首・肩こり、だるさなどの原因は、毎日何時間も何気なくしている「立つ」「歩く」の動作が原因かも? そこで、専門家に今日から実践できる正しい姿勢とストレッチ法を教えてもらいました。
座りすぎ注意報発令!
「座る」「立つ」「歩く」を見直して不調改善
プロフェッショナルウォーキング協会代表理事。著書に『美人マインド きれいになる人の40の考え方』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)。
今日から実践! 基本の立ち方&歩き方
立つ
両脚を揃えて立つ。つま先を軽く開き、お腹に力を入れて凹ませながら肩の力を抜く。背筋を無理に伸ばすよりもお腹に力を入れる方が余計な力が抜けやすくなる。
歩く
歩幅が狭いほど姿勢が崩れやすいので、少なくとも足の間に靴ひとつ分位の歩幅を意識。上半身は固定したまま手足だけを振り子のように動かす。
一本線の上を歩くようにすると、シルエットがすっきりVラインに。スピードよりも姿勢重視で歩いてみて。
クセや疲れは持ち越さない 姿勢Resetストレッチ
重心のズレをリセット
1 まずは基本の立ち方の姿勢に
基本の立ち方の姿勢をとってから、かかとをつけてつま先を軽く開く。
2 ひざを外へ向け軽く腰を落とす
お腹に力を入れたまま両ひざをつま先の方向へ開いて、腰を軽く落とす。
3 両ひざをギュッとくっつける
2の姿勢をキープしたまま両ひざをつける。肩が上がらないように注意。
4 立ち上がりお尻を締め10秒キープ
ひざが離れないよう真上に立ち上がりお尻を締めて10秒。3回繰り返す。
上半身リセット
1 肋骨に手をあてて胸に空気を入れる
肋骨に両手をあてて、胸に空気を入れるように息を吸う。同時にお腹が凹むのを意識する。
2 息を吐き出しながらお腹を凹ませる
息を吐きながら、さらにお腹を凹ませていく。この時、肋骨が締まるのを感じられればOK。
3 姿勢をキープしつつ肩の力を抜く
2の状態を維持したまま方の力を抜いて呼吸しながら10秒キープ。1→3を3回繰り返す。
MAQUIA6月号
撮影/岩谷優一〈vale.〉(モデル) ヘア&メイク/後藤若菜〈ROI〉 スタイリスト/立石和代 モデル/佐藤さき(マキアビューティズ) 構成・文/国分美由紀 企画/村岡真知子(MAQUIA)