のキャラクターを生み出してきたロバートの秋山竜次さん。華やかなクリエイターを支えるものは？　後編ではキャラを完成させるヘアメイクや衣装、そして心と体をゆるく満たすセルフメンテナンスについて伺いました。

【ロバート秋山竜次さん】「メイクも着替えも仕上がったあとに名前を決めてます」クリエイターズ・ファイルの舞台裏を語る！〈インタビュー前編〉

肌ケアは椿油、一筋！
久石譲さんの音楽を聴けば、たいていのことは忘れられる

肌ケアは椿油、一筋！

——100人以上のクリエイターたちになりきるために、ヘアメイクや衣装もとても重要な要素を担っていますよね。

秋山さん：まさにその通りで、まずヘアメイクさんとスタイリストさんの予定をおさえてから撮影日を決めるようにしています。出来上がったら演じるのは自分ですけど、完成するまでは俺はただ座っているだけなんで、本当に頼りにしています。

——ヘアメイクさんにはどのようにイメージを伝えて、キャラクター像を作り上げていくんですか？

秋山さん：キャラクターの職業と、なんとなくの髪型などイメージを伝えます。その際にカツラがいるかどうかを決めますね。「地毛のほうがリアルでいいんじゃないか」ってアドバイスをくれることも。前髪の生え際だけは地毛にした方がよりイメージに近づくとか、あるんですよね。

コントだと、カツラを被って終わり、になってしまうことが多いんですが、ナイトプレイス「ドイド」ママの矢崎すず子みたいに、前髪を少し膨らませてもらうだけで、一気に昭和の雰囲気漂うスナックのママっぽくなるんですよね。

メイクもすごいでしょ？　肌を白く塗りすぎちゃっている感じとか。口紅もはみ出ちゃってるじゃんってくらい塗ると、よりイメージに近づいていく。写真や動画に撮る際は、何割か誇張したほうがうまくいきますね。

マキア　ロバート　秋山竜次　クリエイターズ・ファイル　ナイトプレイス「ドイド」ママ矢崎すず子

ナイトプレイス「ドイド」ママ矢崎すず子　Ⓒクリエイターズ・ファイル

——衣装はどうですか？

秋山さん：この10年でこちらの体重が結構増えたので、久しぶりに何年か前にやったキャラクターをやろうとすると服が入らないときがあるんですよ。そういったときはスタイリストさんが背中の部分をはさみで切ってくれて紐でつなぐ作業をしてくれるんです。まさにプロの技です。

——プロの技を集結させて「クリエイターズ・ファイル」を作り上げているんですね。秋山さん自身は、ヘアメイクする際の土台を整えるために、肌や髪のケアはされていらっしゃいますか？

秋山さん：シャンプーは風呂場にあるやつを勝手に使ってますね。でも、明らかに高級そうなものは、俺がこれを使ったらもったいないだろうから、気にせずバンバン使える大容量のものも用意してます。シャンプーで泡立てた残りの泡で、顔も一気に洗って完了です！

肌は、全身に椿油を塗るだけ。日サロに通っていて、小麦肌を少しでも長持ちさせたいから、乾燥させないようにそれだけ気をつけてます。乾燥すると色が落ちちゃうらしいので。

マキア　ロバート　秋山竜次　クリエイターズ・ファイル　インタビュー　ポートレート

久石譲さんの音楽を聴けば、たいていのことは忘れられる

——秋山さんは「クリエイターズ・ファイル」だけでなく、バラエティ番組やドラマなど、第一線でご活躍され続けています。多忙な中で、心身ともに健康でいられるために取り入れていることなどはありますか？

秋山さん：肉を食べることですね。カレーや餃子、ステーキなど肉ばっか食べてます。ステーキ食べると元気がでますよね。今でもワンポンド（約450g）はぺろっといっちゃいますね。

——お肉のほかに好きなものはありますか？

秋山さん：あんこ！「赤福」が好きで、名古屋で仕事をした際は必ず買って帰るんですが、品川に着く前に一人で食べ切っちゃう。「白い恋人」も好き。なんでお土産として人にあげなきゃいけないのって思ってるから、北海道の空港に着いたらまず「白い恋人」を買うんです。で、一人で食べる（笑）。

あとは、久石譲さんの音楽を聴くことかな。日サロで肌を焼きながら、「となりのトトロ」の音楽を聞くのが好きです。久石さんの音楽を聞いていれば、嫌なことがあってもたいていのことは忘れられます。

——トレーニングはしていらっしゃいますか？

秋山さん：いやいや、まったくしてません。ジム行くのも嫌だし、走るのも嫌。子どものときに水泳を習っていたから泳ぐのは好きですけど。肉とか、好きなものを食べてるときが一番幸せですね。