私らしい美ボディを手に入れたあの人に、“心地良い体”との向き合い方をインタビュー。今回は、トータルで15キロ減量したというりゅうちぇるさんを直撃!
他の誰かじゃない。なりたいのは、「理想の自分」
SELF LOVEから始める夏ボディの作り方
体作りは自分を好きになるためのもの
りゅうちぇる
@ryuzi33world929
「太っている自分も可愛くて満足だったけど、まだ皆さんにお見せしたことのない自分になってみたくて、去年ダイエットを決意。トータル15キロ減で、今、52〜54キロくらいです。前にジムに通ったことがあるけど、『運動してるから大丈夫』と過食になり僕には逆効果だったので、今回は、その日食べたものを夜ノートに書き込む、夕方以降は食べない。それだけ。いざ始めてみると、いかにたくさんのものを口にしているかに驚いて、単純に食べる量を意識するように。ダイエットに関する思い込みも、きちんと調べて裏を取る。例えば焼き肉に行ったら、ヘルシーそうな牛タンも実は太る、とかね。今は息子が寝たらビールを飲む日もあるし、大食いの日が続かないようにしながら、ゆるく継続中です。
ダイエットって貯金と似ていて、どこでゆるめて、どこで発散するのか。そのメリハリを生活に生かせるようになったのも、今回の経験のおかげかも。何よりこの情報をシェアしてみんなの“可愛い”のきっかけ作りに貢献できていると思うと、それがいちばん嬉しい。でもね、あなたがそのままでいいって思うならそれでいいの。痩せたほうがキレイだよって言いたいんじゃなくて、大事なのは、あなたがどういう人間として生きていきたいか。頑張りたい人は頑張ればいいし、そのままがいいという人もいる。色んな生き方があって素敵だし、みんな同じじゃ、あなただけの良さがなくなってしまう。息子にもこんなふうに自分を愛する姿を見せて、自分を愛せる大人になってほしいなと思っています」
僕に Yes! な3つのこと
1.とにかく継続!
「これが記録をつけている僕のノート。ポテチを食べてもいいけど、それを書くことはサボっちゃダメ。それができない時はどこかで『もう痩せなくていいや』って思っている時なので、一旦ダイエットは終了。今日だけはいっか! は絶対NO〜!」
2.鏡で笑顔チェック
「ダイエットがきついときも、体重を量ったあとに鏡を見ながら思いっきり口角を上げて、笑顔が大丈夫か確認。面白くなくても笑っていると救われるし、どんなに痩せてもげっそり貧相な顔になったんじゃ意味がないから。今も笑顔チェックは継続中」
3.最後にやっと痩せたお腹
「お腹をすっきりさせたくてダイエットを始めたのに、最後まで痩せなかったのがお腹。お腹痩せばっかりは根性が必要で、腹筋が割れてきたときはめちゃくちゃ嬉しかった。今も成長させたくて、毎日腹筋10回→30秒休憩を5セット」
「フランシラのオイルが好きで、右はむくみ用に。移動が多くて背中が張っているときは左のその名も『土管のおやじ』っていうローションがいい。香りにも癒やされるし、体を保湿すると、心も保湿される気がするんです」
りゅうちぇる●1995年9月29日生まれ、沖縄県出身。多数のバラエティー番組やCMなどに出演。文化人として、多様性についての発信が話題に。2016年ぺこさんと結婚。一児のパパに。
MAQUIA9月号
撮影/三宮幹史〈TRIVAL〉 ヘア&メイク/megu スタイリスト/曽我一平 取材・文/通山奈津子 構成/村岡真知子(MAQUIA)