数々のメディアでの活躍はもちろん、You Tubeチャンネル『HIRO BEAUTY CHANNEL』の登録者も50万人を超え、その人気はうなぎのぼり中。多方面から注目を集めるヘア&メイクアップアーティストの小田切ヒロさんがプロデュースする、熊野筆の洗練メイクアップブラシが限定発売。ヒロさんならではのこだわりと、知見がぎっしり詰まったプロダクトへの想いを伺いました。
ヘア&メイクアップアーティストとしての経験が凝縮された「SOYO」ブラシの特徴は?
ブランド名の由来は、「教養」×「知性」×「そうよ〜」
「教養とか知性とかをひっくるめた“素養”、と、私のキメ台詞でもある“そうよ〜”をかけて、『SOYO』にしました。メイクアップをすることによって、あなた“らしさ”がプラスに働くような、個性と知性を秘めていて欲しい。今まで生きてきた中で培った知性や教養をメイクアップで表現することが今後の人生にプラスになると思うので、そういった願いも込められています」(小田切さん、以下同)
メイクの基本の“き”を
フォローするためにもブラシは大事
「料理人でも建築家でも、プロフェッショナルのベースは道具だと思うんです。僕のテクニックを真似てもうまくできないっていうお悩みを読者やYou Tubeの視聴者さんからいただいくことが多いので、テクは追いつかなくてもまずは道具に頼ってみて欲しくて、今回の発売に至りました。あらゆるメイクアップのお悩みの半分くらいは基本の“き”がわかれば解消するの。そこをフォローするためにもブラシは大切なのよ〜」
イチオシは肌も人生も司るフェイスブラシ
「顔の中で最も面積の広い肌をいかに美しく見せるか、ということに今後の人生もかかっていると思うし、第一印象もカテゴライズされてしまいます。その印象を司るのは絶対的に肌。肌はメンタルや時代を写す鏡でもあるので、肌をいかに美しく仕立てるためには、フェイスブラシが絶対的に必要なんです。優秀な下地やファンデーションのあと、最後のひと手間のお粉によってクオリティはかわってくると思うので。最近パウダーを使わない方もいらっしゃるけど、パウダーを使うことによって顔の造形の美しさ、コントラストや質感まで変えることができるので、私はフェイスブラシが絶対に必要だと思います」
持ち方を変えれば細かい場所にもフィット
「まず、粉含みがとてもいい。そして、面で使うとしゃもじ型の斜め45度にカットされたブラシがお肌にしっかりフィットしてキメにムラなく寄り添うようにつきます。先細りになっているので、ブラシの角を使えばフェイスパウダーやブロジングパウダーを狙い通りの場所につけることも可能。ブラシの毛足を若干長めに設定しているので、根元部分を指でぐっと持つと、更にブラシの先端が細くなり、その角を使えばもっと細かいところ、例えば目の下や小鼻の脇なんかにもパウダーを入れ込むことができます。ブラシの持ち方を変えれば、1本だけであらゆる使い方ができるのもポイントです」
柔らかな毛質やまばらな毛先にもこだわりを凝縮
「しなりが柔らかいのにちゃんと元に戻るところにもこだわりました。毛が柔らかすぎるとふにゃっとなってしまうし、ハリがありすぎると痛かったり。まばらな毛先も重要なんです。密度が多すぎると粉が飛びすぎたり、ファーストタッチが強くなる。毛先が若干まばらなことによって粉がつきすぎを防げます。フェイスパウダーですべてを台無しにする方っているけど、それを軽減することができるわけです」
プロ並みの仕上がりを叶えるブラシ7本セット【限定発売】
柄の長さやブラシの色にも小田切ヒロスピリットが!
「ブラシの毛の色もこだわりなのよ〜。完全にブラックにしなかったのは、どんなフェイスパウダーをつけてもなじむようにしたかったから。ルックスもおしゃれでしょ〜? 基本的に私のメイクアップは、エフォートレスでありながらシックでスタイリッシュがモットー。メイクの前に目で見たものってメイクに影響されるものなんです。例えばドレッサーの状態とか。ごちゃごちゃしていると、メイクもごちゃごちゃになってしまうもの。そういった視覚効果もカバーするのが今回の私のブラシです。柄の長さは、長いほうがプロユース仕様で私は使いやすいけれど、ユーザーの方は持ち運びもされるだろうということで少しだけ短くしました。いろんなポーチのサンプルをみて、あらゆるポーチに入れやすいよねっていうサイズ感と、プロユースにもなるサイズ感です」
簡単に使えてプロ並みに仕上がる、テクニックレスなブラシ
「製作がすんなり進んだものもあったんですけど、最後のチークブラシにかなり時間がかかってしまい、発売も伸ばしたんです。チークブラシなしでもいいんじゃないってなったくらい。100本以上のブラシを試作しましたけど、使うときにテクニックが必要なブラシは採用しませんでした。今回のブラシはプロ仕様というより、一般の方用。だけど、プロの仕上がりになることを目指していたから、すべて個性をそいでいった。大粒ラメならこのブラシ、細かいものにはこういうブラシ、とか、それぞれのお化粧品に合ったブラシがある中で、どんなテクスチャー、どんな粒子のものを使ってもすべていい感じにつけられるっていうのを目指していたので。時間はかかったけど諦めなかったし、辛くもなかったですね。私はどちらかというとクエスチョンに対して白か黒しかないタイプなので、製作チームの方々が大変だったかも(笑)。 でも、私は理不尽なことは言わないので、体調は崩さずにいてくださったと思います(笑)」
開発期間1年以上をかけ、製作したサンプル総本数は100本以上。歴史ある筆の製造会社とタッグを組み、時代やスタイルが変わっても、あなたらしいメイクを実現できるツールを目指してこだわりを貫き通した究極のメイクブラシ7本セット。
SOYOメイクブラシ7本セット(フェイスブラシ、チークブラシ、スクリューブラシ、アイブロウブラシ、アイシャドウブラシ、ブレンディングブラシ、アイライナーブラシ)¥19800 限定発売
発売期間:11月16日 19時〜11月29日 23時59分まで
発売開始:11月16日 19時スタート
発売サイト:https://shop.soyoshop.jp/
※送料無料。単品販売はございません。専用サイトのみで販売いたします。再販予定は未定。お届け時期は2月下旬を予定。
限定発売なので気になる方は早めにチェックを!
※本記事掲載商品の価格は、税込み価格で表示しております。
撮影/向山裕信〈vale.〉 取材・文/通山奈津子 構成/中村千夏(MAQUIA ONLINE)
編集部
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最終更新日: