常備しておけるだけでなく、美容&健康効果も高いことから最近改めて注目されているのが、日本の伝統食品「乾物」。そこで、人気料理家の長谷川あかりさんが乾物レシピを伝授。

ビタミンD豊富な干ししいたけが決め手。長谷川あかりさんの整う乾物レシピ

栄養も旨みもたっぷりで頼れる食材!
長谷川あかりさんの整う乾物レシピ

教えていただいたのは
長谷川あかりさん

料理家、管理栄養士

長谷川あかりさん

子役・タレントとして活動後、栄養学を学ぶ。SNSでのレシピ投稿で一躍大人気に。近著は『水曜日はおうちカレー』(大和書房)。
©︎YAMADA KOJI

出汁が染みたゴロゴロ具材に大満足
干ししいたけとうずらの卵、
豚バラのルーローハン風

豚バラのルーローハン風

 材料(2人分)
厚肉干ししいたけ…2個
水…300ml
豚バラブロック…200g
長ねぎ(白い部分のみ使用)…2本分
うずらの卵(水煮)…6個
A干ししいたけの戻し汁…150ml
 料理酒…50ml
 (清酒50ml+塩ひとつまみでも可)
 しょうゆ…大さじ3
 みりん…大さじ3
カレー粉…小さじ1/2
B片栗粉…大さじ1と1/2
 水…大さじ3
ごはん…2人分
たくあん…適量

 作り方 
1 干ししいたけは分量の水につけて1日おいておく。
2 豚バラブロックは1.5㎝角に切る。長ねぎは斜め切り、干ししいたけは軸を落として1㎝角に切る。Bは合わせておく。
3 長ねぎ、干ししいたけ、豚バラの順で鍋に入れ、Aを加え、強めの中火にかける。沸騰したら蓋をして中火で5分煮込む。一度蓋を開けてうずらの卵を加えて全体を混ぜ、再度蓋をして弱めの中火でさらに15分煮込む。
4 一度火を止めカレー粉を加えさっと混ぜる。Bを回し入れ、再度火をつけしっかり沸騰させる。
5 器に盛り付けたごはんに④をかけ、たくあんを添える。

ビタミンD豊富な干ししいたけが決め手の豚バラのルーローハン風。長谷川あかりさんの整う乾物レシピ_3

干ししいたけは1日水につけておくと旨みがたっぷり出るので、戻し汁も使用。具材に染み込みおいしく仕上がる。

 美Point 
抗炎症作用を持つビタミンDが豊富な干ししいたけ。出汁が具材に染み込み、深いコクが。カレー粉のスパイシーさが加わり、食欲増進効果も。

MAQUIA 11月号
料理・レシピ製作/長谷川あかり 撮影/佐々木美果 スタイリスト/来住昌美 取材・文/和田美穂 構成/髙橋里佳(MAQUIA)

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