ヘアアレンジの中でも比較的簡単で、大人でもチャレンジしやすいポニーテール。手ぐしでさっとひとつ結びしたものから、くるりんぱやツイストでできるお洒落なポニーテールまでまとめました。
- たった5分で完成! ざっくり手ぐし風が可愛い大人ポニーテール
- 低め・後れ毛・エアリー感が三原則!大人のポニーテール
- 簡単なのに垢抜ける!ひとつ結びアレンジで若見え&横顔美人に
- ひとつ結びをおしゃれに極める、オトナ女子の簡単こなれポニーテール
- ツイストとくるりんぱで簡単!シンプル可愛い低め2段ポニーテール
- くるりんぱ×ねじりがカギ! 毛量が少ない人にもおすすめの進化形ポニーテール
- アンニュイ抜け感のあるおくれ毛たっぷりのリラックスポニー
- シンプルアレンジの救世主、モチーフ付きヘアゴムでおしゃれ感アップ
- 忙しい朝でも簡単! 首まわりすっきり&可愛い、ミディアムヘアの軽涼アレンジ
- 肌コンシャスな服に似合う、女っぽ&カジュアルなお出かけポニーテール
- 横から見てもおしゃれ感が漂う秘訣は“えり足”の髪にアリ
たった5分で完成! ざっくり手ぐし風が可愛い大人ポニーテール
「忙しくて、最近サッと髪をひとつにまとめるだけ...」という人におすすめしたい、簡単&おしゃれな大人ポニーテール。ポイントはざっくりとした手ぐし風の質感を活かすことと、顔まわりの髪を適度に残すこと。さらに結ぶ高さを耳上辺りに設定して、大人カジュアルな雰囲気に仕上げます。手早くできてどんなコーデにもフィットするから、オンでもオフでも活躍するはず。
HOW TO
①顔まわりの髪を残して全体を手ぐしでひとつにまとめ、耳上辺りの高さでゴムで結ぶ。
➁①の毛束から髪をひと束取り、結び目に巻きつけてピンで固定。
③鏡を見ながら表面の髪を引き出して、ざっくりとした手ぐし風の毛流れを強調。
④25㎜アイロンを使い、顔まわりの髪を巻いて華やかさをプラス。
⑤セミドライな質感のヘアワックスを手にのばし、前髪と顔まわりになじませる。
よりふんわりとした仕上がりを作るために、ストレートヘアの人は初めにアイロンで髪を巻くのがおすすめ。25㎜アイロンを使い、根元からランダムに巻いてクセ毛風の質感を作って。特にトップは毛束を細かく取って巻くと、ざっくりとした質感が楽しめます。パーマヘアやクセ毛の人は、トップの髪が割れないよう、アレンジ前は毛束を持ち上げて左右に振りながら乾かすとgood。頑張り感がないのにこなれムードを放つアレンジが、大人にちょうどいい。
低め・後れ毛・エアリー感が三原則!大人のポニーテール
透け感のある後れ毛と、盛りすぎないエアリー感で、今までのポニーテールとはひと味違う、大人のポニーアレンジを楽しんで。
HOW TO
①ミルクなど軽めの整髪料で整えたら、耳横の毛束を少量残して耳下の低い位置で束ねる。
➁束ねた髪の下半分を左右に引っ張る。このひと手間で結び目が首に沿いおしゃれシルエットに。
③髪をひと束取り、結び目を隠すように巻きつけ、ピンで押さえる。ピンは上から下へさして。
④結び目から髪を引き出し、後頭部にボリュームをプラス。トップではなく、耳下をたるませる。
簡単なのに垢抜ける!ひとつ結びアレンジで若見え&横顔美人に
不器用さんでも大丈夫! 簡単におしゃれ映えするヘアアレンジ術をご紹介します。いつものひとつ結びは、細めのツイスト&低めの位置でアレンジするのが若見えのポイント。首筋にキュッと沿わせたひと束に、サイドからツイストさせた細い束を加えるだけで、顔の形まで美人に見せられます。
HOW TO
①32mmのアイロンで根元からラフに巻きを仕込む。サイドを残し、バックの髪は首筋に沿わせて低めの位置で束ねて結び、ローテールに。
➁サイドの髪は、それぞれを2つに分けツイストさせてロープ状に編む。左右でツイストさせる方向を変えるのがコツ。
③編んだ毛束はところどころ引き出し、ゴムで結ぶ。それぞれの毛束をテールの根元を隠すように巻きつけピンで固定して完成。
ひとつ結びをおしゃれに極める、オトナ女子の簡単こなれポニーテール
ベーススタイルは鎖骨くらいの長さがあればOK。顔まわりに後れ毛風のレイヤーを入れて、こなれ感と小顔効果を手に入れて。カラーは8トーンのショコラブラウンに9トーンのハイライトをプラス。ハイライトは表面や顔まわりだけでなく、襟足にも細かく入れると、アレンジした時にチラリと見えて可愛い♡ よりカジュアル感を出したい日は、ひとつ結びにしている毛先をおだんごにするのがおすすめ。顔まわりに加えて襟足にも後れ毛を多めに出し、アイロンでS字カールをつけると、ウワテな印象に仕上がります。
HOW TO
①26㎜のヘアアイロンを使い、全体を根元からリバース&フォワード方向へランダムに巻きます。結んだ時に立体感を出すため、表面の髪はとくにしっかり巻くのがコツ。
➁のびのいいヘアバームとオイルを1:1で混ぜ、髪全体にもみ込みます。よくなじんだらバックに髪を集め、トップにしっかりと高さを出してから、耳の高さを目安にしてゴムで結びます。
③➁からゴムを隠せるくらいの髪を取り、結び目に巻きつけてピンでとめます。
④顔まわりの後れ毛をアイロンで巻きます。この時、毛先を外ハネにすると今っぽい仕上がりに。前髪はセンターパートにして、軽くカールをつけてみて。
⑤バランスを見ながらトップと顔まわりの毛束を引き出し、ラフ感をプラスしてできあがり。
ツイストとくるりんぱで簡単!シンプル可愛い低め2段ポニーテール
ゆるやかな質感とスッキリ感を両方取りできる、大人おしゃれなクイックアレンジ。髪を2段階に分けて結ぶから崩れにくく、アクセなしでも高見えするのが嬉しい♡ 首もとが詰まった服やマフラーとも相性がよく、知的でヘルシーな印象が楽しめます。オフィスはもちろん、デートやお食事会、結婚式のお呼ばれなど、幅広いシーンで活躍してくれそう。
HOW TO
①25㎜のヘアアイロンを使い、全体をリバース&フォワード方向へランダムに巻きます。その後よくほぐしてラフな質感を作ります。
➁髪を上下に分けます。上部分の髪を左右2つに分けて、両サイドから軽くねじり、ハーフアップ風に結びます。
③➁の毛束を「くるりんぱ」し、下の毛束と合わせてひとつに結びます。ゴムが見えないように毛束を巻きつけ、結び目の下にピンで留めるとおしゃれ度UP!
④顔まわりの後れ毛にワックスをつけて束感をプラスします。最後にトップやサイドの毛束を引き出し、アレンジ全体にゆるさを与えてできあがり。
くるりんぱ×ねじりがカギ! 毛量が少ない人にもおすすめの進化形ポニーテール
トップの髪を引き出す量がわからない、バランスが難しいと感じている人も「くるりんぱ」を加えることで簡単にボリュームが出せます。また、サイドの髪をねじれば、立体感が出てさみしい印象にもなりません。適度なボリュームが出るので、毛量が少ない人にもおすすめのスタイルです。
HOW TO
①32mmのヘアアイロンで髪全体をMIX巻きにする。サイドの髪は残して、後頭部の髪をハーフアップに結んでくるりんぱ。トップの髪を少しずつ引き出し、ほどよくボリュームを出しておく。
➁サイドの髪は残したまま、髪を後ろでひとつにまとめて①で結んだ位置で結ぶ。えり足におくれ毛は出さず、すっきりとまとめて。
③サイドの髪をそれぞれねじり、ひとつに結んだ毛束の上で交差させる。そのまま結び目の下にもっていき、ねじった2本の毛束を合わせて結ぶ。最後に➁で結んだ毛束となじませて整える。
アンニュイ抜け感のあるおくれ毛たっぷりのリラックスポニー
パパッとまとめた風のラフさがこなれたムードのポニーテールは、たっぷりのおくれ毛がポイント。作り込みすぎない抜け感と、アンニュイなムードの漂う色気を演出し、男女から一目置かれる大人可愛いポニーにブラッシュアップしてくれます。
HOW TO
①まず全体の毛先をアイロンでワンカール内巻きにしたあと、髪の表面のみ、大きめの波ウェーブをON。
②手ぐしでラフに髪を集めて、ゴムで結ぶ。結び目が鼻と耳の延長になるくらいのミドルラインの位置に髪を集めるのがポイント。
③前髪は両サイドの毛を残し、中央をねじってピンでとめ、ポンパ風に。
④こめかみ、もみあげ、耳後ろ、えり足からバランスを見て毛束を引き出し、おくれ毛を作ります。最後にトップの毛束を引き出し、ふんわりボリュームを出して。
シンプルアレンジの救世主、モチーフ付きヘアゴムでおしゃれ感アップ
忙しい朝、ヘアアレンジをしたいけれど凝ったアレンジは手間がかかって面倒という人は、飾りの付いたゴムを使うのがおすすめ。ひとつ結びも地味にならず、即おしゃれに決まります。お手ごろ価格で手に入るものも多いので、ファッションに合わせていくつか持っていると便利。
HOW TO
①32mmのアイロンで全体をランダムに巻いておく。シアバターを全体にもみ込んだら、手ぐしで髪を集め、耳上部とあご先を結んだ延長線上で細めのゴムでひとつに結ぶ。
➁結び目を持ち、トップの毛束を少量ずつ前方に引き出すようにゆるめる。サイドの髪も耳が半分くらい隠れるようにゆるめる。
③ヘアゴムの飾りを中央に固定してから、ゴムで結ぶ。飾り付きゴムのみではゆるんでくずれやすいので、あらかじめ細めのゴムで結んでおくことがポイント。
忙しい朝でも簡単! 首まわりすっきり&可愛い、ミディアムヘアの軽涼アレンジ
朝の身支度に時間をかけたくない日におすすめの涼しげアレンジをご紹介。ひとつに結ぶだけの簡単アレンジですが、おしゃれに見せるテクニックは必見。ウェーブをつけることで今っぽい質感になるだけでなく、髪を引き出しやすくなります。顔まわりにおくれ毛を残し、可愛く小顔に見せるのがポイント。無造作な質感を目指して!
HOW TO
①26mmのヘアアイロンで髪全体を根元から細かくMIX巻きにし、シアバターをもみ込む。こめかみあたりで、髪を上下2段に分けてそれぞれ後ろで結ぶ。
➁トップから毛束を引き出して凸凹を作る。表面だけでなく内側からも毛束を引き出すのがポイント。2束に分けて結んでいるので、髪を引き出しても崩れにくくなる。
③2段目(下)に結んだ毛束から少量の毛束を取り分け、ゴムを隠すように巻きつけ2束を合わせる。毛先はピンで留める。前髪をかき上げて整えれば完成。
肌コンシャスな服に似合う、女っぽ&カジュアルなお出かけポニーテール
ベースの髪は鎖骨丈くらいのレングスがあればOK。レイヤーが入っていると、より動きを出しやすくなります。髪は柔らかめのほうが作りやすいので、硬毛の人は巻く&ほぐすプロセスをお忘れなく。おしゃれ見えのポイントは、結ぶ位置を耳ラインにすることと、顔まわりの毛束を巻きすぎないこと。首筋や背中をスッキリと出しつつ、ゆるめの後れ毛で透け感とニュアンスを与えるのがこなれ感の秘訣です。デートやお出かけの時は、ヘアコームでアクセントをつけても素敵。
HOW TO
①25㎜のヘアアイロンを使い、全体をリバース&フォワード方向へランダムに巻きます。巻きすぎると古っぽく見えるので、軽めに巻いてほぐします。
➁バックに髪を集め、耳の高さを目安にしてゴムで結びます。
③➁からゴムを隠せるくらいの髪を取り、ねじりながら毛束をループ状に引き出して、ゴムを隠すように根元に巻きつけます。この時、毛束をずらして二重に見えるようにするとおしゃれ。
④後頭部の髪を引き出してゆるさを出し、顔まわりの毛束をバランスよく引き出してできあがり。
横から見てもおしゃれ感が漂う秘訣は“えり足”の髪にアリ
毛束をねじって結んだようなフォルムが“さり気ないのにおしゃれ”に見えるポイント。えり足の髪を少しだけ残し、あとからひとつ結びの毛束に入れ込むことでねじれたように見えるのです。髪表面だけを強めに巻くことで、外国人のようなクセ毛っぽい質感になります。
HOW TO
①26mmのヘアアイロンでMIX巻きにする。髪表面は強めに巻いておくのがポイント。シアバターを髪全体にもみ込み、手ぐしで髪をひとつにまとめ、左右のえり足(みつえり部分)の髪を少量残して結ぶ。トップから後頭部の毛束を細かく引き出して崩す。
➁残しておいたえり足の髪を①で結んだ毛束の上で合わせて結ぶ。目立たないよう小さなゴムを使って。
③結んだえり足の毛束は、①で結んだゴムの上に入れ込んで毛先を下から引き出す。ゴムに毛先を巻きつけて小さなピンで留める。ひとつに結んだ毛束を散らし、くしゃっとした質感に整える。